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*か行の死亡者名鑑(2)
-[[【霧島美穂】>か行の死亡者名鑑(2)#miho]]
-[[【桐生豪】>か行の死亡者名鑑(2)#kiryu]]
-[[【キング】>か行の死亡者名鑑(2)#king]]
-[[【草加雅人】>か行の死亡者名鑑(2)#kusaka]]
-[[【剣崎一真】>か行の死亡者名鑑(2)#kenzaki]]
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**&aname(miho)【霧島美穂】
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名前:霧島美穂
作品名:仮面ライダー龍騎
登場話数:6
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:財津原蔵王丸、葦原涼、村上峡児、鳴海亜樹子、乃木怜治、浅倉威
関わりの深い支給品:ファムのデッキ、サバイブ「烈火」、大ショッカー製の爆弾&起爆用のリモコン、エクストリームメモリ、ランスバックル
戦績:二戦一敗一無効試合
変身回数:仮面ライダーファム(1)、仮面ライダーランス(1)
「[[Sへの想い/踊る緑の怪人]]」で初登場。参戦時期は死亡後。真司以外の龍騎勢と同じく、自分達が今までやって来たことと変わりはない、そして真司を護るためにと殺し合いに乗った。
発見したザンキを罠に嵌めるべく、ブランウイングに襲われる演技をして彼を誘き寄せるが、制限によりモンスターが消滅し策が潰れてしまう。だがそこで偶然葦原涼の姿を見つけた彼女は悲鳴を上げることで彼を勘違いさせ、ザンキとの潰し合いをさせることに成功する。結果として斬鬼はギルスに致命傷を与えられ彼の前から逃亡。トドメを刺そうと追い駆けた美穂だったがザンキの様子を見てそれには及ばないと判断、彼のデイパックを手に入れる。
その後、バード・ドーパントに変身して飛行中だった村上峡児をファムに変身して強襲。優位に勝負を進めるも、途中で素顔を晒しそうになったため離脱。偶然その方向に走って来た鳴海亜樹子に装甲声刃で仕掛けられるが無傷であっさり制圧。そのまま殺そうとしたのだが、相手もまた「女性」であったことから彼女を利用しようと企み、手を組むことを選ぶ。
東京タワーに向かう途中、オートバジンに跨る乃木怜治と遭遇。互いに真意を隠したまま彼に参加者を東京タワーに集めるように頼むことに成功する。さらに東京タワーに到着すれば、そこに爆弾を仕掛け亜樹子に参加者を集めさせるよう放送させた……が、これにより乃木にステルスであることが見破られ、メタ的に言えば拡声器自体が死亡フラグなど、ここまで特に落ち度のなかった彼女の行動に一気に不安要素が出現する。
そして、真司が放送を聞いていないよう祈りながら参加者を待つ彼女の前に現れたのは――仇敵、浅倉威だった。
姉の仇である浅倉を見逃すことなどできないが、亜樹子は実質戦力外であり、美穂自身も浅倉には敵わないことは既に証明されている。しかし変身制限のことに気づいていた彼女は、既に亜樹子を自分が倒したと浅倉を騙した上でファムに変身させ、浅倉の変身を消耗させる作戦を思いつく。ファムの幻惑能力を活かして亜樹子は見事に10分間浅倉相手に生き延び、彼女からファムのデッキを回収した美穂は、さらに亜樹子から上手く手に入れたランスに変身する――が、浅倉もまたインペラーに変身し応戦される。
テラーの力を得た浅倉によって精神を削られながらも、姉や真司への想いで恐怖心に対抗し、ファイナルベントを耐え切り、マイティインパクトでインペラーを撃破するランス。だが浅倉は生きていた。ヘラクスゼクターに選ばれた彼のクロックアップによって圧倒され、決死の反撃も弾かれてしまい、そのままライダービートの一撃を受け致命傷を負ってしまう。
死を待つだけの状態で憎い仇を睨みながら、彼女の脳裏に浮かんだのは最愛の姉とどこかで人助けをしているはずの馬鹿な御人好しの姿だった。彼らと共に生きる世界に帰りたかった――そう涙を流した直後、また復讐に生きた彼女の生涯はゼクトクナイガンによって絶たれた。
死後は東京タワーの罠などの全ての罪を、(あながち嘘とも言えないが)自分は脅されていただけだと真っ黒になった亜樹子に押し付けられてしまったが、これは亜樹子を見て「女だからと油断した」美穂が悪いと言われればもう反論できない。そもそも死人に口なし、だが。
原作と同じ言葉を残して散った彼女だが、あるいはその直前に真司に言われた通り殺し合いをやめていれば生き残ることができたかもしれない。例えばもしも対主催として涼やザンキと協力していれば、浅倉相手にも十分勝ち目はあっただろう。
そして世話を焼かせる真司という相方の紐があれば、彼女の靴が脱げて復讐の闇へと落ちて行くことはなかったと信じたい。真司の言葉は、生前の彼女に届いていたはずだから。
**称号【結べなかった靴紐】
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**&aname(kiryu)【桐生豪】
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ィ ニl , r ' ´ l.ニ.l、`ヽ、‐-、
/´l lr'-ニ`ヽ_l l `| |`ー‐--、_, -,
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l ,ヘ ヘ l||| l /, r‐‐- 、:::::::::::::::::::::::::::::::l 俺は最強の仮面ライダーだ!
