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か行の死亡者名鑑(2) - (2012/02/04 (土) 00:12:35) の最新版との変更点
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*か行の死亡者名鑑(2)
-[[【霧島美穂】>か行の死亡者名鑑#miho]]
-[[【桐生豪】>か行の死亡者名鑑#kiryu]]
-[[【キング】>か行の死亡者名鑑#king]]
-[[【剣崎一真】>か行の死亡者名鑑#kenzaki]]
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**&aname(miho)【霧島美穂】
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名前:霧島美穂
作品名:仮面ライダー龍騎
登場話数:6
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:財津原蔵王丸、葦原涼、村上峡児、鳴海亜樹子、乃木怜治、浅倉威
関わりの深い支給品:ファムのデッキ、サバイブ「烈火」、大ショッカー製の爆弾&起爆用のリモコン、エクストリームメモリ、ランスバックル
戦績:二戦一敗一無効試合
変身回数:仮面ライダーファム(1)、仮面ライダーランス(1)
「[[Sへの想い/踊る緑の怪人]]」で初登場。参戦時期は死亡後。真司以外の龍騎勢と同じく、自分達が今までやって来たことと変わりはない、そして真司を護るためにと殺し合いに乗った。
発見したザンキを罠に嵌めるべく、ブランウイングに襲われる演技をして彼を誘き寄せるが、制限によりモンスターが消滅し策が潰れてしまう。だがそこで偶然葦原涼の姿を見つけた彼女は悲鳴を上げることで彼を勘違いさせ、ザンキとの潰し合いをさせることに成功する。結果として斬鬼はギルスに致命傷を与えられ彼の前から逃亡。トドメを刺そうと追い駆けた美穂だったがザンキの様子を見てそれには及ばないと判断、彼のデイパックを手に入れる。
その後、バード・ドーパントに変身して飛行中だった村上峡児をファムに変身して強襲。優位に勝負を進めるも、途中で素顔を晒しそうになったため離脱。偶然その方向に走って来た鳴海亜樹子に装甲声刃で仕掛けられるが無傷であっさり制圧。そのまま殺そうとしたのだが、相手もまた「女性」であったことから彼女を利用しようと企み、手を組むことを選ぶ。
東京タワーに向かう途中、オートバジンに跨る乃木怜治と遭遇。互いに真意を隠したまま彼に参加者を東京タワーに集めるように頼むことに成功する。さらに東京タワーに到着すれば、そこに爆弾を仕掛け亜樹子に参加者を集めさせるよう放送させた……が、これにより乃木にステルスであることが見破られ、メタ的に言えば拡声器自体が死亡フラグなど、ここまで特に落ち度のなかった彼女の行動に一気に不安要素が出現する。
そして、真司が放送を聞いていないよう祈りながら参加者を待つ彼女の前に現れたのは――仇敵、浅倉威だった。
姉の仇である浅倉を見逃すことなどできないが、亜樹子は実質戦力外であり、美穂自身も浅倉には敵わないことは既に証明されている。しかし変身制限のことに気づいていた彼女は、既に亜樹子を自分が倒したと浅倉を騙した上でファムに変身させ、浅倉の変身を消耗させる作戦を思いつく。ファムの幻惑能力を活かして亜樹子は見事に10分間浅倉相手に生き延び、彼女からファムのデッキを回収した美穂は、さらに亜樹子から上手く手に入れたランスに変身する――が、浅倉もまたインペラーに変身し応戦される。
テラーの力を得た浅倉によって精神を削られながらも、姉や真司への想いで恐怖心に対抗し、ファイナルベントを耐え切り、マイティインパクトでインペラーを撃破するランス。だが浅倉は生きていた。ヘラクスゼクターに選ばれた彼のクロックアップによって圧倒され、決死の反撃も弾かれてしまい、そのままライダービートの一撃を受け致命傷を負ってしまう。
死を待つだけの状態で憎い仇を睨みながら、彼女の脳裏に浮かんだのは最愛の姉とどこかで人助けをしているはずの馬鹿な御人好しの姿だった。彼らと共に生きる世界に帰りたかった――そう涙を流した直後、また復讐に生きた彼女の生涯はゼクトクナイガンによって絶たれた。
死後は東京タワーの罠などの全ての罪を、(あながち嘘とも言えないが)自分は脅されていただけだと真っ黒になった亜樹子に押し付けられてしまったが、これは亜樹子を見て「女だからと油断した」美穂が悪いと言われればもう反論できない。そもそも死人に口なし、だが。
原作と同じ言葉を残して散った彼女だが、あるいはその直前に真司に言われた通り殺し合いをやめていれば生き残ることができたかもしれない。例えばもしも対主催として涼やザンキと協力していれば、浅倉相手にも十分勝ち目はあっただろう。
そして世話を焼かせる真司という相方の紐があれば、彼女の靴が脱げて復讐の闇へと落ちて行くことはなかったと信じたい。真司の言葉は、生前の彼女に届いていたはずだから。
**称号【結べなかった靴紐】
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**&aname(kiryu)【桐生豪】
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ィ ニl , r ' ´ l.ニ.l、`ヽ、‐-、
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l ,ヘ ヘ l||| l /, r‐‐- 、:::::::::::::::::::::::::::::::l 俺は最強の仮面ライダーだ!
