キハ11形気動車

寒地向け100番台を使用した太多線列車


 1988年に登場。管内の非電化ローカル線に向けて投入された軽快気動車。
キハ11という形式は国鉄時代にも存在しており、国鉄形式復刻第1号となった。

 1両単位でワンマン運転を行うため両運転台でバックミラーや運賃箱と言った装備が見られる。
 車内はボックスシートとロングシートを組み合わせたセミクロスシートだが、ボックスシートはバケット性が向上し、ピッチも広がっていて国鉄型に比べて乗り心地は向上している。

 暖地用0番台、寒地用100番台に加えて、東海交通事業が経営する城北線に貸出すために200番台も登場、さらに1999年にはステンレス車体の300番台も登場した。

  • 活躍している路線
高山本線(岐阜~白川口)、太多線、紀勢本線、参宮線、名松線、城北線

時間帯によっては2両つなげて走る時もよくある。
伊勢市駅でキハ48と並ぶキハ11。
最終更新:2011年11月23日 22:44