l´⌒ヽ| || |l´: : : : : : ヽ::::::::::::::::::;;::::::l
l: : : : :lヽ‐'.l: : : : : : : : : l:::::::::l´`l l:::/ そんなふうに考えていた時期が
.ゝ: : : :l`ー'´ヘ : : : : : : : /:::::::::ゝ'ハ::::l 俺にもありました
',: : :ノ 〉、、___,ノ`ヽ、 //、l::l
l`´l、ヽ l lヽヽ、 \`ヽ、_/::::::::l
', l. ', ', | | |`ヽ、 ヘ ,ィ' ニ-'
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`ヘヘ_,-‐-、_/ フ´ ./',
/`'ー、_ ヽ_ ____/ / |ー- 、
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´: : : : ` ヽ、 , -─'`ヽ、_ | | ノ / / |
、: : : : : : : : ヽ , - ‐ ' ´ ̄`l _二ニヽ'ー‐'---、______ , | |/`ー- 、 ,-‐,
ノ,r、: : : : : : : \: : : : : : : : :',-‐'l´ ̄ | |  ̄` 'ー‐- =_ヽー─- 、 ィ´: ': : : l
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名前:桐生豪
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:4
スタンス:マーダー(無差別)
関わりの深い人物:三原修二、リュウタロス、金居、城戸真司、小沢澄子、ス・ゴオマ・グ
関わりの深い支給品:レンゲルバックル、アイスエイジメモリ
戦績:四戦四敗
変身回数:仮面ライダーレンゲル(3)、アイスエイジ・ドーパント(1)
「[[運命の適合者]]」で初登場。
スパイダーアンデッドに支配されていた時期から参戦した彼は橘朔也との決着を目指して無差別マーダーの道へ。
まずは三原に襲い掛かるが、戦う覚悟の無い三原はどれだけ痛めつけられても無抵抗。
三原に愛想を尽かしてレンゲルに変身し三原を仕留めようとした時、二人の間に突如リュウタロスが割って入る。
人間でないリュウタロスを標的にする桐生に対して、リュウタロスは三原に憑依しR三原としてデルタに変身する。
デルタのトリッキーな攻撃を連続で受けてしまい撤退を余儀なくされた。
次に出会ったのは同じ世界出身の金居。ルール上は敵でない相手でもスパイダーアンデッドの邪悪な意志に従い戦いへ。
召喚したパラドキサアンデッドとの連携で金居を追い詰めるも、本物のカテゴリーKであるギラファアンデッドには及ばなかった。
二度目の負けを喫し、しかし「剣の世界」の保守を優先する金居に見逃される。
その後真司と小沢を発見し、制限を受けているレンゲルの代わりにアイスエイジ・ドーパントに変身して奇襲を仕掛ける。
真司が変身した龍騎相手に初めは有利に戦いを進めるが、小沢のアシストによって龍騎に反撃の隙を与えてしまう。
必殺技を食らう直前で身代わりの氷像を作り、その間に氷と炎では相性が悪く、一対二で数も不利と判断して逃走。本日三度目の敗北である。
時間を経て病院に向かい、レンゲルに変身してベッドに横たわるゴオマを襲撃する。
目覚めたゴオマとの戦闘に入るが、そのゴオマはダグバの力を得て今や究極体、圧倒的な力の前に追い込まれてしまう。
どうにか繰り出した必殺技も受け止められ、とうとうゴオマに一方的に殴られるだけの有様に。
レンゲルの変身が解けてもゴオマの残虐な暴力は止まらず、四度目の敗北と共に全身を砕かれた桐生の命は絶たれた。
レンゲルの能力と戦いへの飽くなき衝動を兼ね備えた凶悪マーダーになるかと思われた桐生だったが、終わってみればキルスコア0どころかまさかの全敗。
戦闘開始時は優位になることがあっても最後は負けるか逃げるかで結局大きな戦果を挙げず仕舞いだった。
どこかの誰かの悪い癖が伝染したのだろうか。
**称号【後輩顔負けのヘタレライダー】
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**&aname(king)【キング(仮面ライダーキバ)】
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i∧ ヽ ,,,,,,,j /', \ ン /ヾi、_/i / `,j ヽ´ i j',/ ヽ
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i ,', ',--,,,,_/ ', ,i, ゚ ノッ、二ニiヽ_ i ヽ',__j i', ',
ii i ', ', / /i. ',-7∧_'''''ヽ'" /ヾソヽ`i´/、 ',ヽ´ i i ', ',
ii i ', ', / / i i// i ヽ、 ヽ/―ヲ- i´ヽニヽ i ヽ i i´/ヾ _,,,,,,----、、
i `゙゙', .∨ /--/フ 〈 、`ヽ、 iフ-‐'''ニザゝ-'ツ、、', j `''i i二_/ニ ̄ ̄7―――i´ ̄j´ ---ニニ= 、
ヽ__ ',__/__/ ヽ ヾ、_\ ゝ'一i'"´/フヾi ',ヾヽ=.j i,,,,j ヽヽ /7// . ', .i /ヾ ヽ`'ヾj
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ヽ ̄二--"´ ', / /、__ゝ ヽ //
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名前:キング
作品名:仮面ライダーキバ
登場話数:4
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:北岡秀一、秋山蓮、五代雄介、海東大樹、園咲冴子、牙王、紅渡
関わりの深い支給品:ゾルダのデッキ、サガーク、キバットバットⅢ世
戦績:三戦一勝一敗一無効試合
変身回数:バットファンガイア(2)、サガ(1)、ゾルダ(1)
「[[共同戦線]]」で初登場。参戦時期は最終回で二度目の死を迎えた後。
同じ世界の仲間同士で合流していた仮面ライダーナイト=秋山蓮と仮面ライダーゾルダ=北岡秀一の前に姿を現し、バットファンガイアへと変身、戦闘に突入する。最強フォーム相当の仮面ライダーでも、二人掛かりでなければ倒せないほどの強さを誇る彼がサバイブですらない二人に後れを取るはずがなく、二度のファイナルベントを受けても生存、油断し切った二人を不意打ちし気絶させる。この際二人纏めてライフエナジーを頂こうとしたが制限によって北岡しか殺せず、仕方なく蓮を直接殺そうとしたところでクウガとディエンドの二人という、地味にディケイド本編でも見られなかったコンビに妨害を受ける。
複数の仮面ライダーとの連戦にも関わらず、カードが足りないディエンドを寄せ付けず最終決戦寸前の五代クウガをも圧倒する強さを見せつけたが、さすがに二つのファイナルベントを受けた後の身体でアメイジングマイティを一蹴と言うわけにはいかなかったのか、最終的には痛み分けに近い形で戦いは終わる。その際、自分の変身が強制解除されたことで即制限を理解し、多くの変身手段を持つ者が勝つというセオリーを見抜くなど頭の冴えも見せたが、目的は異世界の参加者もろとも紅親子を抹殺し、自分を捨てて行った真夜の愛を取り戻すよう願うというちょっと残念なものである。そこがこの人の魅力でもあるのだが。一応はファンガイアの世のために戦うという王様らしい部分もちゃんとあるということも断っておく。