l´⌒ヽ| || |l´: : : : : : ヽ::::::::::::::::::;;::::::l
l: : : : :lヽ‐'.l: : : : : : : : : l:::::::::l´`l l:::/ そんなふうに考えていた時期が
.ゝ: : : :l`ー'´ヘ : : : : : : : /:::::::::ゝ'ハ::::l 俺にもありました
',: : :ノ 〉、、___,ノ`ヽ、 //、l::l
l`´l、ヽ l lヽヽ、 \`ヽ、_/::::::::l
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`ヘヘ_,-‐-、_/ フ´ ./',
/`'ー、_ ヽ_ ____/ / |ー- 、
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´: : : : ` ヽ、 , -─'`ヽ、_ | | ノ / / |
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ノ,r、: : : : : : : \: : : : : : : : :',-‐'l´ ̄ | |  ̄` 'ー‐- =_ヽー─- 、 ィ´: ': : : l
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名前:桐生豪
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:4
スタンス:マーダー(無差別)
関わりの深い人物:三原修二、リュウタロス、金居、城戸真司、小沢澄子、ス・ゴオマ・グ
関わりの深い支給品:レンゲルバックル、アイスエイジメモリ
戦績:四戦四敗
変身回数:仮面ライダーレンゲル(3)、アイスエイジ・ドーパント(1)
「[[運命の適合者]]」で初登場。
スパイダーアンデッドに支配されていた時期から参戦した彼は橘朔也との決着を目指して無差別マーダーの道へ。
まずは三原に襲い掛かるが、戦う覚悟の無い三原はどれだけ痛めつけられても無抵抗。
三原に愛想を尽かしてレンゲルに変身し三原を仕留めようとした時、二人の間に突如リュウタロスが割って入る。
人間でないリュウタロスを標的にする桐生に対して、リュウタロスは三原に憑依しR三原としてデルタに変身する。
デルタのトリッキーな攻撃を連続で受けてしまい撤退を余儀なくされた。
次に出会ったのは同じ世界出身の金居。ルール上は敵でない相手でもスパイダーアンデッドの邪悪な意志に従い戦いへ。
召喚したパラドキサアンデッドとの連携で金居を追い詰めるも、本物のカテゴリーKであるギラファアンデッドには及ばなかった。
二度目の負けを喫し、しかし「剣の世界」の保守を優先する金居に見逃される。
その後真司と小沢を発見し、制限を受けているレンゲルの代わりにアイスエイジ・ドーパントに変身して奇襲を仕掛ける。
真司が変身した龍騎相手に初めは有利に戦いを進めるが、小沢のアシストによって龍騎に反撃の隙を与えてしまう。
必殺技を食らう直前で身代わりの氷像を作り、その間に氷と炎では相性が悪く、一対二で数も不利と判断して逃走。本日三度目の敗北である。
時間を経て病院に向かい、レンゲルに変身してベッドに横たわるゴオマを襲撃する。
目覚めたゴオマとの戦闘に入るが、そのゴオマはダグバの力を得て今や究極体、圧倒的な力の前に追い込まれてしまう。
どうにか繰り出した必殺技も受け止められ、とうとうゴオマに一方的に殴られるだけの有様に。
レンゲルの変身が解けてもゴオマの残虐な暴力は止まらず、四度目の敗北と共に全身を砕かれた桐生の命は絶たれた。
レンゲルの能力と戦いへの飽くなき衝動を兼ね備えた凶悪マーダーになるかと思われた桐生だったが、終わってみればキルスコア0どころかまさかの全敗。
戦闘開始時は優位になることがあっても最後は負けるか逃げるかで結局大きな戦果を挙げず仕舞いだった。
どこかの誰かの悪い癖が伝染したのだろうか。
**称号【後輩顔負けのヘタレライダー】
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**&aname(king)【キング(仮面ライダーキバ)】
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ヽ j,'/ .`,' ,'、/弋_ノi/j
/ヽi i ,' ,' ヾ、シ// j
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/ヽ / \ ', ヽ/ / i ソ / i-i,
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i∧ ヽ ,,,,,,,j /', \ ン /ヾi、_/i / `,j ヽ´ i j',/ ヽ
j , ', ̄''''''‐-、/ j_,,,,,,-ゝ /"⌒ヽ‐-!_i_/ヽ_二二> i i, ',
i ,', ',--,,,,_/ ', ,i, ゚ ノッ、二ニiヽ_ i ヽ',__j i', ',
ii i ', ', / /i. ',-7∧_'''''ヽ'" /ヾソヽ`i´/、 ',ヽ´ i i ', ',
ii i ', ', / / i i// i ヽ、 ヽ/―ヲ- i´ヽニヽ i ヽ i i´/ヾ _,,,,,,----、、
