PHASE2世界が終わる時
ルゥの言葉に訳が分からずにいると、突然ビームが飛んできた。
レイはルゥの警告とほぼ同じタイミングで動いた為にかわしたが、インパルスはビームを避けたところで攻撃を受け、左足を失う。
「うあぁ!」
くそっ、どこから!どこにいるんだ!?
シンは必死に敵の姿を追うが、ビームが飛び交うばかりで敵機を補足することが出来ず、次第に追い込まれていた。そうなってようやくシンは敵の正体を知ることが出来た。
MA!?
赤紫と青紫に塗られた二機のMA。敵機はどうやらあれだけのようだが、まるで何機もの攻撃を受けている状況をシンは悟った。ドラグーンシステムだ。元々あの武器は連合のMAに搭載されていた物をザフトがより強力にした物だ。本家がいても不思議ではないだろう。
だが、認識した頃に撃墜されるビームは実弾と違い非常に質が悪い。追い込まれる一方のシンであったが、レイの白いザクファントムがシールドでビームを遮った。
「レイ!」
〈何をしている!ぼーっとしていたら、ただの的だ!!〉
レイが叱責している間にルゥのザクは青いMAと撃ち合っており、今も敵のミサイルをビーム突撃銃で撃ち落とした。
ネオ『この敵は普通とは違う!』
ネオにはそう言っているように聞こえた。敵機の通信が漏れた訳ではない。まるで全身でそれを聞き取るような感じがした。
なんだ、これは?
この感覚はあの白いザクから感じる物だ。一体何者だ?あれのパイロットは……
エリスは茶色のザクファントムから奇妙な気配を感じた。この感覚をエリスは知っていた。
なんなの?コイツから出てくる物は…あの子達と似ている?
茶色のザクはガンバレルの一つを落とし、こちらを狙ってくる。
「くっ!」
エリスは敵のビームをかわし、再びミサイルを撃つ。
コイツと白いザクはあのGのパイロットやスティング達以上の腕だ。しかし、やられる気はない!
インパルスと二機のザクを追って出港したミネルバのブリッジで状況の把握が行われていた。
タリア「索敵急いで!インパルス、ザクの位置は?」
タリアの問いに重ねてバート・ハイムが緊張を含んだ声で伝える。
バート「インディゴ58、マーク66ブラボーに不明艦1!距離、150!!」
アーサー「それが母艦か?」
タリア「緒源をデータベースに登録!以降、対象をボギーワンとする!」
ボギーワン、不明を意味する最初の敵という意味で付けられたコードネームだ。続けてメイリンが先程のタリアの問いにやや震えた声で答える。
メイリン「同157、アルファにインパルスとザク!交戦中の模様です!」
タリアが「呼び出せる?」と問うが、メイリンが「駄目です!」と返す。
メイリン「電波妨害激しく、通信不能!」
タリア「敵の数は!?」
メイリン「二機です!でもこれは、MAです!」
MA?あの三人の力量と機体の性能を持ってしても落とせないとなると機体もパイロットも相当な物なのだろう。タリアは矢継ぎ早に命令を飛ばす。
タリア「ボギーワンを撃つ!ブリッジ遮蔽、進路インディゴ・デルタ!加速20%!信号弾及びアンチビーム爆雷発射用意!」
彼らのいるブリッジがCICの存在する下部ブリッジに移動する。タリアはまだメイリンの後ろに立つアーサーに檄を飛ばす。
タリア「アーサー!何をしているの!」
タリアに叱責されて自分のすべき事を思い出したアーサーが「はい!」と答えて指揮官席に移動し、火器の起動を命令する。
ネオは白いザクと新型を相手にしていたところ、センサーが戦艦の接近を知らせる。
ネオ「艦?」
ナスカ級やローラシア級とは明らかに違う、ある戦艦と類似箇所のある戦艦がガーティ・ルーに接近している。
例の新型艦か?