五代達を見失ったが、その間に自身のデイパックよりサガークとジャコーダーを発見。未来で息子が纏っている鎧を手にしたことに運命を感じながらも他の参加者を狙って歩いていると、まさに運命の悪戯か、最愛の妻と間男の間に生まれ、自分を二度も(この時点では二度目の死の記憶はないが)殺めた怨敵、紅渡の姿を発見する。実はキングと出会う直前から渡が参戦していたのだが、そんな彼の同じ世界の仲間同士が戦う理由なんてないという当然の主張も、実際に(二度も)殺された恨みのあるキングが聞き入れるはずもなかった。サガに変身し本気で殺そうというその時キングを阻んだのは、渡の同行者である冴子の策に乗った牙王=仮面ライダーガオウだった。「キバ」の「王」を名乗り、自らを打倒しようとする愚か者を先に仕留めんとするキングだったが、圧倒的に上のスペックを持ちながらも二人の王の戦いは互角。戦場から離脱しようとする園咲冴子の変身したキバと、渡を狙った一撃を放ち、先の仮面ライダー達との戦いで蓄積したダメージによる戦力低下を認識しながらもガオウを調伏せんと挑むキングだったが、この一撃が宿敵を覚醒させてしまった。
エンジンブレードを片手にキバへと変身を遂げた渡が牙王との戦いに乱入し、キングも邪魔者は放置してキバとサガの一騎打ちへともつれ込む(この間、ガオウは駆けつけたU良太郎が変身した電王RFが相手をしていた)。エンペラーフォーム相当のサガが圧倒的に優位のはずだが、五代や牙王によって刻まれたダメージと、ドッガフォームのサガをも凌ぐ怪力が合わさり、遂に撃破されてしまう。だがキングはなおも倒れず、ゾルダのデッキで変身し第二ラウンドへ。動きの遅いドッガフォームをその高火力で蹂躙するが、バッシャーフォームへと再変身を果たしたキバとの銃撃戦に持ち込まれ、最終的に必殺技同士の激突となる。だが一枚のファイナルベントしか持たないゾルダに対して、キバフォームに戻ったキバの二度目のウェイクアップが発動される。それすら意地のガードベントで耐え切ったキングだったが、エンジンブレードのマキシマムドライブ、三連発目の必殺技にゾルダの変身も解除された。
だが二度も必殺技の直撃を受けながら、ファンガイアの王は生きていた。そして変身の制限時間を迎え生身を晒した渡に対し、その王の真なる姿、バットファンガイアの威容を披露する。
吸命牙はキバットバットⅢ世の働きによって回避されるも、変身できない渡なら満身創痍でも問題なく殺せる、バットファンガイアはそう思っていたが――窮地に瀕し、改めてマーダー……否、ファンガイアの王として覚醒を果たした渡の呼び声に、サガークが応えてしまったのである。どうでも良いかもしれないが渡に味方するサガークへの「貴様まで、この俺を裏切ると云うのか!?」というキングの台詞が脳内再生余裕な辺りが涙を誘う。
疲弊し切ったバットファンガイアでは、もはや完全新生したサガに太刀打ちできなかった。一方的に蹂躙され必殺技と共に死を宣告されるも、だが無様に死ぬことだけは、ファンガイアという一族の王として許されなかった。これで死ぬのは三度目になるのだと思い出しながら、新たな王を名乗る渡に問答を仕掛けたキングは、彼が自らと同じく、世界のために戦う覚悟であることを悟る。忌々しい宿敵であるため不本意ではあるが、彼にファンガイアの世界を救う英雄の役目を任せよう。そう決意した彼は、王として紅渡に命じる。ファンガイアの世界を、その力で救ってみせよ、と。該当者の死によって継承されていくというファンガイアの王位の性質上、決して果たせぬはずだった襲名の儀を最期の責務として果たし、偉大なる魔王は三度目の死を迎えた。自らの役目を引き継いでくれる、新たな王に看取られて――
原作では(ファンガイア的には)特に悪いことはしていないはずなのに邪魔者扱いされて誰にも惜しまれず、挙句の果てには二度も息子に殺害されるという、平成ライダーでも屈指の不幸キャラのキングだが、本ロワではそんな原作に比べるとかなり恵まれた死に方ができたキャラだとよく言われる。彼の王としての誇りは渡へと受け継がれ、彼がマーダーであり続ける理由の一つとすらなっている(これについては、『仮面ライダーであること』から逃げる言い訳にしている面もあるが)。また、音也やキバットバットⅡ世がその死に思うことがあったり、主催側の同じ名を持つ怪人、キング@仮面ライダー剣の彼に対する侮辱に敵対していた渡やキバット、さらに牙王までもが怒りを見せるなど、少ない登場話数ながら出会った者には決して小さくはない影響を残して逝った。
単純な戦闘力でも参加者トップクラスであったため、さらに無双が続くことも期待されてはいたようだが、宿敵を認めて散るその潔い最期は多くの読み手にも深い満足を与えたようだ。実際その退場回は本ロワでも屈指の人気を誇るSSとして、本ロワの外でもよく話題に挙がるようである。
なおAAはこのロワ内で彼が変身する仮面ライダーサガである。紛らわしいが彼は大牙兄さんではなくその父たる過去編のキングである、念のため。
**称号【原作より幸せに死んだ魔王】
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**&aname(kusaka)【草加雅人】
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N'~ 〃 ミミ:、 ヾ,)z
i 川川川/ '´彡ミミ Y',
/ ミミヽ、ミ州州州,.=-=-、 ミミ 災ヾ、 ハ
フ ,;彡=-'"~´ `ヾ:ミ ミミ彡'
、j; {"´:.:.:. ゞミ ミ=-' ';"
゙i; ;i:.:.:.:. :. .: _,,.、 `ヾ:、 ;彡'
ツ j:.:.:.:.. 、ヾ:.、 , /〆´ ゙{:ミ、{ iY
゙=-、 }:. {`ー--、 j ハ -'"r雅ア 川'j /
ぐ;ハ:.. `<草;` ゙.:: :.、~´ ' .: ハ_ノ
゙j;ヽ:. ,:' .::. fミ{、
ナjヽ:. .:::. `i、;:.. /χ彡
゙j"ヽ:. 、r-、.ノ~` ヾ:, : ル彡'
〃 ゙ヽ:. ,. -yー,ィェェゝ : イミ:、 ,.
`xナヽ:. ,ィ-'、ェエエ'"´ `` |' ゙"
、,;メヽ:. ー-: | ̄ハ
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名前:草加雅人
作品名:仮面ライダー555
登場話数:6
スタンス:ステルス
関わりの深い人物:園田真理、フィリップ、五代雄介、海東大樹、秋山蓮、金居
関わりの深い支給品:カイザギア、ファングメモリ、バットショット、ナイトのデッキ、T2エターナルメモリ、ロストドライバー、デザートイーグル
戦績:二戦一敗一無効試合
変身回数:仮面ライダーカイザ (2)
[[オープニング]]から登場。死神博士との会話で本ロワが世界対抗戦という一種の陣営戦であることを明らかにする功績を上げるが、優勝の報酬へのリアクションが原因でこの頃から天道総司には警戒されていたようだ。
いざ殺し合いが始まれば、やはり何よりも大切な存在である真理を探し行動していた。だが発見した時には真理は既に殺害されていた。
その死体を検分するフィリップを犯人だと――否、殺し合いに優勝して彼女の蘇生のための贄だと認識し、カイザに変身して襲いかかる。ファングメモリの妨害に遭うも、フィリップは容易に仕留められるかと思われたが海東大樹、そして五代雄介が登場。海東の不敵な物言いと、事実上数の不利からこの場は説得された風を装い、彼らとチームを組む。
その後バットファンガイアに殺されかけていた秋山蓮を他のメンバーが救う中、草加自身はどさくさに紛れて蓮の装備を手中に収めていた。ナイトのデッキは無論、自身に支給されていたロストドライバーと対応するエターナルメモリをも……