i `゙゙', .∨ /--/フ 〈 、`ヽ、 iフ-‐'''ニザゝ-'ツ、、', j `''i i二_/ニ ̄ ̄7―――i´ ̄j´ ---ニニ= 、
ヽ__ ',__/__/ ヽ ヾ、_\ ゝ'一i'"´/フヾi ',ヾヽ=.j i,,,,j ヽヽ /7// . ', .i /ヾ ヽ`'ヾj
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ヽ ̄二--"´ ', / /、__ゝ ヽ //
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名前:キング
作品名:仮面ライダーキバ
登場話数:4
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:北岡秀一、秋山蓮、五代雄介、海東大樹、園咲冴子、牙王、紅渡
関わりの深い支給品:ゾルダのデッキ、サガーク、キバットバットⅢ世
戦績:三戦一勝一敗一無効試合
変身回数:バットファンガイア(2)、サガ(1)、ゾルダ(1)
「[[共同戦線]]」で初登場。参戦時期は最終回で二度目の死を迎えた後。
同じ世界の仲間同士で合流していた仮面ライダーナイト=秋山蓮と仮面ライダーゾルダ=北岡秀一の前に姿を現し、バットファンガイアへと変身、戦闘に突入する。最強フォーム相当の仮面ライダーでも、二人掛かりでなければ倒せないほどの強さを誇る彼がサバイブですらない二人に後れを取るはずがなく、二度のファイナルベントを受けても生存、油断し切った二人を不意打ちし気絶させる。この際二人纏めてライフエナジーを頂こうとしたが制限によって北岡しか殺せず、仕方なく蓮を直接殺そうとしたところでクウガとディエンドの二人という、地味にディケイド本編でも見られなかったコンビに妨害を受ける。
複数の仮面ライダーとの連戦にも関わらず、カードが足りないディエンドを寄せ付けず最終決戦寸前の五代クウガをも圧倒する強さを見せつけたが、さすがに二つのファイナルベントを受けた後の身体でアメイジングマイティを一蹴と言うわけにはいかなかったのか、最終的には痛み分けに近い形で戦いは終わる。その際、自分の変身が強制解除されたことで即制限を理解し、多くの変身手段を持つ者が勝つというセオリーを見抜くなど頭の冴えも見せたが、目的は異世界の参加者もろとも紅親子を抹殺し、自分を捨てて行った真夜の愛を取り戻すよう願うというちょっと残念なものである。そこがこの人の魅力でもあるのだが。一応はファンガイアの世のために戦うという王様らしい部分もちゃんとあるということも断っておく。
五代達を見失ったが、その間に自身のデイパックよりサガークとジャコーダーを発見。未来で息子が纏っている鎧を手にしたことに運命を感じながらも他の参加者を狙って歩いていると、まさに運命の悪戯か、最愛の妻と間男の間に生まれ、自分を二度も(この時点では二度目の死の記憶はないが)殺めた怨敵、紅渡の姿を発見する。実はキングと出会う直前から渡が参戦していたのだが、そんな彼の同じ世界の仲間同士が戦う理由なんてないという当然の主張も、実際に(二度も)殺された恨みのあるキングが聞き入れるはずもなかった。サガに変身し本気で殺そうというその時キングを阻んだのは、渡の同行者である冴子の策に乗った牙王=仮面ライダーガオウだった。「キバ」の「王」を名乗り、自らを打倒しようとする愚か者を先に仕留めんとするキングだったが、圧倒的に上のスペックを持ちながらも二人の王の戦いは互角。戦場から離脱しようとする園咲冴子の変身したキバと、渡を狙った一撃を放ち、先の仮面ライダー達との戦いで蓄積したダメージによる戦力低下を認識しながらもガオウを調伏せんと挑むキングだったが、この一撃が宿敵を覚醒させてしまった。
エンジンブレードを片手にキバへと変身を遂げた渡が牙王との戦いに乱入し、キングも邪魔者は放置してキバとサガの一騎打ちへともつれ込む(この間、ガオウは駆けつけたU良太郎が変身した電王RFが相手をしていた)。エンペラーフォーム相当のサガが圧倒的に優位のはずだが、五代や牙王によって刻まれたダメージと、ドッガフォームのサガをも凌ぐ怪力が合わさり、遂に撃破されてしまう。だがキングはなおも倒れず、ゾルダのデッキで変身し第二ラウンドへ。動きの遅いドッガフォームをその高火力で蹂躙するが、バッシャーフォームへと再変身を果たしたキバとの銃撃戦に持ち込まれ、最終的に必殺技同士の激突となる。だが一枚のファイナルベントしか持たないゾルダに対して、キバフォームに戻ったキバの二度目のウェイクアップが発動される。それすら意地のガードベントで耐え切ったキングだったが、エンジンブレードのマキシマムドライブ、三連発目の必殺技にゾルダの変身も解除された。
だが二度も必殺技の直撃を受けながら、ファンガイアの王は生きていた。そして変身の制限時間を迎え生身を晒した渡に対し、その王の真なる姿、バットファンガイアの威容を披露する。
吸命牙はキバットバットⅢ世の働きによって回避されるも、変身できない渡なら満身創痍でも問題なく殺せる、バットファンガイアはそう思っていたが――窮地に瀕し、改めてマーダー……否、ファンガイアの王として覚醒を果たした渡の呼び声に、サガークが応えてしまったのである。どうでも良いかもしれないが渡に味方するサガークへの「貴様まで、この俺を裏切ると云うのか!?」というキングの台詞が脳内再生余裕な辺りが涙を誘う。