ネオが一瞬戦艦に気を取られた隙をついて白いザクはガンバレルを二つ落とす。
スティング達は既に戻っている。そろそろ潮時のようだ。ネオは茶色のザクと交戦中のエリスのエグザスを呼ぶ。
「欲張りすぎは元も子もなくすか…中佐、帰投する!」
〈は!〉
彼らが帰還する間に新型艦はガーティ・ルーにミサイルを撃つ。イーゲルシュテルンがミサイルを落とすが、主砲と副砲が船体を掠める。
エリス機が左舷カタパルトに突っ込み、ネオも右舷カタパルトに突っ込む形で着艦する。
リー〈エグザス着艦!!〉
ネオ「撤収するぞ!リー!」
ブリッジのリーが〈了解!〉と答えガーティ・ルーはアーモリーワンに背を向け、撤収に移る。攻撃を受けている間にもネオはエリスを伴ってブリッジに入る。
「ごめんなさい、遊びすぎたようだわ。」
エリスが一応の謝罪をリーに入れ、オペレーターの報告を聞く。
「敵艦、尚も接近!」
「ブルーゼロ!距離120!」
最初に確認した時は離れていたが、今はこちらとの距離がかなり縮んでいる。
「かなりの高速艦のようね…どうします?」
指示を仰ぐエリスにネオはしばし黙り込む。直後、強い震動がブリッジを襲いクルーも悲鳴を上げる。
「両舷の推進剤予備タンクを分離後爆破!アームごとで良い!鼻っ面に喰らわせてやれ!」
リーが唖然とした表情で見守る中、仮面の男は次々と指示を飛ばす。
「同時に上げ舵35!取り舵10!機関最大!!」
なるほど……船体の一部を使うなんて。私ならそんな事しないわ…
エリスはネオの破天荒な命令を理解しながら上官の大胆さに感服した。同時に軽薄に見えるこの男の柔軟性とも取れる側面をエリスはある人物と被せていた。
インパルスとザクを回収し、ボギーワンを追うミネルバは確実に距離を縮めていた。発進前に帰投したアリスも今はカインと共にブリッジに上がり、戦況を見ていた。母艦は相当足が速いようだが、速度ではこちらの方が勝っている。このまま一気に沈められると思った。すると、ボギーワンが何かを切り離した。
バート「ボギーワン、船体の一部を分離!」
報告をしたバートも突然敵艦が見せた動きに戸惑っていた。
身軽になって一気に振り切るつ?でも……まさか!
デュランダルも後ろで乗り出し、何かに気付いた。
タリア「撃ち方待て!面舵10!機関最大!」
タリアの命令を受けたマリク・ヤードバーズが舵を切るが、間に合わず、船体の一部は艦首に激突して爆発し、凄まじい振動が起こる。
メイリン「きゃあああ!!」
メイリンの甲高い声が響く。カインは咄嗟にイスに捕まるが、アリスは衝撃で後ろの壁に叩きつけられてしまう。
振動が収まった後、タリアがバートに尋ねる。
タリア「バート、敵艦の位置は!?」
バート「待って下さい!まだ!」
バートが確認している中、アーサーは艦内に被害状況の確認を取っている。
タリア「CIWS起動!アンチビーム爆雷発射!次は撃ってくるわよ!」
バート「見つけました!レッド8チャーリー、距離500!」
バートの報告を聞いたアーサーが戸惑いながら「逃げた?」と呟き、タリアは賞賛を口にする。
タリア「やってくれるわ。こんな手で逃げようなんて。」
恐らく今衝突したのは艦の推進剤の予備タンクだろう。推進剤がたっぷり入ったタンクは確かに引火すれば凄まじい武器になる。しかもそれを即席の機雷として逃げるとは……一体指揮官はどんな人間なのだ?
しかし、そんなことよりあれを強奪した部隊は何者なのだ?ただの海賊にしては手際の良い組織的な作戦だ。やはり地球軍か?そしてこの件をきっかけに世界が動く。タリアはそんな気がしたが、ブリッジに入ってきた通信の内容はそんな懸念を一気に吹き飛ばしてしまう。
タリア「ブリッジ遮蔽解除!」
メイリン「コンディションイエローに移行。」
タリア「議長も少し艦長室でお休み下さい。ミネルバも足自慢でありますが、敵もかなりの高速艦です。すぐにどうということはないでしょう。レイ、御案内して。」
レイ「はいっ!」
ルナマリア〈艦長。〉
ルナマリアだ。少女はきびきびとした調子で話を進める。
ルナマリア〈戦闘中と言うこともありご報告が遅れましたが、本艦発進前にザク二機に登場していた4名の民間人を発見。これを拘束したところ、三名はオーブ連合首長国代表カガリ・ユラ・アスハとその随員と大河教授の長男の魁とその妹と名乗り、デュランダル議長への面会を希望しております。〉
オーブの姫?ただでさえこの艦にはプラントの議長が乗っているというのに、セレブが二人とは!初陣から飛んだ騒動だ。
追撃に失敗したミネルバは暫くの間カガリとデュランダルの両方を乗せる事となったが、どういう訳かデュランダルは艦内を案内すると言い出した。レイはアスランとカガリ、魁を案内するが、デュランダルの意図を疑った。
デュランダル「本当にお詫びの言葉もない。姫までこのような事態に巻き込んでしまうとは。ですがどうか御理解いただきたい。」
カガリ「あの部隊についてはまだ全く何も解っていないのか?」
デュランダル「ええまぁ、そうですね。艦(ふね)などにもはっきりと何かを示すようなものは何も。しかし、だからこそ我々は一刻も早く、この事態を収拾しなくてはならないのです。取り返しのつかないことになる前に。」
