ひだ
①【国鉄】
名古屋~高山・富山・高岡・金沢を東海道本線・高山本線・北陸本線経由で結んだ準急・急行列車。
高山本線内初の優等列車として名古屋~富山間に登場した。その後、高山発着列車や北陸本線に進出し高岡、さらには金沢まで区間が延長された。
1963年には金沢発着列車が「加越」となり急行に昇格。1966年にはひだも急行となった。
1968年に特急列車が設定され「ひだ」の名は特急列車に召し上げ。急行は「のりくら」に改称。
使用車両:キハ55系気動車(引退)、キハ58系気動車(引退)
運転期間:1958年3月~1968年9月
②【国鉄→JR東海・JR西日本】
名古屋・大阪~高山・飛騨古川・富山・金沢を東海道本線・高山本線・北陸本線経由で結ぶ特急列車。
高山本線初の特急として名古屋~金沢に設定された。
1985年には飛騨古川~金沢が廃止されるがJR化後の1990年に富山発着列車が登場する。
また、1989年にはJR発足後初めて新製された特急形気動車キハ85が使用開始された。
1991年から名鉄線からの乗り入れ列車「北アルプス」を美濃太田~高山で大阪発着の不定期列車と連結を開始。途中定期列車との連結に切り替えられ2001年の北アルプス廃止まで続けられた。
1999年に大阪~飛騨古川の急行「たかやま」を特急「ひだ」に編入することで定期列車で大阪発着列車が登場した。
使用車両:キハ80系気動車(引退)、キハ85系気動車
運転期間:1968年10月~
最終更新:2011年12月30日 14:09