バットファンガイアから逃げ延び、園咲邸に逃げ込んだ他のメンバーは打倒大ショッカーに向けて行動するが草加は彼らに蓮を警戒するように告げる。助けはしたものの彼が危険人物ではないと限らない(事実蓮はマーダーである)という当然の意見だったが、真意は出会い頭に自分がフィリップを襲ったために抱かれている警戒心を少しでも蓮に移す事だった。目が覚めた蓮にも挑発を行いつつ、あくまで自分はフィリップら仲間を大切に想っている人物であるかのように振る舞うことで、信頼と疑心のバランスを整えて行く。その過程で、フィリップが撮影した園田真理の仇=アルビノジョーカーの姿を知る。
その後の蓮を加えた情報交換で、大方の読者の予想を外し乾巧は信用できると発言。しかし他のオルフェノク達は、(一応)マーダーは誰もいないにも関わらずやはり悪評を流された。
世界対抗戦だろうとオルフェノクを憎む草加が彼らの助けになることを言うわけはなかったと言うより、これは純粋にオルフェノクを信じられなかったためだろう。参戦時期がちょうど養父がオルフェノクだと判明し、流星塾を襲った悲劇も彼が黒幕だったのではなかったのかと疑い、オルフェノクを倒すことにより強い意欲を見せていた時期なので、それも当然なのかもしれない。また、異世界であるファイズ学園のオルフェノクには特に興味を示さなかったが、これについても彼が己の閉じたコミュニティでの安住を望む性質だからだろう。
警察署を経由してE-4の病院に向かうことになった彼らは移動を開始。その道中草加は同行者や同じ世界の参加者について思考を巡らせる。ここでの考察で、三原はカイザに変身しても灰化しないのではないかという可能性に至るも、草加にとって唯一の仲間と呼べる三原にそこまでの危険を強いるわけにはいかないと思い止まる。どの道三原が変身する以上は弱いが敵に回ると厄介なデルタをまず確保し、三原に余計なことを言わせないよう急いで合流しなければ、と頭痛を覚える。
まさかこれが後の伏線だったとは、草加自身も思わなかっただろう……
その後、東京タワーの様子に気づいたフィリップの言葉を受け、彼と海東がまず一時離脱。草加としては最も厄介な海東だけがいなくなればと思ったもののそう都合良くはいかなかった。さらに五代も銃声が聞こえたとして狙撃者を探しに行き、蓮との二人っきりとなる。元々挑発した草加が悪いわけだが険悪なムードの中、デッキやメモリは海東が盗んだのではと蓮に吹き込もうとするが通用せず、互いに手が出せる状況ではないものの対立は確定的となった直後、五代が帰還。だが明らかに様子がおかしいと感じた次の瞬間、五代は警告を発すると共にライジングアルティメットへと変身を遂げた。暗黒掌波動を受け吹き飛ばされ、着地した時点で蓮と距離が開き過ぎ、彼を盾にはもうできないと舌打ち、カイザとなってライアルに挑む。
相手が五代だろうと容赦せず猛攻を加えるカイザが一見優勢だったが、原作と違い謳われている通りの戦闘力を誇るライアルには必殺技でさえまるで通用しなかった。五代を操る金居によるライアルの性能実験に付き合わされる形で弄ばれ、最終的には完敗、カイザドライバーの武器も奪われてしまう。さらに言えば確保していたナイトのデッキとエターナルメモリも最初の一撃の時点で取り零した挙句蓮によって回収されてしまっていた。同じ頃に蓮の話を聞いたフィリップ達には本心を知られてしまいステルス戦術も瓦解、先程までの装備充実強ステルスマーダーから一転、貧相な弱小マーダーへと成り下がってしまう。
このままでは真理を救えない――そう思った草加を襲う頭痛の正体は、体内に埋め込まれたオルフェノクの記号の力が弱まり、カイザの力の反動が現れた物だった。
願いを叶えるためには、何もかもを犠牲するつもりだった。
だが、自分の命を懸けても届かないとなれば、どうすれば良いのだろう?
絶望の中で草加は全ての真相を知るだろう父の名を呼びながら、意識を失う。
放送後しばらくして目を覚ました草加は、もう正気を保っているかも怪しかった。真理の名を呼び、自分達を一度は殺したオルフェノクへの憎しみを剥き出しにして、あてもなく彷徨うだけ。何もないところで転倒し、落としてしまったカイザギアに手を伸ばすと、何者かがそれを先に回収した。
突然の来訪者に対し、草加はチャンスを見出す。フィリップのようなお人好しであれば利用できるし、自分を利用しようとする輩でも同じように利用し返してやれば良いと。
ここで、自分達が今殺し合いの只中にいるという認識が欠落したような期待を抱いたことが、やはり本来知恵者である草加の追い詰められ具合を表していただろう。
返答は一発の銃声。カイザギアを拾っていたのは戻ってきた金居だった。
脳天をデザートイーグルによって撃ち抜かれた草加は、真理への愛に生きたその生涯に幕を降ろした。
初代ライダーロワで、というか多分だいたいのロワ企画でステルスマーダーとして活躍する草加だったが、今回は途中までは疑心を持たれつつも万全に近かったがライアルによって全てを台無しにされた形であった。真理の命を奪った志村純一も(己の過失が原因とはいえ)徐々に追いつめられている様子を見ると本ロワはステルスマーダーに厳しいのかもしれない。
ところで草加も木場や真理と同じく、剣の世界からの参加者、それも怪人であるアンデッドに殺されることになった。このロワには555<剣の法則でもあるのだろうか。
彼の命を奪った凶弾の声を聴き、すぐ後に駆けつけられる位置に彼の大嫌いな巧が居て結局間に合わなかったのはなかなか悲劇的である。またすぐ後に別の悲劇が生まれたが……
もしここで巧達が金居より先に草加と合流していれば、彼らがその後に金居達と戦う原因となった銃声もなかったはずなので、続く天道の死もなかったかもしれない。
無論、洗脳された五代の存在から激突の可能性は十分に考えられるが、そうなると(草加だし)称号は次のようになるだろう。
**称号【「俺が死んだのも全部乾巧って奴の仕業なんだ」】
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**&aname(kenzaki)【剣崎一真】
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'、へ--- ,.' i、_________,!‐|:::::::::::::::::::::::::::::::::::!大ショッカーではない
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名前:剣崎一真
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:5
スタンス:対主催
関わりの深い人物:東條悟、光夏海、矢車想、ダークカブト、門矢士
関わりの深い支給品:ブレイバックル、ガタックゼクター
変身回数:仮面ライダーブレイド(1)、仮面ライダーガタック(1)
もちろん彼が殺し合いに乗ることはない。1stでは一応サラマンダーだったけど。
ヒートメモリとケータッチを支給された彼は、それを持ち主に届けようとする。
だが、配置場所は死亡フラグの病院である。
いきなりマーダーである東條悟に遭遇するが、まずは彼も情報交換を始めたため、ライダー同士が殺しあう龍騎の世界の実情を知ることになる。その世界の存在を嘆き、かつてのカリスの言葉を彼に教え諭すも、相手は剣崎を馬鹿と見て攻撃。
ブレイド対タイガの戦いになるが、仮面ライダーの戦いに耐えられなかった病院の床は崩壊。下階で戦っていた光夏海(仮面ライダーキバーラ)、ネガタロス(仮面ライダーネガ電王)、矢車想に鉢合わせる。そこから混戦になるも、なんとかネガタロスは撃退される。
その後、ダークカブトの接近という最大の死亡フラグの中、
誰も変身できないという魔の状況に。
ダークカブトと鉢合わせた彼は、生身で特攻し、他の仲間を逃がす。
しかし、そこへ偶然通りすがった仮面ライダーディケイドに危機を救われ、加賀美の死後さまよっていたガタックゼクターに認められて事態は好転。
士と一瞬でも心を通わせた彼の魂はカードどして再現され、自らの変身した姿・仮面ライダーブレイド(カメンライド)と共闘。