疲弊し切ったバットファンガイアでは、もはや完全新生したサガに太刀打ちできなかった。一方的に蹂躙され必殺技と共に死を宣告されるも、だが無様に死ぬことだけは、ファンガイアという一族の王として許されなかった。これで死ぬのは三度目になるのだと思い出しながら、新たな王を名乗る渡に問答を仕掛けたキングは、彼が自らと同じく、世界のために戦う覚悟であることを悟る。忌々しい宿敵であるため不本意ではあるが、彼にファンガイアの世界を救う英雄の役目を任せよう。そう決意した彼は、王として紅渡に命じる。ファンガイアの世界を、その力で救ってみせよ、と。該当者の死によって継承されていくというファンガイアの王位の性質上、決して果たせぬはずだった襲名の儀を最期の責務として果たし、偉大なる魔王は三度目の死を迎えた。自らの役目を引き継いでくれる、新たな王に看取られて――
原作では(ファンガイア的には)特に悪いことはしていないはずなのに邪魔者扱いされて誰にも惜しまれず、挙句の果てには二度も息子に殺害されるという、平成ライダーでも屈指の不幸キャラのキングだが、本ロワではそんな原作に比べるとかなり恵まれた死に方ができたキャラだとよく言われる。彼の王としての誇りは渡へと受け継がれ、彼がマーダーであり続ける理由の一つとすらなっている(これについては、『仮面ライダーであること』から逃げる言い訳にしている面もあるが)。また、音也やキバットバットⅡ世がその死に思うことがあったり、主催側の同じ名を持つ怪人、キング@仮面ライダー剣の彼に対する侮辱に敵対していた渡やキバット、さらに牙王までもが怒りを見せるなど、少ない登場話数ながら出会った者には決して小さくはない影響を残して逝った。
単純な戦闘力でも参加者トップクラスであったため、さらに無双が続くことも期待されてはいたようだが、宿敵を認めて散るその潔い最期は多くの読み手にも深い満足を与えたようだ。実際その退場回は本ロワでも屈指の人気を誇るSSとして、本ロワの外でもよく話題に挙がるようである。
なおAAはこのロワ内で彼が変身する仮面ライダーサガである。紛らわしいが彼は大牙兄さんではなくその父たる過去編のキングである、念のため。
**称号【原作より幸せに死んだ魔王】
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**&aname(kenzaki)【剣崎一真】
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名前:剣崎一真
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:5
スタンス:対主催
関わりの深い人物:東條悟、光夏海、矢車想、ダークカブト、門矢士
関わりの深い支給品:ブレイバックル、ガタックゼクター
変身回数:仮面ライダーブレイド(1)、仮面ライダーガタック(1)
もちろん彼が殺し合いに乗ることはない。1stでは一応サラマンダーだったけど。
ヒートメモリとケータッチを支給された彼は、それを持ち主に届けようとする。
だが、配置場所は死亡フラグの病院である。
いきなりマーダーである東條悟に遭遇するが、まずは彼も情報交換を始めたため、ライダー同士が殺しあう龍騎の世界の実情を知ることになる。その世界の存在を嘆き、かつてのカリスの言葉を彼に教え諭すも、相手は剣崎を馬鹿と見て攻撃。
ブレイド対タイガの戦いになるが、仮面ライダーの戦いに耐えられなかった病院の床は崩壊。下階で戦っていた光夏海(仮面ライダーキバーラ)、ネガタロス(仮面ライダーネガ電王)、矢車想に鉢合わせる。そこから混戦になるも、なんとかネガタロスは撃退される。
その後、ダークカブトの接近という最大の死亡フラグの中、
誰も変身できないという魔の状況に。
ダークカブトと鉢合わせた彼は、生身で特攻し、他の仲間を逃がす。
しかし、そこへ偶然通りすがった仮面ライダーディケイドに危機を救われ、加賀美の死後さまよっていたガタックゼクターに認められて事態は好転。
士と一瞬でも心を通わせた彼の魂はカードどして再現され、自らの変身した姿・仮面ライダーブレイド(カメンライド)と共闘。
ダークカブトは撃退したが、彼に受けた傷は深く、変身解除直後に絶命。
1st、NEXT、ニコロワβなどいずれのロワでも早期退場し、1stエピローグで封印され、破棄されたSSでも死亡している彼。本編のラストで不死となる彼の最後とは対照的である。
死に様がカッコいいので、このSSしか見つからないのが勿体無いのだが、死にまくりな彼の称号は……。
**称号【死に愛された男】
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*か行の死亡者名鑑(2)
-[[【木野薫】>か行の死亡者名鑑(2)#kino]]
-[[【木場勇治】>か行の死亡者名鑑(2)#kiba]]
-[[【霧島美穂】>か行の死亡者名鑑(2)#miho]]
-[[【桐谷京介】>か行の死亡者名鑑(2)#kyousuke]]
-[[【桐生豪】>か行の死亡者名鑑(2)#kiryu]]
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**&aname(kino)【木野薫】
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i'`、 !ヽr:、 // /
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!'Y ,Y、〉〈_){ 7/⌒!、,.i ~ヽヽ
ゞ `! i,:(__ノ=、='ゝー' |
\ ,,,,--,:シ | 〔|‐!(~~';!i!;ゞ!