カガリ「ああ、解ってる。それは当然だ、議長。今は何であれ世界を刺激するようなことはあってはならないんだ。絶対に。」
デュランダル「ありがとうございます。姫ならばそう仰って下さると信じておりました。」
カガリ「…」
デュランダル「よろしければ、まだ時間のあるうちに少し艦内を御覧になって下さい。」
カガリ「議長…」
デュランダル「一時的とは言え、いわば命をお預けいただくことになるのです。それが盟友としての我が国の相応の誠意かと。」
シン「オーブのアスハ!?」
2人を部屋へ送り届け、インパルスの整備をしていたシンだったが、ふとルナマリアに、アーモリーワンで自分を助けてくれたザクのパイロットが誰か尋ねた所、それがオーブの代表の名前が出てきて彼は驚いた。
――オーブのアスハ……彼にとっては、特別な意味を持つ名前だった。その名の所為で、自分は家族を失った。そう彼は思っている。
ルナマリア「うん、私もビックリした。こんな所で大戦の英雄に会うとはね。でも何? あのザクがどうかした
の?」
シン「ああいや…ミネルバ配備の機体じゃないから誰が乗ってたのかなって」
間違ってもアスハに助けられたなどとは言えないシンは、咄嗟に嘘をついた。
ルナマリア「操縦してたのは護衛の人みたいよ。アレックスって言ってたけど……でも、アスランかも」
目を輝かせて、そう小声で言うルナマリア。その名前に、シンは驚いて目を見開いた。
シン「え?」
ルナマリア「代表がそう呼んだのよ、咄嗟に。その人のことをアスランって………アスラン・ザラ、今はオーブに居るらしいって噂でしょ?」
シン「アスラン……ザラ……」
かつてのプラント最高評議会議長であるパトリック・ザラの息子にして、大戦時にはネビュラ勲 章を授与され、特務隊FAITHに任命された超が付くほどのエリートの名前だった。
ルナマリア「アスラン・ザラか~……何か両英雄が、この艦に乗ってると思うと興奮しちゃうわね」 楽観的なルナマリアに対し、シンは、そうは思えなかった。アスランの事も気になるが、それよ りも魁の方が気になっていた。傍目からは、穏やかな青年にしか見えなかったが、彼に見つ められた時、何だか心の奥底まで見透かされたような感じがした。 温かさの中に、氷よりも冷たい感情がある……そんな瞳をしていた。シンの頭の中には未だ に、その瞳が残っていた。
デュランダル「ZGMF-1000ザクはもう既にご存じでしょう。現在のザフト軍の主力機です。あちらの二機がZGMF-22Sアナーと85Sグラウンド…そして、このミネルバ最大の特徴ともえるこの発進システムを使うインパルス。工廠でご覧になったそうですな?」
アスラン「あ、はい…」
アスランが答えるがそれも満足に聞かずにデュランダルは続ける。
デュランダル「技術者に言わせると、これは全く新しい効率の良いMSシステムなんだそうですよ。私にはあまり専門的な事は分かりませんがね。」
そうは言うが、デュランダルの顔が魁は気に入らなかった。
魁「お言葉ですが、そのような事を仰る割には嬉しそうですね。」
魁がデュランダルに意見する。
デュランダル「嬉しい、そう思うかい?」
魁「会見の事はアレックスさんと私から少しばかりお聞きしました…一兵士の私が口を挟む事ではないのかも知れませんが……私は彼女が仰るように強すぎる力が争いを生むというのは正しいと思います。争いが無くならぬから力が必要というのも一理あるのでしょう…しかし、私は代表を支持します。」
アスランは言葉を選びながらデュランダルに意見する。
アスラン「私は見てきました…力がどのようなものなのか……その結果も……今回もそれと同様です!」
魁は拳を握りしめて思い出す。他ならぬ自分の手で妹から平穏を奪い、その要因となったヘリオポリスのMS……ジェネシス、核ミサイル…それらが今も目に焼き付いている。
デュランダルは柔和な笑みで魁に問う。
デュランダル「だから、力など持つべきではないのだと…君もそう思うのかい?」
魁「はい…」
すると、カガリが声を荒げてデュランダルに詰め寄る。
カガリ「そもそも何故必要なのだ!そんなものが今更!!我々は誓ったはずだ!もう悲劇は繰り返さない!!互いに手を取って歩む道を選ぶと!!」
魁「代表、お言葉が……」
魁が諫めようとした時…
シン「流石、綺麗事はアスハのお家芸だな!!」
シンだ。声を荒げてシンはカガリを睨み付ける……あの眼をシオンは知っている。かつてアスランや自分が抱いた感情、憎しみの眼だ。
魁「あれは・・・?」
デュランダル「彼を知っているのか?」
魁「はい、彼はシン・アスカ インパルスのパイロット。彼は過去の戦争でオーブのオノゴロ島で両親と妹を失い戦後、オーブに移住してきた者ですので……」
シンがオーブ在住なのは魁も聞いていた。そして、先程の言動の理由には心当たりがある。いや、それしか考えつかなかった。中立のオーブから移住してきた彼がカガリに憎悪の目を向ける理由は。
この男、何を考えている?
