つばめ
①【鉄道省】
東京~大阪・神戸を東海道本線経由で結んだ特急列車。表記は漢字で「燕」。
東京~大阪では「富士」より2時間30分早い8時間20分で結んでおり、「超特急」と呼ばれた。
その早さには、給水車連結による給水停車の省略、急勾配区間で連結される補助機関車の走行中の切り離し、
運転中の乗務員交代といった当時の常識を打ち破る対策がなされていた。
戦争激化に伴い廃止された。
使用車両:スハ32系客車(引退)
運転期間:1930年10月~1943年10月
②【国鉄】
東京~大阪・広島を東海道本線・山陽本線経由で結んだ特急列車。
1949年に戦後初めて登場した特急「へいわ」から改称された。
この時は電化区間は電気機関車、非電化区間は蒸気機関車の牽引であったが、
1956年の東海道本線全線電化達成により全区間がEF58電気機関車牽引となった。
この時施された塗装から「青大将」と呼ばれていた。
1960年には電車化され、下り先頭には豪華側面展望1等車「パーラーカー」が連結される。
1962年に山陽本線が広島まで電化され、1往復が東京~広島の運転となった。
国鉄を代表する特急列車だったが1964年、東海道新幹線開業に伴い同区間を走る他の特急とともに廃止。
使用車両:スハ43系客車(引退)、151系電車(引退)
運転期間:1950年1月~1964年9月
③【国鉄】
名古屋・新大阪・岡山~博多・熊本・西鹿児島を東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由で結んだ特急列車。
当初は新幹線接続列車として新大阪と博多を結んだが、九州は交流電化のため151系電車は下関~博多で電気機関車に牽引されていた。
1965年に交直両用の481系がデビューして全線を自力で走れるようになった。と同時に名古屋~熊本の運転になった。
1972年に山陽新幹線が岡山まで開業すると岡山発着の列車となり、翌年に一部列車が西鹿児島まで運転されるようになった。
1975年の山陽新幹線全線開業によって廃止。
使用車両:1964年10月~1975年3月
④【JR九州】
門司港・博多~西鹿児島を鹿児島本線経由で結んだ特急列車。
特急「有明」の鹿児島発着編成を改称して登場した。
個室グリーン車やビュッフェ車を組み込み、「つばめレディ」という女性乗務員がサービスを行うなど豪華な仕様だった。
1993年には夜行の「ドリームつばめ」も登場している。
2004年に九州新幹線が新八代~鹿児島中央で暫定開業し、それに合わせて新幹線接続列車「リレーつばめ」が運転される。
使用車両:787系電車、783系電車(ドリームつばめ)
運転期間1992年7月~2004年3月
⑤【JR九州】
博多~熊本~鹿児島中央を九州新幹線経由で結ぶ新幹線列車。
2004年の新八代~鹿児島中央暫定開業時から設定され、全線開業時には各駅停車タイプの列車を担うことになった。
現在は鹿児島中央発着は少なく、ほとんどが博多~熊本で運転されている。
使用車両:800系
運転期間:2004年3月~
ドリームつばめ
【JR九州】
博多~西鹿児島を鹿児島本線経由で結んだ夜行特急列車。
門司港~西鹿児島の夜行急行「かいもん」を格上げする形で登場した。
2004年に九州新幹線が部分開業したことにより廃止。
博多~熊本を「有明」に編入となった。
使用車両:787系電車(撤退)、783系電車(撤退)
運転期間:1993年3月~2004年3月
リレーつばめ
【JR九州】
博多~新八代を鹿児島本線経由で結んだ特急列車。
2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央の開業によって、つばめは同区間の列車となり、博多からの接続列車としての役割を持っていた。
そのため、新八代までの運転でも案内は鹿児島中央行きとなっていた。
九州新幹線全線開業によって廃止。
使用車両:787系電車(撤退)
運転期間:2004年3月~2011年3月
最終更新:2011年12月22日 22:39