ゝニニ-'" i! ! ヾーニ'" !|i!
| _,;^! ヾ`ー‐^ー'''"ソ
iゞ、,,,-'"ィ|‐''''''''ー-'"ニ`ー-<~/ノ| ,.へ
|:ゝ1''ン" :!_) 〉―、__~ー 、i,-'''"、~ \
|7 :;! 〉 | i、 ヽ、 〉'' ̄ ̄`ヽ、
/ :/ /:| |-ゞ、 `ゝ__ノ,,,、〈 __ノ!,:ヽ、
i" i _,,.-''",/" ノ i! "''ゝ-'"Y ___ ヾ:、 / | ノノi!
| / /,.-'" ヾ:、 ,,.-'''ー、-ヽv‐ヾ{,,,,_,.!/ ヾ l!
| |\__,.-'"| | ゞ''''""ゝ-、_|,,,,_ヽ, ;| | i!
ヽ! / :iニ:、 ゝ''''"「--、_,| ~`^ゞ-'ノ/ `|
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/ i"-' ,,..ゝゝ-,:''"\((◎))ヽヽ_! ;/(`ー、ミニ;:}
' ゝ-'f'''''''''ーゝ:,, `ー--"'"ヽソ,.-`ー iミミi!
/ /ノ イ; ヽヾ`ソ ~''7-、__/! ! !, ,.- ) i!!
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,;" ,::''"""~ // ! ,.;:''" / !| ヾ:、
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名前:木野薫
作品名:仮面ライダーアギト
登場話数:2
スタンス:アギトキラー
関わりの深い人物:浅倉威
関わりの深い支給品:テラーメモリ
変身回数:テラー・ドーパント(1)
「[[滂沱]]」で初登場。参戦時期は不明。
全てのアギトとアンノウンを倒すのが目的で、そのためにテラー・ドーパントに変身してアギト(ダグバ)、人工アギト(ファイズ)、アンノウン(王蛇)など誤解しまくり。
ファイズ、ナスカ、王蛇との交戦になった彼は、テラーフィールドの巧な使い方で敵を圧倒するが、変身が解けるとゴールドメモリの副作用が待っていた。
狂人・浅倉に対処するためにメモリを再び使おうとするが、浅倉がそれを食ったため生身で一方的にぶちのめされ、リンチを受けて死亡。
尚、初代「仮面ライダーバトルロワイアル」でも彼を殺したのは浅倉。
AAはアナザーアギトであるものの本編では変身せず、[[死者スレ>http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14262/1290506408/13]]で初変身した。
**称号【浅倉に殺される男】
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**&aname(kiba)【木場勇治】
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く ヽ 、 l \
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ノ 、 _,,..一''' ̄ ̄''‐‐ 、 ヘ イ
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│ / |! -" 卜 / / _/ │
、 '、 イ、 ....- ,〉-、,,-''フ / / / 丿
ヘ ゙'ー.._ l、 `ゝ....r' ン''´ヘ ィ / / _,,ノ 丿_/ ノ
ヘ |T / | ゙| / _..-‐''二 ト-―lっ┘ :f
ゝ// イ ''' tコ‐''tノ-´ /" ニ-'''、 ′ 卜
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丿 ,' ! _/´ ,,ノ´゙┐|! ..!'´ ∨´ ゙ぃ-‐''''ゝ」1
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'、 ヘ、 ∨ ∑ ¦ ノ ノ 」―'、ヘ ノ l 丿`' 、
ヽ ヽ′ヽ ヘ / ‐′ 丶 ー‐"’''ヘ^ー
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名前:木場勇治
作品名:仮面ライダー555
登場話数:1
スタンス:対主催
関わりの深い人物:左翔太郎
関わりの深い支給品:特になし
変身回数:ホースオルフェノク(1)
「[[ゆれるH/守りたい世界]]」で初登場。参戦時期は不明だが、ファイズを敵として考えている描写がある。
開始後、左翔太郎と合流して情報交換。ファイズを敵として認識しているため、誤解フラグをバラまいた。
その性格は一応善人で、一話退場のため原作のようにコロコロと敵になったり味方になったりはしない。
オルフェノクであることを隠していたが、カリスに襲われた際に翔太郎の前でホースオルフェノクに変身し、戦闘。
翔太郎もジョーカーに変身して応戦したが、スペックが弱すぎたため、むしろ足手まといだった。
カリスのスピニングダンスから彼を庇ったホースオルフェノクは、最期に翔太郎に伝言を残して灰になる。
見せしめを除くと本ロワの最初の死亡者。
影山、木場はライダーロワNEXTでは最初に遭遇した二人である。
彼の最期の言葉は、「STAR DRIVER 輝きのタクト」を参考にしたらしい。