バート「ボギーワン、捕捉しました。」
タリア「ん?」
バート「オレンジ55、マーク90アルファ!」
イアン「イエロー50、マーク82チャーリーに大型の熱源。距離8000!」
メイリン〈敵艦捕捉、距離8000、コンディションレッド発令。パイロットは搭乗機にて待機せよ。〉
アスラン・カガリ「ぁぁ…」
エイブス「最終チェック急げ!始まるぞ!」
ヴィーノ「だぁやべぇッ!」
シン「ぅ…ぇぃ…」
レイ「シン!申し訳ありません議長!この処分は後ほど必ず!」
カガリ「…」
デュランダル「本当に申し訳ない姫。」
カガリ「ん?」
デュランダル「彼はオーブからの移住者なので」
カガリ「えぇ…!」
デュランダル「よもやあんなことを言うとは思いもしなかったのですが。」
カガリ「ぁ…」
魁「ファ、ファントムペインだ!」
一方、
イアン「やはり来ましたか。」
ネオ「ああ。まっザフトもそう寝ぼけてはいないということだ。ここで一気に叩くぞ!総員戦闘配備。パイロットはブリーフィングルームへ。」
ミネルバでは
タリア「向こうも、よもやデブリの中に入ろうとはしないでしょうけど。危険な宙域での先頭になるわ。操艦頼むわよ。」
マリク「はっ!」
タリア「シンとルナマリアと彼で先制します。終わってるわね?」
メイリン「はい!」
バート「目標まで6500。」
タリア「議長…」
デュランダル「いいかな?艦長。私はオーブの方々にもブリッジに入っていただきたいと思うのだが。」
タリア 「ぇ!ぁ…いえそれは…」
デュランダル「君も知っての通り、代表は先の大戦で艦の指揮も執り、数多くの戦闘を経験されてきた方だ。そうした視点からこの艦(ふね)の戦いを見ていただこうと思ってね。」
タリア「解りました。議長がそうお望みなのでしたら。」
デュランダル「ありがとう、タリア。」
バート「目標まで6000。」
タリア「ブリッジ遮蔽!対艦対モビルスーツ戦闘用意。」
アスラン・カガリ「…!」
加奈子「・・・・」
アウル「あの新型艦だって? 」
スティング「ああ。来るのはあの合体野郎かな?」
アウル「なら、今度こそバラバラか、生け捕るか。」
スティング「どっちにしろまた楽しいことになりそうだな、ステラ。」
ステラ「ぁぁ… 」
スティング・アウル「あん?
ネオ「アンカー撃て!同時に機関停止。デコイ発射!タイミングを誤るなよ。」
メイリン〈
ルナマリア・ホーク、ザクウォーリア発進スタンバイ。全システムオンライン。ブレイブ発進スタンバイ。全デュートリオンシステムオンライン。発進シークエンスを開始します。インパルス発進スタンバイ。モジュールはブラストをセット。シルエットハンガー3号を開放します。プラットホームのセットを完了。中央カタパルトオンライン。気密シャッターを閉鎖します。コアスプレイダー全システムオンライン。発進シークエンスを開始します。ハッチ開放。射出システムのエンゲージを確認。〉
バート「目標、針路そのまま、距離4700。」
タリア「ザク、インパルス、ブレイブ発進!」
さすが綺麗事はアスハの御家芸だな!
彼はオーブからの移住者なので…
メイリン 「ガナーザクウォーリア、ブレイブ、カタパルトエンゲージ。」
ルナマリア 「ルナマリア・ホーク、ザク、出るわよ!」
魁「ZGMF-X67ブレイブ、発進する!」
デュランダル「ボギーワンか。本当の名前は何というのだろうね。あの艦(ふね)の。」
アスラン「はあ?」
メイリン〈続いてインパルス、どうぞ。〉
シン 「
シン・アスカ、コアスプレイダー、行きます!」
デュランダル「名はその存在を示すものだ。ならばもし、それが偽りだったとしたら…それが偽りだとしたら、それはその存在そのものも偽り、ということになるのかな?アレックス、いや、アスラン・ザラ君。
アスラン「…」
ルナマリア「あんまり成績良くないんだけどね、デブリ戦。」
シン「向こうだってもうこっちを捉えてるはずだ。油断するな!」
ルナマリア「解ってる。レイみたいな口きかないでよ、調子狂うわ。」
アーサー「敵艦に変化は?」
バート「ありません。針路、速度そのまま。」
アーサー 「よし。ランチャーワン、ランチャーシックス、1番から4番、エスパール装填。シウス、トリスタン起動。今度こそ仕留めるぞ!」