ダークカブトは撃退したが、彼に受けた傷は深く、変身解除直後に絶命。
1st、NEXT、ニコロワβなどいずれのロワでも早期退場し、1stエピローグで封印され、破棄されたSSでも死亡している彼。本編のラストで不死となる彼の最後とは対照的である。
死に様がカッコいいので、このSSしか見つからないのが勿体無いのだが、死にまくりな彼の称号は……。
**称号【死に愛された男】
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*か行の死亡者名鑑(2)
-[[【キング】>か行の死亡者名鑑(2)#king]]
-[[【草加雅人】>か行の死亡者名鑑(2)#kusaka]]
-[[【紅音也】>か行の死亡者名鑑(2)#otoya]]
-[[【剣崎一真】>か行の死亡者名鑑(2)#kenzaki]]
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**&aname(king)【キング(仮面ライダーキバ)】
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i∧ ヽ ,,,,,,,j /', \ ン /ヾi、_/i / `,j ヽ´ i j',/ ヽ
j , ', ̄''''''‐-、/ j_,,,,,,-ゝ /"⌒ヽ‐-!_i_/ヽ_二二> i i, ',
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ii i ', ', / /i. ',-7∧_'''''ヽ'" /ヾソヽ`i´/、 ',ヽ´ i i ', ',
ii i ', ', / / i i// i ヽ、 ヽ/―ヲ- i´ヽニヽ i ヽ i i´/ヾ _,,,,,,----、、
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ヽ ̄二--"´ ', / /、__ゝ ヽ //
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名前:キング
作品名:仮面ライダーキバ
登場話数:4
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:北岡秀一、秋山蓮、五代雄介、海東大樹、園咲冴子、牙王、紅渡
関わりの深い支給品:ゾルダのデッキ、サガーク、キバットバットⅢ世
戦績:三戦一勝一敗一無効試合
変身回数:バットファンガイア(2)、サガ(1)、ゾルダ(1)
「[[共同戦線]]」で初登場。参戦時期は最終回で二度目の死を迎えた後。
同じ世界の仲間同士で合流していた仮面ライダーナイト=秋山蓮と仮面ライダーゾルダ=北岡秀一の前に姿を現し、バットファンガイアへと変身、戦闘に突入する。最強フォーム相当の仮面ライダーでも、二人掛かりでなければ倒せないほどの強さを誇る彼がサバイブですらない二人に後れを取るはずがなく、二度のファイナルベントを受けても生存、油断し切った二人を不意打ちし気絶させる。この際二人纏めてライフエナジーを頂こうとしたが制限によって北岡しか殺せず、仕方なく蓮を直接殺そうとしたところでクウガとディエンドの二人という、地味にディケイド本編でも見られなかったコンビに妨害を受ける。
複数の仮面ライダーとの連戦にも関わらず、カードが足りないディエンドを寄せ付けず最終決戦寸前の五代クウガをも圧倒する強さを見せつけたが、さすがに二つのファイナルベントを受けた後の身体でアメイジングマイティを一蹴と言うわけにはいかなかったのか、最終的には痛み分けに近い形で戦いは終わる。その際、自分の変身が強制解除されたことで即制限を理解し、多くの変身手段を持つ者が勝つというセオリーを見抜くなど頭の冴えも見せたが、目的は異世界の参加者もろとも紅親子を抹殺し、自分を捨てて行った真夜の愛を取り戻すよう願うというちょっと残念なものである。そこがこの人の魅力でもあるのだが。一応はファンガイアの世のために戦うという王様らしい部分もちゃんとあるということも断っておく。
五代達を見失ったが、その間に自身のデイパックよりサガークとジャコーダーを発見。未来で息子が纏っている鎧を手にしたことに運命を感じながらも他の参加者を狙って歩いていると、まさに運命の悪戯か、最愛の妻と間男の間に生まれ、自分を二度も(この時点では二度目の死の記憶はないが)殺めた怨敵、紅渡の姿を発見する。実はキングと出会う直前から渡が参戦していたのだが、そんな彼の同じ世界の仲間同士が戦う理由なんてないという当然の主張も、実際に(二度も)殺された恨みのあるキングが聞き入れるはずもなかった。サガに変身し本気で殺そうというその時キングを阻んだのは、渡の同行者である冴子の策に乗った牙王=仮面ライダーガオウだった。「キバ」の「王」を名乗り、自らを打倒しようとする愚か者を先に仕留めんとするキングだったが、圧倒的に上のスペックを持ちながらも二人の王の戦いは互角。戦場から離脱しようとする園咲冴子の変身したキバと、渡を狙った一撃を放ち、先の仮面ライダー達との戦いで蓄積したダメージによる戦力低下を認識しながらもガオウを調伏せんと挑むキングだったが、この一撃が宿敵を覚醒させてしまった。
エンジンブレードを片手にキバへと変身を遂げた渡が牙王との戦いに乱入し、キングも邪魔者は放置してキバとサガの一騎打ちへともつれ込む(この間、ガオウは駆けつけたU良太郎が変身した電王RFが相手をしていた)。エンペラーフォーム相当のサガが圧倒的に優位のはずだが、五代や牙王によって刻まれたダメージと、ドッガフォームのサガをも凌ぐ怪力が合わさり、遂に撃破されてしまう。だがキングはなおも倒れず、ゾルダのデッキで変身し第二ラウンドへ。動きの遅いドッガフォームをその高火力で蹂躙するが、バッシャーフォームへと再変身を果たしたキバとの銃撃戦に持ち込まれ、最終的に必殺技同士の激突となる。だが一枚のファイナルベントしか持たないゾルダに対して、キバフォームに戻ったキバの二度目のウェイクアップが発動される。それすら意地のガードベントで耐え切ったキングだったが、エンジンブレードのマキシマムドライブ、三連発目の必殺技にゾルダの変身も解除された。
だが二度も必殺技の直撃を受けながら、ファンガイアの王は生きていた。そして変身の制限時間を迎え生身を晒した渡に対し、その王の真なる姿、バットファンガイアの威容を披露する。
吸命牙はキバットバットⅢ世の働きによって回避されるも、変身できない渡なら満身創痍でも問題なく殺せる、バットファンガイアはそう思っていたが――窮地に瀕し、改めてマーダー……否、ファンガイアの王として覚醒を果たした渡の呼び声に、サガークが応えてしまったのである。どうでも良いかもしれないが渡に味方するサガークへの「貴様まで、この俺を裏切ると云うのか!?」というキングの台詞が脳内再生余裕な辺りが涙を誘う。
疲弊し切ったバットファンガイアでは、もはや完全新生したサガに太刀打ちできなかった。一方的に蹂躙され必殺技と共に死を宣告されるも、だが無様に死ぬことだけは、ファンガイアという一族の王として許されなかった。これで死ぬのは三度目になるのだと思い出しながら、新たな王を名乗る渡に問答を仕掛けたキングは、彼が自らと同じく、世界のために戦う覚悟であることを悟る。忌々しい宿敵であるため不本意ではあるが、彼にファンガイアの世界を救う英雄の役目を任せよう。そう決意した彼は、王として紅渡に命じる。ファンガイアの世界を、その力で救ってみせよ、と。該当者の死によって継承されていくというファンガイアの王位の性質上、決して果たせぬはずだった襲名の儀を最期の責務として果たし、偉大なる魔王は三度目の死を迎えた。自らの役目を引き継いでくれる、新たな王に看取られて――
