*やがて訪れる始まりへ(後編) ◆LuuKRM2PEg ◆ 「良太郎達が……殺し合いに乗っていただと!?」 「申し訳ありません……野上良太郎と村上峡児に騙されただけじゃなく、あきらちゃんや冴子さんを守りきれなくて!」 志村純一はひたすら頭を下げていた。ホテルで出会った野上良太郎達の仲間であった葦原涼と、数時間前に殺した天美あきらの師匠であったヒビキに対して。 乾巧達と共にGトレーラーに乗り、この病院に辿り着いて多数の参加者と出会った。しかもその中には東京タワーに爆弾を仕掛けたという少女、鳴海亜樹子までいる。 東京タワーで起こった村上峡児との戦いを話したら、少し驚いてはいたがすぐに信用していた。しかし奴らは良太郎と共にいたらしいので、慎重に説明しなければいけない。 「俺にもっと力があれば、こんな事にならなかったのに……!」 「もうよせよ、志村」 ひたすら頭を下げ続ける純一の肩に、ポンと手が乗る。優しい感触に顔を上げた先には、ヒビキが妙に爽やかな笑みを浮かべていた。 「お前が生きていてくれただけでも、俺は嬉しいよ……」 「ヒビキさん、貴方は俺が憎くないのですか……!?」 「あきらや冴子さんが殺されたのは、俺だって悔しいよ。でも、本当に倒すべき相手はお前じゃなくて、みんなが殺されるきっかけを作った大ショッカーの奴らだ……だから、いつまでも後悔しないでくれ」 ヒビキの言葉からは、人間同士が傷の舐め合いをする時に発揮される『思いやり』という感情が感じられる。それを聞いた純一は滑稽さのあまりに吹き出しそうになったが、必死に堪えた。 事もあろうにこの男は、弟子を殺した自分自身を励まそうとしている。しかも、顔も知らない男が下手人だと言うとあっさり聞き入れた。剣崎一真や橘朔也のような、救いようのないお人好しだろう。 だが、それでいい。 「……わかりました。彼女達のためにも、みんなを救う約束します。それこそが、俺にできる唯一の償いですから」 今はここに集まっている奴らの情に訴えて、正義の仮面ライダーとして振る舞う事が最優先だ。この病院にはカテゴリーキングやライジングアルティメットクウガが接近している以上、近い内に戦いの舞台となるだろう。 可能なら高みの見物といきたいがそれは不可能に近い。不本意だが、ここにいる奴らと共にカテゴリーキング達を倒さなければならないだろう。それも同じ世界の住民である橘朔也を生存させる方面で。 (邪魔なジョーカーやカテゴリーキングはここで封印したい所だが……ん?) これから起こる激戦への対策を思案していると、涼がこの部屋から出て行くのが見える。 「葦原さん、どこに行くんですか?」 「ちょっと考え事がある……悪いが、一人にさせてくれ」 こちらに背を向けているので顔を見ることができないが、どうやら野上良太郎が殺し合いに乗っている事実が余程ショックだったようだ。だが別にどうだっていい。それで潰れるようならこの先長生き出来ないだけだから、乱戦のどさくさに紛れて殺すだけ。 出来るならば、涼が二人に殺意を抱くのが望ましい。そうなったら適当に焚きつけ、三人で潰し合わせる事が可能かもしれないからだ。無論、これは贅沢な願いでしかないので多くを望んでも仕方がない。精々、足手纏いにならないのを祈るだけだった。 ◆ 「俺はまた……騙されていたのか?」 淡い輝きだけに灯された病院の廊下で葦原涼は悔しげに呟く。 この世界に放り込まれてから、自分は何度も騙されてきた。霧島美穂に騙されてヒビキの仲間であるザンキを殺した。殺し合いを強制した大ショッカーの大幹部であるアポロガイストを助けてしまった。 そして、仲間だと信じていた野上良太郎にも騙されてしまう。彼は村上峡児と手を組んで志村純一を騙し、天美あきらと園咲冴子という女性を殺したらしい。 良太郎は津上翔一と同じ、誰かの為に戦える奴だと思っていたが嘘だったのか? 峡児を監視するという言葉は嘘だったのか? 俺はただの道化でしかなかったのか? もしかしたら今でさえ、俺は誰かから騙されているのか? 「葦原、こんな所で何をしている?」 純一から突き付けられた事実により、最悪の可能性を幾つも思い浮かべていた涼の耳に声が響く。振り向くと、つい先程病院に現れた秋山蓮が立っていた。 「秋山か……何の用だ?」 「質問に質問で返すな。