アスラン「…」
カガリ「議長!それは…」
タリア「はぁ…」
デュランダル「御心配には及びませんよ、アスハ代表。私は何も彼を咎めようと言うのじゃない。全ては私も承知済みです。カナーバ前議長が彼等に執った措置のこともね。ただどうせ話すなら、本当の君と話しがしたいのだよ、アスラン君」。
アスラン「…」
加奈子「それだけですか?議長」
デュランダル「それだけのことだ。」
加奈子「そ・・・そうですか・・・はは」
メイリン「!?」
シン (何でだ。何でまだ何も。)
バート「インパルス、ボギーワンまで1400」
アーサー「未だ針路も変えないのか?どういうことだ?」
チェン「何か作戦でも!?」
タリア「はッ しまった!」
アスラン「デコイだ!」
タリア「…」
アスラン・カガリ「…」
デュランダル「…」
スティング「よーし、行くぜ!」
アウル「オーケー!」
ステラ「ん!」
シン・ルナマリア「あぁ!」
ルナマリア「ショーン!!うッ!」
シン「散開して各個に応戦!くっそー!待ち伏せか!ん?ボギーワンが…」
バート「ボギーワン、ロスト!」
アーサー「何ぃ!?」
アスラン「くッ…」
加奈子「何なの!?」
タリア「…」
メイリン「ショーン機もシグナルロストです!イエロー62ベータに熱紋3!これは…カオス、ガイア、アビスです!」
タリア「索敵急いで。ボギーワンを早く!」
イアン「ダガー隊発進、機関始動!ミサイル発射管、5番から8番発射!主砲照準、敵戦艦!」
バート「ブルー18、マーク9チャーリーに熱紋!ボギーワンです!距離500!」
アーサー「ええッ!」
バート「更にモビルスーツ2!」
タリア「後ろ?」
ミネルバオペレータ「足跡レーザー照射、感あり!」
タリア「アンチビーム爆雷発射、面舵30、トリスタン照準。」
バート「駄目です!オレンジ22デルタにモビルスーツ!」
タリア「くッ!」
カガリ「ぁ!」
タリア「機関最大!右舷の小惑星を盾に回り込んで!」
マリク「う…ぅぅ… 」
ミネルバブリッジ一同「うわぁぁ!」
タリア「メイリン!シン達を戻して。残りの機体も発進準備を!」
メイリン「はい!」
タリア「マリク!小惑星表面の流形を上手く使って直撃を回避!」
マリク「はい!」
アスラン「ぅぅ…」
タリア「アーサー、迎撃!」
カガリ「うッ!」
アーサー「ランチャー5、ランチャー10、エスパール、てぇ!」
アウル「もらい!」
シン「あ!」
ルナマリア「ゲイル!」
シン「くッ!」
ルナマリア「あっと言う間に二機も…」
シン「ん?」
ルナマリア「ミネルバが!?あたし達まんまとハマったってわけ!?」
シン「ああ、そういうことだね。けどこれじゃあ戻れったって… 」
アーサー「ナイトハルト、てぇ!」
タリア「後ろを取られたままじゃどうにも出来ないわ!回り込めないの?」
マリク「無理です!回避だけで今は…!」
アーサー「レイのザクを!」
タリア「これでは発進針路も取れないわ!」
アーサー「はあ…」
ルナマリア「うッ!何よあんた達は!この泥棒がぁッ!」
ステラ「落とす。」
ルナマリア「ぁッ!」
スティング「 回り込めアウル!今度こそ首貰おうぜ!」
アウル「僕は別に要らないけど!」
シン「くッ!こっちの位置が…」
ルナマリア「シン!」
シン「あッ!」
ステラ「何なのよ!あんたはまた!」
ミネルバブリッジ一同「うわぁ!」
タリア「これではこちらの火器の半分も…!」
チェン「浮遊した岩に邪魔されてこちらの砲も届きません!」
イアン「粘りますな。」
ネオ「だが、艦(ふね)は足を止められたら終わりさ。奴がへばり付いている小惑星にミサイルをぶち込め!砕いた岩のシャワーをたっぷりとお見舞いしてやるんだ!船体が埋まるほどにな!」
ガーティー・ルーオペレータ「はッ!」
ネオ「出て仕上げてくる。あとを頼むぞ。」
イアン「はッ!」
バート「ミサイル接近!数6!」
アスラン「うぅ…
タリア「迎撃!」
バート「でもこれは…」
アスラン「(直撃コースじゃない?はッ!)まずい!艦(ふね)を小惑星から離して下さい!」
タリア「ぇ?」
ミネルバブリッジ一同「うわぁぁ!」
アーサー「右舷が!艦長!」
タリア「離脱する!上げ舵15!」
バート「更に第二派接近!