原作では(ファンガイア的には)特に悪いことはしていないはずなのに邪魔者扱いされて誰にも惜しまれず、挙句の果てには二度も息子に殺害されるという、平成ライダーでも屈指の不幸キャラのキングだが、本ロワではそんな原作に比べるとかなり恵まれた死に方ができたキャラだとよく言われる。彼の王としての誇りは渡へと受け継がれ、彼がマーダーであり続ける理由の一つとすらなっている(これについては、『仮面ライダーであること』から逃げる言い訳にしている面もあるが)。また、音也やキバットバットⅡ世がその死に思うことがあったり、主催側の同じ名を持つ怪人、キング@仮面ライダー剣の彼に対する侮辱に敵対していた渡やキバット、さらに牙王までもが怒りを見せるなど、少ない登場話数ながら出会った者には決して小さくはない影響を残して逝った。
単純な戦闘力でも参加者トップクラスであったため、さらに無双が続くことも期待されてはいたようだが、宿敵を認めて散るその潔い最期は多くの読み手にも深い満足を与えたようだ。実際その退場回は本ロワでも屈指の人気を誇るSSとして、本ロワの外でもよく話題に挙がるようである。
なおAAはこのロワ内で彼が変身する仮面ライダーサガである。紛らわしいが彼は大牙兄さんではなくその父たる過去編のキングである、念のため。
**称号【原作より幸せに死んだ魔王】
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**&aname(kusaka)【草加雅人】
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N'~ 〃 ミミ:、 ヾ,)z
i 川川川/ '´彡ミミ Y',
/ ミミヽ、ミ州州州,.=-=-、 ミミ 災ヾ、 ハ
フ ,;彡=-'"~´ `ヾ:ミ ミミ彡'
、j; {"´:.:.:. ゞミ ミ=-' ';"
゙i; ;i:.:.:.:. :. .: _,,.、 `ヾ:、 ;彡'
ツ j:.:.:.:.. 、ヾ:.、 , /〆´ ゙{:ミ、{ iY
゙=-、 }:. {`ー--、 j ハ -'"r雅ア 川'j /
ぐ;ハ:.. `<草;` ゙.:: :.、~´ ' .: ハ_ノ
゙j;ヽ:. ,:' .::. fミ{、
ナjヽ:. .:::. `i、;:.. /χ彡
゙j"ヽ:. 、r-、.ノ~` ヾ:, : ル彡'
〃 ゙ヽ:. ,. -yー,ィェェゝ : イミ:、 ,.
`xナヽ:. ,ィ-'、ェエエ'"´ `` |' ゙"
、,;メヽ:. ー-: | ̄ハ
/ `ト:、:. ' ゙ / i;;;/ ヽ
__,.:-:一'"フ~ ヽ:.:`.:.-:─:.´ 」:/ ヽ.、_
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名前:草加雅人
作品名:仮面ライダー555
登場話数:6
スタンス:ステルス
関わりの深い人物:園田真理、フィリップ、五代雄介、海東大樹、秋山蓮、金居
関わりの深い支給品:カイザギア、ファングメモリ、バットショット、ナイトのデッキ、T2エターナルメモリ、ロストドライバー、デザートイーグル
戦績:二戦一敗一無効試合
変身回数:仮面ライダーカイザ (2)
[[オープニング]]から登場。死神博士との会話で本ロワが世界対抗戦という一種の陣営戦であることを明らかにする功績を上げるが、優勝の報酬へのリアクションが原因でこの頃から天道総司には警戒されていたようだ。
いざ殺し合いが始まれば、やはり何よりも大切な存在である真理を探し行動していた。だが発見した時には真理は既に殺害されていた。
その死体を検分するフィリップを犯人だと――否、殺し合いに優勝して彼女の蘇生のための贄だと認識し、カイザに変身して襲いかかる。ファングメモリの妨害に遭うも、フィリップは容易に仕留められるかと思われたが海東大樹、そして五代雄介が登場。海東の不敵な物言いと、事実上数の不利からこの場は説得された風を装い、彼らとチームを組む。
その後バットファンガイアに殺されかけていた秋山蓮を他のメンバーが救う中、草加自身はどさくさに紛れて蓮の装備を手中に収めていた。ナイトのデッキは無論、自身に支給されていたロストドライバーと対応するエターナルメモリをも……
バットファンガイアから逃げ延び、園咲邸に逃げ込んだ他のメンバーは打倒大ショッカーに向けて行動するが草加は彼らに蓮を警戒するように告げる。助けはしたものの彼が危険人物ではないと限らない(事実蓮はマーダーである)という当然の意見だったが、真意は出会い頭に自分がフィリップを襲ったために抱かれている警戒心を少しでも蓮に移す事だった。目が覚めた蓮にも挑発を行いつつ、あくまで自分はフィリップら仲間を大切に想っている人物であるかのように振る舞うことで、信頼と疑心のバランスを整えて行く。その過程で、フィリップが撮影した園田真理の仇=アルビノジョーカーの姿を知る。
その後の蓮を加えた情報交換で、大方の読者の予想を外し乾巧は信用できると発言。しかし他のオルフェノク達は、(一応)マーダーは誰もいないにも関わらずやはり悪評を流された。
世界対抗戦だろうとオルフェノクを憎む草加が彼らの助けになることを言うわけはなかったと言うより、これは純粋にオルフェノクを信じられなかったためだろう。参戦時期がちょうど養父がオルフェノクだと判明し、流星塾を襲った悲劇も彼が黒幕だったのではなかったのかと疑い、オルフェノクを倒すことにより強い意欲を見せていた時期なので、それも当然なのかもしれない。また、異世界であるファイズ学園のオルフェノクには特に興味を示さなかったが、これについても彼が己の閉じたコミュニティでの安住を望む性質だからだろう。
警察署を経由してE-4の病院に向かうことになった彼らは移動を開始。その道中草加は同行者や同じ世界の参加者について思考を巡らせる。ここでの考察で、三原はカイザに変身しても灰化しないのではないかという可能性に至るも、草加にとって唯一の仲間と呼べる三原にそこまでの危険を強いるわけにはいかないと思い止まる。どの道三原が変身する以上は弱いが敵に回ると厄介なデルタをまず確保し、三原に余計なことを言わせないよう急いで合流しなければ、と頭痛を覚える。
まさかこれが後の伏線だったとは、草加自身も思わなかっただろう……
その後、東京タワーの様子に気づいたフィリップの言葉を受け、彼と海東がまず一時離脱。草加としては最も厄介な海東だけがいなくなればと思ったもののそう都合良くはいかなかった。さらに五代も銃声が聞こえたとして狙撃者を探しに行き、蓮との二人っきりとなる。元々挑発した草加が悪いわけだが険悪なムードの中、デッキやメモリは海東が盗んだのではと蓮に吹き込もうとするが通用せず、互いに手が出せる状況ではないものの対立は確定的となった直後、五代が帰還。だが明らかに様子がおかしいと感じた次の瞬間、五代は警告を発すると共にライジングアルティメットへと変身を遂げた。暗黒掌波動を受け吹き飛ばされ、着地した時点で蓮と距離が開き過ぎ、彼を盾にはもうできないと舌打ち、カイザとなってライアルに挑む。
相手が五代だろうと容赦せず猛攻を加えるカイザが一見優勢だったが、原作と違い謳われている通りの戦闘力を誇るライアルには必殺技でさえまるで通用しなかった。五代を操る金居によるライアルの性能実験に付き合わされる形で弄ばれ、最終的には完敗、カイザドライバーの武器も奪われてしまう。さらに言えば確保していたナイトのデッキとエターナルメモリも最初の一撃の時点で取り零した挙句蓮によって回収されてしまっていた。同じ頃に蓮の話を聞いたフィリップ達には本心を知られてしまいステルス戦術も瓦解、先程までの装備充実強ステルスマーダーから一転、貧相な弱小マーダーへと成り下がってしまう。
このままでは真理を救えない――そう思った草加を襲う頭痛の正体は、体内に埋め込まれたオルフェノクの記号の力が弱まり、カイザの力の反動が現れた物だった。
願いを叶えるためには、何もかもを犠牲するつもりだった。
だが、自分の命を懸けても届かないとなれば、どうすれば良いのだろう?