**称号【綺場星!!】
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**&aname(miho)【霧島美穂】
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名前:霧島美穂
作品名:仮面ライダー龍騎
登場話数:6
スタンス:マーダー
関わりの深い人物:財津原蔵王丸、葦原涼、村上峡児、鳴海亜樹子、乃木怜治、浅倉威
関わりの深い支給品:ファムのデッキ、サバイブ「烈火」、大ショッカー製の爆弾&起爆用のリモコン、エクストリームメモリ、ランスバックル
変身回数:仮面ライダーファム(1)、仮面ライダーランス(1)
「[[Sへの想い/踊る緑の怪人]]」で初登場。参戦時期は死亡後。真司以外の龍騎勢と同じく、自分達が今までやって来たことと変わりはない、そして真司を護るためにと殺し合いに乗った。
発見したザンキを罠に嵌めるべく、ブランウイングに襲われる演技をして彼を誘き寄せるが、制限によりモンスターが消滅し策が潰れてしまう。だがそこで偶然葦原涼の姿を見つけた彼女は悲鳴を上げることで彼を勘違いさせ、ザンキとの潰し合いをさせることに成功する。結果として斬鬼はギルスに致命傷を与えられ彼の前から逃亡。トドメを刺そうと追い駆けた美穂だったがザンキの様子を見てそれには及ばないと判断、彼のデイパックを手に入れる。
その後、バード・ドーパントに変身して飛行中だった村上峡児をファムに変身して強襲。優位に勝負を進めるも、途中で素顔を晒しそうになったため離脱。偶然その方向に走って来た鳴海亜樹子に装甲声刃で仕掛けられるが無傷であっさり制圧。そのまま殺そうとしたのだが、相手もまた「女性」であったことから彼女を利用しようと企み、手を組むことを選ぶ。
東京タワーに向かう途中、オートバジンに跨る乃木怜治と遭遇。互いに真意を隠したまま彼に参加者を東京タワーに集めるように頼むことに成功する。さらに東京タワーに到着すれば、そこに爆弾を仕掛け亜樹子に参加者を集めさせるよう放送させた……が、これにより乃木にステルスであることが見破られ、メタ的に言えば拡声器自体が死亡フラグなど、ここまで特に落ち度のなかった彼女の行動に一気に不安要素が出現する。
そして、真司が放送を聞いていないよう祈りながら参加者を待つ彼女の前に現れたのは――仇敵、浅倉威だった。
姉の仇である浅倉を見逃すことなどできないが、亜樹子は実質戦力外であり、美穂自身も浅倉には敵わないことは既に証明されている。しかし変身制限のことに気づいていた彼女は、既に亜樹子を自分が倒したと浅倉を騙した上でファムに変身させ、浅倉の変身を消耗させる作戦を思いつく。ファムの幻惑能力を活かして亜樹子は見事に10分間浅倉相手に生き延び、彼女からファムのデッキを回収した美穂は、さらに亜樹子から上手く手に入れたランスに変身する――が、浅倉もまたインペラーに変身し応戦される。
テラーの力を得た浅倉によって精神を削られながらも、姉や真司への想いで恐怖心に対抗し、ファイナルベントを耐え切り、マイティインパクトでインペラーを撃破するランス。だが浅倉は生きていた。ヘラクスゼクターに選ばれた彼のクロックアップによって圧倒され、決死の反撃も弾かれてしまい、そのままライダービートの一撃を受け致命傷を負ってしまう。
死を待つだけの状態で憎い仇を睨みながら、彼女の脳裏に浮かんだのは最愛の姉とどこかで人助けをしているはずの馬鹿な御人好しの姿だった。彼らと共に生きる世界に帰りたかった――そう涙を流した直後、また復讐に生きた彼女の生涯はゼクトクナイガンによって絶たれた。
死後は東京タワーの罠などの全ての罪を、(あながち嘘とも言えないが)自分は脅されていただけだと真っ黒になった亜樹子に押し付けられてしまったが、これは亜樹子を見て「女だからと油断した」美穂が悪いと言われればもう反論できない。そもそも死人に口なし、だが。
原作と同じ言葉を残して散った彼女だが、あるいはその直前に真司に言われた通り殺し合いをやめていれば生き残ることができたかもしれない。例えばもしも対主催として涼やザンキと協力していれば、浅倉相手にも十分勝ち目はあっただろう。
そして世話を焼かせる真司という相方の紐があれば、彼女の靴が脱げて復讐の闇へと落ちて行くことはなかったと信じたい。真司の言葉は、生前の彼女に届いていたはずだから。
**称号【結べなかった靴紐】
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**&aname(kyousuke)【桐谷京介】
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※一応ジオウ客演で変身したので
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名前:桐谷京介
作品名:仮面ライダー響鬼
登場話数:6
スタンス:対主催
関わりの深い人物:間宮麗奈、照井竜、一条薫、ズ・ゴオマ・グ、小沢澄子、小野寺ユウスケ、牙王、ン・ダグバ・ゼバ
関わりの深い支給品:変身音叉、着替えの服、キバットバットⅢ世、ガルルセイバー
変身回数:京介変身体(2)、仮面ライダーキバ(キバフォーム、ガルルフォーム各一回)
「[[差し伸べる手]]」で初登場。参戦時期は最終回より後のため、本ロワではウザキャラと認識されている彼のイメージにそぐわぬ善良な鬼である少年として、人を護るために活躍する。