タリア「減速(?)20!」
ネオ「さて、進水式もまだと言うのに、お気の毒だがな。仕留めさせてもらう!」
魁「エグザス・・・・ネオ・ロアノーク!?」
アーサー「4番、6番スラスター破損!艦長!これでは身動きが!」
マリク「針路塞がれます!」
メイリン「更にモビルアーマー、モビルスーツ接近!」
カガリ「ぁぁッ!」
アスラン「くッ!」
タリア「エイブス!レイを出して!」
エイブス「 はッ!しかしカタパルトが… 」
タリア「歩いてでも何でもいいから急いで!シン達は?」
メイリン 「インパルス、ザク、ブレイブが依然カオス、ガイア、アビスと交戦中です!」
アーサー「パイロットが居ません!」
アスラン「あッ…!」
カガリ「…」
アーサー「 艦長、タンホイザーで前方の岩塊を… 」
タリア「吹き飛ばしても、それで岩肌にぬって(?)同じ量の岩塊を撒き散らすだけよ!」
アーサー「あ…あぁ…」
レイ(ミネルバにはギルが乗っているんだ。絶対にやらせるものか!)
ネオ あッ!
シン「くっそーミネルバが!」
ルナマリア「戻らないとやられちゃうわよ!」
シン「解ってる!」
アウル「何ッ!」
アスラン「右舷のスラスターは幾つ生きてるんです!?」
タリア 「え?6基よ。でもそんなのでノコノコ出てっても、またいい的にされるだけだわ。」
アスラン「同時に、右舷の砲を一斉に撃つんです!小惑星に向けて。」
タリア「…」
アーサー「ええッ!」
アスラン「爆発で一気に船体を押し出すんですよ。周りの岩も一緒に」。
タリア「ぁ…」
アーサー「馬鹿言うな!そんなことをしたらミネルバの船体だって…」
タリア 今は状況回避が先です!このままここに居たって、ただ的になるだけだ!
アーサー「うッぅぅ…」
アスラン「んッん…
デュランダル「タリア…」
アスラン「確かにね。いいわ、やってみましょう。」
アーサー「艦長!」
タリア「この件はあとで話しましょう、アーサー。右舷側の火砲を全て発射準備。右舷スラスター、全開と同時に一斉射。タイミング合わせてよ!
チェン「右舷側火砲、一斉射準備。」
マリク「合図と当時に右舷スラスター全開。」
レイ「…!」
ネオ「何なんだ君は一体!白い坊主君!」
レイ「邪魔だ!」
ミラー「ジョーン!」
ネオ「下がれ、ミラー!こいつは手強い!お前は艦(ふね)を!」
ミラー「はッ!」
レ「させるか!」
ネオ「おおっと!」
レイ「チィ!
ミラー「うわぁぁ!!」
レイ (くッ…)
ネオ「ふん。」
ルナマリア「えぇい!」
シン「くッ…」
スティング・ステラ「あッ!」
ステラ「あいつ…あいつ!」
スティング「くっそー!何で落とせないんだよアレは!これじゃまた…」
イアン「さて、とどめだ。」
ガーティー・ルーオペレーター「岩塊に邪魔されて直撃は期待できませんが…」
イアン「追撃不能にまでに追い込めばいい。大佐は面白くないかもしれんが、こちらのモビルスーツもそろそろパワーが辛いだろうからなあ。」
バート「ボギーワン、距離150。」
タリア「総員、衝撃に備えよ。行くわよ!右舷スラスター全開! 」
アーサー 右舷全砲塔、てぇ!
ミネルバブリッジ一同「うわぁ!」
整備兵「うッ!」
ザフト兵男女 「うわぁ!」
レイ・ネオ・イアン「ん?」
レイ「ミネルバ!」
タリア「回頭30!ボギーワンを討つ!」
アーサー「タンホイザー照準、ボギーワン!」
イアン「回避ーッ!取り舵いっぱい!」
タリア「てぇ!!」
ガーティー・ルーブリッジ一同「うわぁ!」
整備兵達「うわぁ!」
ネオ「ええい!あの状況からよもや生き返るとは!うッ!」
レイ「くッ!」
ネオ「くッ!」
イアン「オークレー達に帰還信号を。宙域を離脱する!」
ネオ「またいつの日か、出会えることを楽しみにしているよ。白い坊主君。そしてザフトの諸君。」
レイ「はッ!」
スティング「うッ!」
アウル「えッ!」
ステラ はッ!
