ザザー……ザザザザ…
情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスそれがわたし。
――ブチッ
朝か。眠たい目をこすりながらベットからおりる。
洗面所へ行き顔を洗う。ふと思う。
―夢に出てきた女性、見覚えがある。
俺はあの人を知っている?あの人は俺を知っている?
待て、俺は誰だ。誰だ俺は。
「ヒルハくん、学校遅れちゃいますよ。」
そっか、俺はヒルハか。ただこのあだ名は嫌だな。
――ハルヒのカケラ プロローグ
ヒルハ(キョン)「悪い、ちょと寝坊してな」
ミクル「ふふ、ヒルハくんらしいですね。」
ユキ「ユニーク」
イツキ「では、行きましょうか。
こいつらは俺の友達。一緒に学校へ行き一緒に帰る
休みの日はみんなで遊ぶ。
イツキ「いやー、あなたが来てくれて実はほっとしたことがあるんですよ。」
俺は、最近こいつらと会った。いきさつは自分でも覚えていない。
早い話、俺には記憶がしっかりしていない。
イツキ「さすがに、女性3人を僕が相手するのは周りが怖くて」
待て、女性3人?あと一人は誰だ。
ミクル「ハルヒちゃんって子がいたんだけど・・・」
ユキ「インフルエンザになった。学校に来ていない」
―ドックン―ドックン
ザザザ…ザザー……ハルヒ……
次の瞬間俺は意識を失った。