恐怖のまま一軒の民家に隠れていた間宮麗奈を、人を護るのが自分の仕事だからと安心させ、バトルロワイヤル開始前に目撃した怪物(イマジン)を警戒し同行を申し出る。だが麗奈は記憶喪失であるが実際はまさに怪物と呼ぶべきウカワームであり、その冷酷なワームとしての記憶もいつ戻るかわかったものではない天然マーダーのため、登場話から死亡フラグを打ち立ててしまった。
だが麗奈爆弾が発動する前に照井&一条の刑事コンビと合流、情報交換を経て頼れる仲間達と共に行動を開始する。その時点ではまだ麗奈爆弾しか特に不安要素はなかったが、夕刻前に事態は急変する。
一条の世界で既に倒されたはずのゴオマが、照井によって既にブレイクされたはずのガイアメモリを手に一行を襲撃。アクセルに変身した照井が応戦するのを黙ってみていられなかったが、一条に不測の事態に備え麗奈の傍に居て欲しいと諭され、刑事達を応援することになる。一条の援護もあってアクセルは見事アイスエイジメモリをブレイクしたが、ゴオマは敗北にも間髪入れずレンゲルに変身しアクセルを奇襲、さらに狂気と武器の間合いに任せた猛攻で彼を追い詰める。そして変身解除された照井が生身を晒したとなっては、もはや京介も黙って見てはいられなかった。鬼としての姿に変身、照井と交代する形で勇猛果敢にレンゲルへと挑む。
だが修業は積めども経験不足が響いてか、戦闘民族であるゴオマが変身したレンゲルが自在に操る長物に苦戦を強いられる。一条がアクセルに変身したことで苦境を脱したかと思ったが、レンゲルは三体の上級アンデッドをリモートする。その内二体に袋叩きにされては歯が立たず、しかも自分が隙を見せたせいでカプリコーンアンデッドを照井と麗奈の方に向かわせてしまう。パラドキサアンデッドに阻まれた京介は、照井を突き飛ばした怪人に護るべき女性が殺されるのをただ見守るしかなかった――かに思われた。
だがこの瞬間、麗奈はウカワームとしての記憶を取り戻しカプリコーンアンデッドを一蹴。彼女はクロックアップを使用して三体の上級アンデッドごとレンゲルを圧倒するも、再び記憶を混乱させてしまい戦場を離脱していく。護ろうとした女性が怪物だったという事実に戸惑う余裕も敵は与えてくれず、標的にされたアクセルを救おうとした京介はライノセラスラッシュを受け意識を失ってしまう。
目を覚ました京介の前にいたのは、一条だけだった。彼から照井の自己犠牲によって自分達が助かったことを告げられ、休む間もなく放送でザンキの死を知ることになる。だがそれでも、師匠であるヒビキと、仲間であるあきらがいる以上挫けるわけにはいかないと気丈に立ち直り、一条と共に無力を悔やみながらも、照井の遺志を継いで人々を護ることをもう一度決意する。だが行動を再開した直後、宿敵レンゲルの襲撃を受ける。前回を超える四体の上級アンデッドに包囲され、絶体絶命と思われたが突如として現れた仮面ライダークウガに救われた。
だが五代かと思われたクウガの正体はもう一人のクウガこと小野寺ユウスケ。またレンゲルに変身していたのはゴオマではなく、スパイダーアンデッドの邪悪な意思に操られていた小沢澄子だった。気絶した彼らを連れて病院に向かおうとしたところで京介はレンゲルバックルが見当たらないことに気づいたが、それを気にするより先にユウスケが意識を取り戻した。
凄まじき戦士に変貌した自身を恐れ、同行を拒否するユウスケが自分を犠牲にしてでも皆の笑顔を護りたいと言うのを、かつて消防士だった父を亡くし今また照井を喪ったばかりの京介は認めない。彼が誰かのために犠牲になることを好とせず、自分自身のことも同じように大切にして欲しいという気持ちを伝え、半ば自棄となっていたユウスケを一条と共に復活させた。
だがその直後、情報交換する暇もなく牙王が襲来。制限によって変身もできず、また小沢を背負った京介はユウスケと一条がひたすら身を挺して自分達を庇うのを見守るばかりとなった。キバット達の助太刀があっても最終的に牙王に敗北するが、目覚めた小沢の働きで何とか死者は出さずに済んだ。仲間達は彼によく小沢を護り通してくれたと称賛を贈るが、二人の奮闘をただ見ているだけで何もできなかったと、京介は自らの無力を恥じる。せめてアビスのデッキに気づいていればと後悔し、そのせめてもの報いとして一条の代わりにボロボロのユウスケを背負って移動することに。
だが装備を全て奪われた上で牙王に行動の決定権を握られ、さらにダグバの居所に向かっているという、これまで以上の暗雲が京介の前に立ち塞がりつつあった……。
出会ったダグバと牙王が戦う中、皆を離脱させた後にアルティメットフォームになって自分が倒すとユウスケが言い出すが、京介達は彼を例え一時だけでも戦うためだけの生物兵器にはさせまいと協力して二人の危険人物と戦うと主張。根負けしたユウスケがクウガに変身し二人の戦いに介入した後、京介も密かにキバに変身。魔皇力による苦痛もそれから一条達を護れたという充足感に変え、クウガが牙王から取り返した装備を一条達に届けた後、改めてクウガに加勢する。仲間との連携で因縁深い牙王=レンゲルに肉薄するが、ダグバの変身したブレイドの介入を許したことで事態は最悪の展開を迎える。レンゲルから奪ったカードでダグバはキングフォームを降臨させ、クウガ、アクセルを矢継ぎ早に蹴散らす。ユウスケ達の身を心配して逃げ遅れる彼を庇った小沢が牙王を葬ったロイヤルストレートフラッシュの直撃を受け、瀕死の重傷を負ってしまう。父や照井の死がフラッシュバックするものの、キバットに言われて彼女を連れ離脱しようとしたところでクウガの復活を目撃。だが未だアルティメットに至っていない彼を見たダグバによって、ユウスケを怒らせるために小沢ごと串刺しにされてしまう。
