アットウィキロゴ

library-000-0001(人の境界)

 2060年、インターネットが世界を制御する時代。
 人は一社の企業に自分の身を預けていた。自分の誕生から死去までの時間を預けるその企業は、もはや自分そのものだった。
世界の99%の人が自分の一生をインターネットの海に、保管している。自分の存在を未来まで残せる。自分の見た情報をすべて保存できる。

しかしその先に何が残るのかは誰にもわからない。

そもそもは、2030年に開発された人間の脳をデータとして読みだす技術だった。最初は、裁判の証拠などとして使われていたが、ある時から
自らの思考や考えをネット上に公開する人々が現れた。.hsという拡張子の付いた人間の思考が全世界に公開されていった。人は、自分と他人の境界線を
失った。
最終更新:2010年05月05日 18:58
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。