ニホンジカの個体群動態の推定

目的

ニホンジカの個体数管理を進める上で、ニホンジカが「いつ」「どこに」「どれだけ」「どのような要因で」存在するのかを明らかにすることは重要です。しかし、野生のニホンジカの数を数えることは技術的に困難です。また、ニホンジカの数を数える調査を継続的に実施することは、予算面での困難も伴います。

そのため、誤差が大きくかつ限られたデータからニホンジカの個体群動態やそれをもたらす要因を明らかにする必要があります。以下では、この課題に関連して実施したいくつかの研究をご紹介します。

目次

ニホンジカ密度および捕獲率の時空間変動の推定

関連業績


用いたデータ

  • SPUE(出猟カレンダーから「ニホンジカの目撃数」と「出猟人日」を取得)
  • 糞塊密度
  • 区画法
なお、これらのデータは得られている地点数及び収集年に大きな違いがあります。

開発したモデル



結果と考察


ニホンジカの環境収容力の空間異質性とその要因

(論文が掲載になったら紹介します)
最終更新:2016年01月03日 11:06