キハ25形気動車

武豊で折り返し大府行きのワンマン列車になるキハ25


 2011年に登場。313系電車と同じ顔をしており、ついに非電化区間でもこの顔を見ることができるようになった。
 キハ25という形式はかつて国鉄時代にあったキハ20系気動車の1形式として存在した。キハ11に次ぐ国鉄形式の復活である。

 外観では前面扉の上にあったヘッドライトがなかったり、スカートにスノープラウがついていることが313系と見分けるポイントになっている。
 これは将来雪の多い区間にも投入されることを見越していることが予想される。

 快速みえ増強のためにキハ75が武豊線より捻出され、それを補う形で武豊線でデビュー。
 昼間のワンマン列車のほか、名古屋直通の区間快速にも使用される。
走行面では他のJR東海の気動車と同様、350PSのカミンズ製ディーゼルエンジンを採用しているが、キハ75が1両につき2基に対しキハ25は1基であり、最高速度は110km/hにとどまっている。

  • 活躍している路線
東海道本線(大府~名古屋)、武豊線
最終更新:2011年11月23日 22:18