++おばけの3人娘2++

むう♪ 「姉ちゃん!起きて!起きてよ!」
まりさ♪ 「・・・・・・・・・zzzz・・・・・・・・・」
むう♪ 「もう。起きろーーーー!!!」
まりさ♪ 「・・・お願い・・・寝かせて・・・」
むう♪ 「もう夜だよ。とっくに、お日様沈ンだよ!」
まりさ♪ 「・・・むにゅう・・・・」(ボリボリ)
むう♪ (・・・ったく。どこ掻いてんだよ・・・)
まりさ♪ 「・・・・zzzz・・・・」
むう♪ 「寝るなーーー!!!!」
まりさ♪ 「お願い。今日は見逃して。ほれ。これあげるから・・・・。」
むう♪ 「毛なんかいるかー!!」
まりさ♪ 「・・・・zzzz・・・・」
むう♪ 「ねえ。起きてよ。3人娘に会いに行くンだろ?」
まりさ♪ 「・・・これ、お守りになるンだよ・・・ムニャムニャ・・・。」
むう♪ (・・・あ。起きた・・・)
まりさ♪ (・・・ゴソゴソ・・・)
むう♪ 「何探してるンだよ?」
まりさ♪ 「あった。お守り袋・・・はい。これ。お守り袋に入れといたから。持ってケ・・・。」
むう♪ 「だから、いらないって・・・。」
まりさ♪ 「ということで、あたしは寝る。おやすみぃ~♪」
むう♪ 「約束したじゃン!3人娘に会いに行くって!」
まりさ♪ (・・・・・・zzzz・・・・・・)
むう♪ 「もう!知らないよ!ボクひとりで行くからね!」

むう♪ 「ったく。姉ちゃんには、ほとほと愛想を尽かしたよ。で、どこに行こうかな・・・。」

むう♪ (・・・あ。あれは、3人娘ユキメノコゆきこ♪だ。ゆきこ♪に聞いてみよう。」

むう♪ 「おーい!ゆきちゃん!」
ゆきこ♪ユキメノコ) 「あ!むう♪やんか!久しぶりやん。」
むう♪ (・・・そうだった。この子バリバリ関西弁だった・・・)
ゆきこ♪ 「儲かりまっか?」
むう♪ 「ちょっと・・・。いくら関西の子でも、普通、儲かりまっか?って言う女の子はいないでしょ・・・。」
ゆきこ♪ 「今のは読者サービスや。関西弁の女の子が登場したら、大体しゃべるセリフって期待してはるやん。読者さんって。」
むう♪ 「いや。期待してないって・・・。」
ゆきこ♪ 「あんな。聞いて。聞いて。うち最近思うんやけど、最近のテレビって間違うた関西弁放送してる思わへん?普通うちら、あんなしゃべり方せえへんやんか。関西の人間って誤解されてるんとちゃう?普段から漫才してるんちゃうかって。どないやねん!!」
むう♪ 「どないやねんって・・・。」
ゆきこ♪ 「今のも読者サービスや。うちサービス精神旺盛やねん。」
むう♪ 「サービス精神旺盛だったら、まずボクが言いたいこと言わせてよ・・・。」
ゆきこ♪ 「なんやねん。」
むう♪ 「なんやねんって言われるとまた言い出しにくいな・・・。」
ゆきこ♪ 「今のセリフもサービスやから、気にせんといて。」
むう♪ 「もう調子狂うな!あのね。Trick or Treatって知ってる?」
ゆきこ♪ 「知らん。」
むう♪ 「そ。ありがとう。じゃあ。バイバイ。」
ゆきこ♪ 「あかん。あかん。やっと、うち出番回ってきたのに。まだ離さへんで。」
むう♪ (・・・ちぇっ・・・)
ゆきこ♪ 「うち、そのトリック何とかっていうのん、一緒に探したげてもええよ。」
むう♪ 「う~ん。どうしようかな・・・。」
ゆきこ♪ 「あれ?むう♪首からお守りぶら下げてるん?めちゃ可愛いやん♪」
むう♪ 「これは、姉ちゃんが無理矢理・・・。」
ゆきこ♪ 「中、何かの神様の御札が入ってるん?」
むう♪ 「いや。あの。その・・・。」
ゆきこ♪ 「どないしたん?急に赤なって。真赤っかやん。」
むう♪ 「あ!そうだ。このお守りゆきちゃんに上げるよ。」
ゆきこ♪ 「あかん。あかん。そんなん人にあげたら御利益なくなってまうよ。むう♪が持っとき。」
むう♪ 「そうかな・・・。あ!そうだ、3人娘のことだけど。」
ゆきこ♪ 「3人娘って、うちとジュペッタトモヨ♪ちゃんとヤミラミエミリ♪ちゃんのこと?」
むう♪ 「そうなンだ。ゆきちゃん以外の子の話も聞きたいし・・・。」
ゆきこ♪ 「うちは、むう♪と一緒に行きたいんやけど・・・。でも、ええよ。むう♪が選んで。」
むう♪ 「ええっと。じゃあ、どうしようかな・・・。」

1 ゆきこ♪と一緒に行ってみる。 → おばけの3人娘3
2 トモヨ♪を探してみる。 → おばけの3人娘4
3 エミリ♪を探してみる。 → おばけの3人娘5

(2009.9.14)

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最終更新:2009年09月15日 20:48