シン・ルナマリア「あッ!」
アスラン・タリア 「あぁ…」
アウル「ちッ、二点勝ちで終了か。」
ステラ「あぁ…」
スティング「仕方ない。ステラ、ネオが呼んでるぜ。帰って来いってさ。」
ステラ「…うん。」
魁「く、バッカヤロー!!!」
再びミネルバでは・・・・
バート「ボギーワン、離脱します。」
メイリン 「インパルス、ザク、ルナマリア機、ブレイブ、パワー危険域です。」
アーサー 「艦長、さっきの爆発で更に第二エンジンと左舷熱センサーが!」
デュランダル「グラディス艦長。もういい。後は別の策を講じる。」
タリア「…」
デュランダル「私もアスハ代表をこれ以上振り回すわけにはいかん。」
タリア「申し訳ありません。」
そして、ミネルバにも帰還信号三つ発射された。
ルナマリア「ハァハァ…」
シン「ハァハァ…」
魁「く、くそう」
メイリン「!? 艦長、アーモリーワンからの通信です!」
タリア「アーモリーワンから?」
加奈子「!?」
メイリン「はい、地球軍の特殊部隊の名称はファントムペインです」
メイリンは地球軍の特殊部隊の名称『ファントムペイン』をタリアに話した。
タリア「そうね・・・ありがとう アーサー後は頼むわよ!」
アーサー「は、はい・・・」
タリア「メイリン、もうブリッジから出なさい シン達の下へ行っていいわよ 」
メイリン「はい!」
インカムを外し当直を終えたメイリンはブリッジから出た。
ルナマリア「魁さんに妹がいたんですか?」
魁「そう、かなっていうんだ。本名は大河加奈子で年齢は16歳!」
レイ「…」
ルナマリア「16って事は私の妹のメイリンと同じくらいだったんですね」
魁「まあ、そうだけど・・・」
ルナマリア「それにシン!さっきの・・・あんな事言っちゃって大丈夫?キツイ処分だったらどーすんのよ!」
シン「別に構わないさ!」
デュランダル「本当に申し訳ありませんでした、アスハ代表」
カガリ「こちらの事などいい。ただ、このような結果に終わった事、私も残念に思う。――早朝の解決を心よりお祈りする」
デュランダル「ありがとうございます」
メイリン「あ!?」
魁「それじゃ」
シン「ああ・・・」
ルナマリア「そうそうやっぱり魁さんと加奈子さん・・・コーディネイターだった見たいよ」
シン「え?本当なのか そんな兄妹が何でコーディネイターなんか・・・」
メイリン「シン、お姉ちゃん、レイ!」
シン「!?」
ルナマリア「メイリン!!」
シンが呻き、当直を終えたメイリンは3人の下へ来た。
タリア「既にアーモリーワンへの救援、調査隊が出ているとの事ですので、うち一隻をこちらへ皆様のお迎えとして回すよう要請してあります。」
カガリ「ありがとう」
デュランダル「流石だね 数多の激戦を潜り抜けてきた者の力は。」
アスラン「いえ。差し出した事をして・・・・申し訳ありませんでした」
タリア「判断は正しかったわ。ありがとう」
アスラン「・・・」
デュランダル「・・・」
タリア「では」
その頃、反対側の通路では・・・・
シン「アスラン・ザラ?あいつが?」
ルナマリア「…」
メイリン「だってぇ、議長が言ったのよ、『アスラン・ザラ君』って。それで彼、否足しなかったんだもの。でもでもっ!それだけじゃないの、凄かったんだからぁ!」
メイリンは彼が『アスラン・ザラ』だと無邪気な表情でシン達に告げた。
魁「あの……」
アスラン「お? 何だい?」
ふとアスランに話し掛けられ、魁は首を傾げる。
代表がそう呼んだのよ、咄嗟に。その人のことをアスランって。
アスラン・ザラ。今はオーブに居るらしいって噂でしょ?
アスラン…ザラ…
この艦(ふね)にもうモビルスーツは無いのか!
パイロットがいません!
ショーン機もシグナルロストです!
ならばもしそれが偽りだとしたら、それはその存在そのものも偽り、ということになるのかな?
アスラン「くっ!」
シン「全く面倒だよな・・・・彼が民間人の少年がコーディネイターだとは・・・」
レイ「テストパイロットとしての義務だ」
シン「分かってるけどさぁ・・・・」
ルナマリア「だってあの兄妹はコーディネイターだし・・・オーブ代表の護衛の彼・・・やっぱりアスラン・ザラかもね・・・」
メイリン「でもぉ、ほんとに名前まで変えなきゃなんないもんなのぉ?だってあの人前は…」
ルナマリア「何言ってのよあんたは。いくら昔…」
メイリン「ぁ!ぅぅ…」
メイリンはレイの背後に隠れた。
ルナマリア「へぇー、ちょうど貴方の話をしていたところでした、アスラン・ザラ。まさかと言うかやっぱりと言うか、伝説のエースにこんなところでお会いできるなんて光栄です。」
その中でルナマリアが目を輝かせて、アスランを一瞥する。
アスラン「そんなものじゃない……俺は、アレックスだよ」
ルナマリアが言うと、アスランはキッと目つきを鋭くして彼女を睨み付けた。
魁「お、お前は?」
シン「よせよ、ルナ。オーブなんかにいる奴に何も分かってないんだから……」
アスラン「ん?」
ルナマリア「でも、艦(ふね)の危機は救って下さったそうで。ありがとうございました。」
レイ「失礼します」
ルナマリア「では・・・」
メイリン「あ、待ってよ、お姉ちゃん!」
ザフト監視衛星職員A 「え!?そんなはずないだろ。」
ザフト監視衛星職員B 「いや何度も確認した。見てくれ。こっちが2時間前のだ。今も少しずつだが間違いなく動いてる」
ザフト監視衛星職員A 「そんな馬鹿な。ユニウス7は安定軌道にあるはずだぞ。」
テロリストオペレータ 〈太陽風、速度変わらず。フレアレベルS3。到達まで予測30秒。〉
サトー 「急げよ。9号機はどうか」
テロリストパイロット はっ!間もなく。
テロリストオペレータ 〈放出粒子到達確認。フレアモーター受動レベルまでカウントダウンスタート。10、9、8、7、6、5、4、3、2、粒子到達。フレアモーター作動。ユニウス7、移動開始しました。〉
サトー 「アラン、クリスティン、これでようやく俺も、お前達も… さあ行け!我等の墓標よ!嘆きの声を忘れ、真実に目を瞑り、またも欺瞞に満ち溢れるこの世界を、今度こそ正すのだ!」
プラント管制員A 「ユニウス7、更に加速2%。依然、地球への衝突コース、005。」
将校「 一体何があったというんだ!?