身体を大剣で貫通され、さらに高圧電流で全身を灼かれては、鬼として鍛えた京介でも致命傷は避け切れなかった。だが逆に鍛えていたがために即死することもできなかった。
故に京介は、自らがユウスケを傷つけることに利用され、事実彼を傷つけたという事実を目にしてしまう。
聖なる泉を枯れ果てさせ、アルティメットフォームへと変貌していくユウスケに必死の想いで謝罪しながら、親友である明日夢に自分の果たせなかった人助けを託し、師であるヒビキには自分達の世界も、他の世界も、そして自分が傷つけてしまったユウスケを救うよう頼んだ次の瞬間、クウガがブレイドを目掛けて放った超自然発火の炎に巻き込まれ焼滅し命を落とした。
……こうして、本ロワの京介はロワ語りにて他多数のキャラを抑え、結果こそ伴っていないものの漢を見せているとまで評されるような善良な少年として最期を迎えた。
死者スレでも、彼を実際に殺したのはクウガという扱いになったためユウスケにキルスコアが付き、さらに彼を傷つける結果になるのではないかと不安がっており、その様子を見た天美あきらから以下の称号のように評された。やや失礼かもしれないが、本人も退場話でかつての自分を恥じていたようだし褒め言葉だと受け取っておいて欲しい。
そして彼の死によっていよいよ響鬼の世界からの参加者がヒビキただ一人となってしまい、全滅にリーチが掛かってしまっている。協力的な対主催チームを結成できているとはいえ不安要素も数多いが、果たしてヒビキさんは本当に大丈夫なのだろうか? 生き残ったユウスケや一条と共に精神的なショックも心配である。
**称号【「わたしの知っている桐谷くんと違う」】
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**&aname(kiryu)【桐生豪】
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l: : : : :lヽ‐'.l: : : : : : : : : l:::::::::l´`l l:::/ そんなふうに考えていた時期が
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/ : l: : : : : : : : : : \: : : : : :l | | |  ̄`l: : : : : `ヽく: /: : : : l
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名前:桐生豪
作品名:仮面ライダー剣
登場話数:4
スタンス:マーダー(無差別)
関わりの深い人物:三原修二、リュウタロス、金居、城戸真司、小沢澄子、ス・ゴオマ・グ
関わりの深い支給品:レンゲルバックル、アイスエイジメモリ
変身回数:仮面ライダーレンゲル(3)、アイスエイジ・ドーパント(1)
「[[運命の適合者]]」で初登場。
スパイダーアンデッドに支配されていた時期から参戦した彼は橘朔也との決着を目指して無差別マーダーの道へ。
まずは三原に襲い掛かるが、戦う覚悟の無い三原はどれだけ痛めつけられても無抵抗。
三原に愛想を尽かしてレンゲルに変身し三原を仕留めようとした時、二人の間に突如リュウタロスが割って入る。
人間でないリュウタロスを標的にする桐生に対して、リュウタロスは三原に憑依しR三原としてデルタに変身する。
デルタのトリッキーな攻撃を連続で受けてしまい撤退を余儀なくされた。
次に出会ったのは同じ世界出身の金居。ルール上は敵でない相手でもスパイダーアンデッドの邪悪な意志に従い戦いへ。
召喚したパラドキサアンデッドとの連携で金居を追い詰めるも、本物のカテゴリーKであるギラファアンデッドには及ばなかった。
二度目の負けを喫し、しかし「剣の世界」の保守を優先する金居に見逃される。
その後真司と小沢を発見し、制限を受けているレンゲルの代わりにアイスエイジ・ドーパントに変身して奇襲を仕掛ける。
真司が変身した龍騎相手に初めは有利に戦いを進めるが、小沢のアシストによって龍騎に反撃の隙を与えてしまう。
必殺技を食らう直前で身代わりの氷像を作り、その間に氷と炎では相性が悪く、一対二で数も不利と判断して逃走。本日三度目の敗北である。
時間を経て病院に向かい、レンゲルに変身してベッドに横たわるゴオマを襲撃する。
目覚めたゴオマとの戦闘に入るが、そのゴオマはダグバの力を得て今や究極体、圧倒的な力の前に追い込まれてしまう。
どうにか繰り出した必殺技も受け止められ、とうとうゴオマに一方的に殴られるだけの有様に。
レンゲルの変身が解けてもゴオマの残虐な暴力は止まらず、四度目の敗北と共に全身を砕かれた桐生の命は絶たれた。
レンゲルの能力と戦いへの飽くなき衝動を兼ね備えた凶悪マーダーになるかと思われた桐生だったが、終わってみればキルスコア0どころかまさかの全敗。
戦闘開始時は優位になることがあっても最後は負けるか逃げるかで結局大きな戦果を挙げず仕舞いだった。
どこかの誰かの悪い癖が伝染したのだろうか。
**称号【後輩顔負けのヘタレライダー】
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