シモン試薬

覚せい剤であるアンフェタミン(1級アミン)、メタンフェタミン(2級アミン)は、ともに塩基性化合物であり、主として未変化体として尿中に排泄される。シモン(Simon)反応とは「シモン試薬が脂肪族第二級アミンと反応し、青〜紫色に呈色する反応」である。よってシモン(Simon)反応に陽性であるのは、メタンフェタミンである。


<国家試験の過去問より>
(1)日本で乱用されている覚せい剤は主としてメタンフェタミンである。(○)
(2)シモン(Simon)反応はメタンフェタミンよりアンフェタミンに特異性が高い。(×)
(3)シモン(Simon)反応による試験は、主として尿を用いて行う。(○)

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最終更新:2011年08月08日 00:13