プラント管制員B 「あれだけの質量だぞ、そう簡単に軌道が変わるわけがない。」
評議会議員A 「ミネルバの議長との連絡は?」
評議会議員B 「本当に地球に向かっているのか?」
評議会議員C 「回避の手立ては?」
評議会議員D 「地球への警告はどうするのだ?」
バート「ん? 」
タリア「何?」
メイリン〈艦長、デュランダル議長に最高評議会よりチャンネル1です〉
ギルバート「うん。」
カガリ「何だって!?ユニウス7が動いてるって、一体何故?」
デュランダル「それは分かりません。だが動いているのです。それもかなりの速度で。最も危険な軌道を。」
タリア「それは既に本艦でも確認致しました。」
アスラン「しかし、何故そんなことに?あれは100年の単位で安定軌道にあると言われていたはずのもので…」
デュランダル「 隕石の衝突か、はたまた他の要因か。兎も角動いてるんですよ。今この時も。地球に向かってね。」
カガリ「…落ちたら、落ちたらどうなるんだ?オーブは…いや地球は!」
アスラン「ぅ…」
デュランダル「あれだけの質量のものです。申し上げずとも、それは姫にもお解りでしょう。」
カガリ「ぅぅ… 」
デュランダル「原因の究明や回避手段の模索に今プラントは全力を挙げています。またもやのアクシデントで姫には大変申し訳ないのですが、私は間もなく終わる修理を待ってこのミネルバにもユニウス7に向かうよう特命を出しました。」
カガリ「ぁ… 」
デュランダル「幸い位置も近いもので。姫にもどうかそれを御了承いただきたいと。」
カガリ「 無論だ!これは私達にとっても…いやむしろこちらにとっての重大事だぞ。私…私にも何かできることがあるのなら…」
デュランダル「 お気持ちは解りますが、どうか落ち着いて下さい、姫。お力をお借りしたいことがあればこちらかも申し上げます。」
タリア 「難しくはありますが御国元とも直接連絡の取れるよう試みてみます。出迎えの艦(ふね)とも早急に合流できるよう計らいますので。」
カガリ「…ああ…すまない。」
ヴィーノ「ふーん。けど何であれが?」
ヨウラン「隕石でも当たったか、何かの影響で軌道がずれたか。」
シン「地球への衝突コースだって本当なのか?」
メイリン「バートさんがそうだって。」
ルナマリア「はぁ~、アーモリーでは強奪騒ぎだし、それもまだ片づいてないのに今度はこれ?どうなっちゃってんの。」
カガリ「でも、どうすればいいんだ。」
ルナマリア「で、今度はそのユニウス7をどうすればいいの?」
ヨウラン「ええ?」
ヴィーノ「えっ?ああ…」
アスラン・レイ「砕くしかない。」
カガリ「え!?」
ヴィーノ「砕くって?」
ヨウラン「あれを?」
レイ「軌道の変更など不可能だ。衝突を回避したいのなら、砕くしかない。」
ヨウラン でもデカいぜあれ?ほぼ半分くらいに割れてるって言っても最長部は8キロは…」
ヴィーノ「そんなもんどうやって砕くの?」
メイリン「それにあそこにはまだ死んだ人達の遺体もたくさん…」
レイ 「だが衝突すれば地球は壊滅する。そうなれば何も残らないぞ。そこに生きるものも。」
休憩室一同「……」
ヴィーノ「地球、滅亡…」
ヨウラン「だな。
メイリン「そんな…」
シン「…」
ヨウラン 「はぁー、でもま、それもしょうがないっちゃあしょうがないかぁ?」
カガリ「…!」
ヨウラン「 不可抗力だろう。けど変なゴタゴタも綺麗に無くなって、案外楽かも。俺達プラントには…」
最終更新:2011年01月03日 14:35