最初に投入されたのは中央線の快速だった。
2006年に登場。
首都圏エリアで大量増備されたE231系の後継車両で、E231系で置き換え切れなかった国鉄形電車をさらに置き換えるべく開発された。
まず0番台が中央線の快速電車用にデビューし、201系を置き換えた。
その後、1000番台が京浜東北線に投入されJR化後に製造された209系も置き換えている。
さらには東海道線で3000番台が投入され、2階建てグリーン車付きの近郊型編成も登場した。
地下鉄対応の203系・207系の置き換えとしては2000番台も登場
そして京葉線で5000番台も登場。
京葉線では久々の新車となっている。
今後は横浜線や埼京線・川越線への投入も予定されている。
編成 |
4両、6両、10両 |
MT比 |
2M2T(4両) |
4M2T(6両) |
6M4T(10両) |
車両長 |
20000mm |
編成質量 |
318.8t/両(0番台10両) |
軌間 |
1067mm |
電気方式 |
直流1500V |
主電動機出力 |
140kW |
制御方式 |
IGBT-VVVFインバータ制御 |
起動加速度 |
3.0km/h/s(0番台) |
2.5km/h/s(1000番台・5000番台) |
3.3km/h/s(2000番台) |
2.3km/h/s(3000番台) |
営業最高速度 |
100km/h(0番台) |
95km/h(1000番台) |
90km/h(2000番台) |
120km/h(3000番台) |
110km/h(5000番台) |
中央線(東京~大月)、青梅線、五日市線、八高線(八王子~高麗川)、京浜東北線、根岸線、常磐線(北千住~我孫子)、東海道本線(東京~熱海)、東北本線(上野~大宮)、高崎線、両毛線(高崎~前橋)、京葉線、外房線(蘇我~上総一ノ宮)、内房線(蘇我~上総湊)、東金線、富士急行線、東京地下鉄千代田線
京浜東北線に投入された1000番台
京葉線用の5000番台は外房線・内房線にも乗り入れる
近郊型として作られた3000番台は東海道線のほか、高崎線でも運用を開始している
八王子駅に到着した中央線のE233系
最近ではすっかり首都圏の顔に
朝時間帯では中央緩行線でも走る。
最終更新:2012年12月15日 13:50