絶望の中で草加は全ての真相を知るだろう父の名を呼びながら、意識を失う。
放送後しばらくして目を覚ました草加は、もう正気を保っているかも怪しかった。真理の名を呼び、自分達を一度は殺したオルフェノクへの憎しみを剥き出しにして、あてもなく彷徨うだけ。何もないところで転倒し、落としてしまったカイザギアに手を伸ばすと、何者かがそれを先に回収した。
突然の来訪者に対し、草加はチャンスを見出す。フィリップのようなお人好しであれば利用できるし、自分を利用しようとする輩でも同じように利用し返してやれば良いと。
ここで、自分達が今殺し合いの只中にいるという認識が欠落したような期待を抱いたことが、やはり本来知恵者である草加の追い詰められ具合を表していただろう。
返答は一発の銃声。カイザギアを拾っていたのは戻ってきた金居だった。
脳天をデザートイーグルによって撃ち抜かれた草加は、真理への愛に生きたその生涯に幕を降ろした。
初代ライダーロワで、というか多分だいたいのロワ企画でステルスマーダーとして活躍する草加だったが、今回は途中までは疑心を持たれつつも万全に近かったがライアルによって全てを台無しにされた形であった。真理の命を奪った志村純一も(己の過失が原因とはいえ)徐々に追いつめられている様子を見ると本ロワはステルスマーダーに厳しいのかもしれない。
ところで草加も木場や真理と同じく、剣の世界からの参加者、それも怪人であるアンデッドに殺されることになった。このロワには555<剣の法則でもあるのだろうか。
彼の命を奪った凶弾の声を聴き、すぐ後に駆けつけられる位置に彼の大嫌いな巧が居て結局間に合わなかったのはなかなか悲劇的である。またすぐ後に別の悲劇が生まれたが……
もしここで巧達が金居より先に草加と合流していれば、彼らがその後に金居達と戦う原因となった銃声もなかったはずなので、続く天道の死もなかったかもしれない。
無論、洗脳された五代の存在から激突の可能性は十分に考えられるが、そうなると(草加だし)称号は次のようになるだろう。
**称号【「俺が死んだのも全部乾巧って奴の仕業なんだ」】
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**&aname(otoya)【紅音也】
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,イーニア<>``:フノノノ`ヽ、::::::::::`ヾヾ丶、_>-イ |::::`ヽ、l:{:ソ>'(_:::-‐'´:::::l/ l ,、 /ヽ/i//┐
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`ヽ、 -‐ ' ´/ フヽr'二ヾ}/ヘ' ``| l l |`i'
AAは裏テーマとして彼の死装束としてデザインされたというダークキバである。ふざけていないAAを私が見つけられなかったせいです、はい。
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名前:紅音也
作品名:仮面ライダーキバ
登場話数:8
スタンス:対主催
関わりの深い人物:ン・ダグバ・ゼバ、浅倉威、木野薫、園咲霧彦、乾巧、天道総司、門矢士、矢車想、鳴海亜樹子、相川始、左翔太郎
関わりの深い支給品:イクサナックル(プロトタイプ)、ライアのデッキ、キバーラ、サイドバッシャー
戦績:三戦一勝二敗
変身回数:仮面ライダーライア(1)、仮面ライダーイクサ(1)
[[滂沱]]で初登場。死亡後からの参戦。同じく対主催の園咲霧彦、乾巧と遭遇して霧彦と恋愛観の違いで口論になり、クロスカウンターで互いの頬を殴ったりしていたらン・ダグバ・ゼバ、仮面ライダー王蛇=浅倉威、テラー・ドーパント=木野薫が現れる。だが変身を横着して霧彦達に戦いを任せようとしたらテラー・フィールドの直撃を生身で受け気絶、以降二話ほど続く乱戦の中意識不明の足手纏いとなってしまう。
だが乱戦も終盤、天道総司が殿を務める撤退の際テラーを受けたにしては後遺症もなく早期に起き上がり、瀕死の霧彦達を背負ってその場を離脱する。野郎を助ける趣味はないが、彼らの心が奏でる音楽を護るために……
残念ながら霧彦は命を落としてしまったが、彼の遺志を継いで全ての世界を救うために行動を開始する――ただし男と仲良くする趣味はないとして天道達と別れ、単独で行動を開始する。この際、天道が言葉を引用した彼の祖母のことを「わかってるじゃないか」と評した。
今後の方針として、霧彦の妻である冴子でも探そうかと考える。まさか渡か名護と合流しているなんて都合の良い展開はないだろうと考えたが、さすがの音也も渡がまだ父と出会う前で悩んでいる時期からの参戦であり、天道の親友である加賀美を殺めてしまい、マーダーとして冴子と共に行動していることは完全に予想外だったようだ。
ふらりと立ち寄った病院で、異世界の自分を知る門矢士と合流。ネガ世界の支配者となっている紅音也の存在を知り、偉ーい人になっているとはさすが俺、などと評する一方で、人の心の音楽を奪うようなネガ音也をまるで駄目な小物と断じ、後で根性を叩き直そうと決意する。
そこに士の旅の仲間であるキバーラと、その同行者である矢車想が現れる。キバーラの失言で夏海の死を知り、憎悪のままに破壊者と化そうとした士を根性注入と称して殴りつけた音也は、父が我が子を導くように、夏海が本当に願うことは何なのかを士に思い出させる。直後に東京タワーから発せられた亜樹子の放送を聞いた音也は、一も二もなく東京タワーへと向かうことを決意する。罠だと言われても、か弱いレディーが助けを求めているととりあわず、逆に士に命ある限り戦うという仮面ライダーとしての心を取り戻させた。
タワーへの道中、サイドバッシャーに乗った左翔太郎と相川始のペアと合流。霧彦の仲間である翔太郎に彼の最期を伝え、情報交換を行いながら、共にサイドバッシャーで東京タワーに到着。タワーに仕掛けられた爆弾や鏡の中に潜むゼール軍団、そして亜樹子の放送が他世界の参加者を殺す罠出会った可能性に気づく。始の冷徹な指摘に翔太郎が怒りを見せ、緊張が走る――が、音也はそれがどうしたと言い切る。翔太郎には仲間なら信じてやれと、始には仲間を護るために頑張ったのなら、男なら許してやれと言い、流れていた不穏な空気を払拭する。
そこで、翔太郎がタワーから離れようとする浅倉威を発見。始の提言により彼をタワーに残して翔太郎とサイドバッシャーで追跡を開始する。戦闘前の問答で彼が最初に遭遇した王蛇であること、テラーメモリを喰らいその力を取り込んでいることを知るが、やるしかないとライアに変身。ファムの鎧からその持ち主である女性のためにも浅倉を倒すと決意を強める音也だが、浅倉の実力とファムの幻惑能力によってデッキを破壊され、追撃をかわした結果川落ちしてしまう。
