がん疼痛治療

がん疼痛治療においてはWHOの三段階ラダー方式が原則となる。

(1)Nsaidsを中心とした非オピオイド薬を中心に使用。(ジクロフェナク、ロキソプロフェン等)

↓効果が十分でないとき
(2)軽度から中等度の痛みに対して、(1)に加え、弱オピオイド鎮痛薬を使用。(コデイン、オキシコドン等)

↓効果が十分でないとき
(3)中等度から高度の痛みに対して、強オピオイド鎮痛薬を使用。(モルヒネ、フェンタニル、オキシコドン等)

?がん性疼痛の患者の治療にモルヒネを使用してもモルヒネ依存症になる患者はまれである。
?がん性疼痛の患者の治療に鎮痛補助薬としてカルママゼピンやアミトリプチリンが用いられる。
?モルヒネ塩酸塩水和物は悪心や嘔吐を起こすことがある。この作用はドンペリドンなどのドパミン受容体遮断作用を有する薬物で抑制される。

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最終更新:2011年08月08日 00:00