決着のつけ方として一部で悪名高い川落ちだが、今回は流れが速く溺れ死ぬ危険があると判断した仮面ライダージョーカーが助けに来る……が、追いついたところで翔太郎も変身解除、途中ハイパーゼクターが翔太郎のデイパックから飛び去って行ったが二人を助けることもなく、ただ流される結果となった。
放送が始まった直後に何とかE-3エリアに上陸できたが、目的地である東京タワーとは反対のエリアであり、暖を取りながら二人揃って行動方針を決めあぐねていた。
一時間ほど後、E-2エリア市街地を探索していると白い服の男――霧彦を殺したン・ダグバ・ゼバと再会、そのことを翔太郎に伝えはしなかったもののようやくイクサに変身し、ダグバの変身したリュウガへジョーカーと共に挑む。無鉄砲なジョーカーをフォローしつつ、スペックで上を行きカードによって手数にも勝るリュウガにそのアドバンテージを使わせないよう必殺技の連撃で勝利を収める。直後、デッキを破壊されたことで出現したドラグブラッカーの攻撃に晒されたイクサを救ったのは、男だからと疎ましく扱っていた翔太郎――ジョーカーだった。自分を庇って彼が痛めつけられたのを見た音也は怒りのままにドラグブラッカーを撃破するが、今度は無傷のダグバが現れた。今の音也では自分を怖くできないとして一度は見逃されるが、音也は人の命と音楽を奪う悪魔をこれ以上野放しにすることをよしとせず、疲労とダメージの蓄積された状態で自ら戦いを挑んだ。
だがプロトイクサで挑むには、ダグバはあまりにも無謀な相手だった。まるで攻撃は通じず、数度殴られただけで全身の装甲に亀裂を生み、仮面も破壊され素顔を晒してしまう。その様を見てダグバはもう戦えまいと判断したが、それでも自分のコンサートはまだ終わっていないと、音也は再度立ち上がる。超自然発火を受け完全にイクサを破壊されながらも、愛した女達への感謝と謝罪と、出会って来た仲間達への心配と激励と、名護への渡を支えて欲しいという依頼と――そして愛する息子への、自らと同じように人と音楽を護り、自分が死んでも強く生きろという祈りを胸に、自らを焼く劫火すら巻き込んだブロウクン・ファングをダグバに叩き込み、そして燃え尽きた。
命を懸けた一撃は、ダグバに痛みを覚えさせる程度で終わってしまった。だが一度倒れた時もしも立ち上がらなければ、翔太郎も殺されていたのかもしれない。原作で最後まで魔族の王に抗い抜いたように、究極の闇が相手だろうと最後まで譲れないところを譲らぬまま、人の命が奏でる音楽を護り抜き、千年に一度の偉大な天才は息を引き取ったのだ。
彼の亡骸を見た翔太郎は酷く傷ついたが、そこに駆けつけた名護啓介によって立ち直った。名護はさらに自分が変わるきっかけとなってくれた音也への感謝を述べ、渡を支え、また音也の代わりに人の奏でる音楽を護ると、まるで音也の胸中にあった遺言を聞いていたかのような宣言を行い、二人の若い仮面ライダーを見事に導いている。音也が命懸けで護った翔太郎も、その遺志を継いだかのようにイクサに変身し、人々を脅かすグロンギと激闘を繰り広げた。
原作のように、登場当初こそ「何言ってんだこいつ」な言動だったのが話数を重ねるごとに大物感を増して行った。名護や士のように、彼によって導かれた者達は葦原涼や擬態天道など、また別の悩める者達を救っている。翔太郎の言葉を借りれば、その魂(こころ)が受け継がれて行く限り、仮面ライダーは不死身だと言うことなのだろう。
息子である渡が宿敵キングの遺志を継いで修羅に堕ちてしまっていることは彼にとっても心残りだろうが、同じく音也の遺志を継いだ者達は多い。本当に渡が改心したりするのかは不明だが、希望を繋いでくれる者がいる限り、父は息子を救うまで何度でも蘇るだろう。
ということで、某宇宙警備隊大隊長ことウルトラマンケンさん(推定16万歳)に習って次のような称号を贈りたい。
**称号【ライダーの父】
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**&aname(kenzaki)【剣崎一真】
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l: : i:::::::: :::'/"∥::゙゙::::::::::゙:、::::::::::::::::::::::::::::::::::::!本当の敵は
'、へ--- ,.' i、_________,!‐|:::::::::::::::::::::::::::::::::::!大ショッカーではない
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名前:剣崎一真
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:5
スタンス:対主催
関わりの深い人物:東條悟、光夏海、矢車想、ダークカブト、門矢士
関わりの深い支給品:ブレイバックル、ガタックゼクター
変身回数:仮面ライダーブレイド(1)、仮面ライダーガタック(1)
もちろん彼が殺し合いに乗ることはない。1stでは一応サラマンダーだったけど。
ヒートメモリとケータッチを支給された彼は、それを持ち主に届けようとする。
だが、配置場所は死亡フラグの病院である。
いきなりマーダーである東條悟に遭遇するが、まずは彼も情報交換を始めたため、ライダー同士が殺しあう龍騎の世界の実情を知ることになる。その世界の存在を嘆き、かつてのカリスの言葉を彼に教え諭すも、相手は剣崎を馬鹿と見て攻撃。
ブレイド対タイガの戦いになるが、仮面ライダーの戦いに耐えられなかった病院の床は崩壊。下階で戦っていた光夏海(仮面ライダーキバーラ)、ネガタロス(仮面ライダーネガ電王)、矢車想に鉢合わせる。そこから混戦になるも、なんとかネガタロスは撃退される。
その後、ダークカブトの接近という最大の死亡フラグの中、
誰も変身できないという魔の状況に。
ダークカブトと鉢合わせた彼は、生身で特攻し、他の仲間を逃がす。
しかし、そこへ偶然通りすがった仮面ライダーディケイドに危機を救われ、加賀美の死後さまよっていたガタックゼクターに認められて事態は好転。
士と一瞬でも心を通わせた彼の魂はカードどして再現され、自らの変身した姿・仮面ライダーブレイド(カメンライド)と共闘。
ダークカブトは撃退したが、彼に受けた傷は深く、変身解除直後に絶命。
1st、NEXT、ニコロワβなどいずれのロワでも早期退場し、1stエピローグで封印され、破棄されたSSでも死亡している彼。本編のラストで不死となる彼の最後とは対照的である。
死に様がカッコいいので、このSSしか見つからないのが勿体無いのだが、死にまくりな彼の称号は……。
**称号【死に愛された男】
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