聞いているのは俺の方だ」 「……すまない、ただ考え事をしていただけだ。今は一人で考えさせてくれ」 「そうはいかないな」 弱々しい声で頼み事をするが、あっさりと切り捨てられてしまう。 「秋山……?」 「別にお前が何を考えていようがお前の勝手だ、俺はそれに干渉するつもりはない。だがこの状況で一人になるのだけはやめろ……万が一、何かあったらお前一人で解決出来るのか?」 蓮の言葉からは、確かな叱責が感じられた。 「もしもこの病院に近づいている奴が、五代や金居以外にいたらどうする? お前が一人でいる間にそんな奴らから襲われたら、俺達は誰一人気づけない可能性だってある……それでお前に何かあったら、困るのは俺達だ」 「……ッ」 「裏切られて腑抜けになるのは構わないが、そのツケを俺達に回すな。ここにいるのはお前だけじゃないんだぞ」 涼は何も反論することが出来ない。 怜治達は数時間前に情報交換した金居が雄介を操り人形にして、ここに向かっていると言っていた。しかし蓮が言うように、見知らぬ敵に不意をつかれる可能性も充分にあった。そして、そのせいでみんなに迷惑をかけてしまう可能性も。 「……すまなかった秋山、勝手な行動を取ろうとして」 「お前はこの殺し合いを潰そうとしていたんじゃなかったのか? なら、迂闊な行動は控えろ……それで何かあって俺が被害を被るのは御免だからな」 そう語ってから溜息を吐く蓮の視線を受けて、涼は自分の行いに対して後悔を覚える。 しかしそれを蓮に詫びる暇もなく、この廊下に新たな足音が響いた。何事かと思って目を向けた先には、乃木怜治が薄闇を掻き分けるように現れる。 「乃木……」 「葦原涼に秋山蓮……君達は本当に信じているのか?」 「何?」 唐突に現れた怜治の言葉に涼は怪訝な表情を浮かべた。 「どういう事だ」 「志村純一だ……君は一時とはいえ、共にいた仲間を疑うつもりか?」 「志村が嘘を付いてるとでも言うのか?」 「そうは言わない。ただ、可能性として考えろ……ここは殺し合いの戦場だ。口では何と言おうと、心の底で何を考えていようともおかしくない」 「それはお前もそうじゃないのか?」 出会ったときにも向けられた鋭い視線と共に告げられる中、蓮が怜治に食って掛かる。 「お前は大ショッカーを潰すと言っていたが、その後が問題だ……悪いが、お前が最後の最後で俺達を裏切るって可能性も否定できない」 「否定してくれて結構だ。むしろそれくらいの猜疑心が持っていた方が、俺としても君を信用できる」 「お前自身、疑われても構わないと言うのか?」 「何かにつけてすぐ信頼を寄せては馬鹿を見るだけだ。秋山蓮、君だってそうじゃなかったのか? 信頼を寄せていた草加雅人に出し抜かれそうになったじゃないか」 「生憎だが、元から奴など全く信用していない」 「それは結構! だが、その時みたいに隙を見せないよう気をつけたまえよ……」 そう高圧的に言い残した怜治は、コートを大きく翻しながら背中を向けて去っていった。 (……志村が、嘘を言っているだと?) 怜治の言葉を涼は思い返す。 何を馬鹿なと思ったが、それも決して有り得ない話ではない。しかし純一の真摯な態度は、嘘にしてはあまりにも熱が入りすぎていた。それはもう、滅多にいない良い奴と呼べるくらいに。 だがそれを言うなら良太郎だって同じだ。考えていれば、殺し合いに乗っていた亜樹子が東京タワーに爆弾を仕掛けたのは、美穂やアポロガイストに脅されていたかららしい。だとすると、良太郎も純一を攻撃したのには何か理由があるのではないか? 「葦原、いつまでも悩むな」 しかしそんな涼の思考を見透かしたかのように、蓮は真摯な表情で問いかけてくる。 「さっきも言ったように、悩むのはお前の勝手だが状況を考えろ。いつまでもいじけていられると思ったら大間違いだってことは、お前も分かっているはずだ」 「……そうだな、確かにお前の言う通りだ。まさか秋山は、それをわざわざ言うために――?」 「お前が役立たずになるのが我慢ならなかっただけだ」 「そうか……それでも、ありがとう」 返事自体は素っ気なかったが、それでも涼は蓮に感謝した。 もしも、このまま一人で自分を哀れんでいたら戦いになった時に足手纏いにしかなれない。そうなっては一真の意志を継ぐことなんて出来ないだろう。 良太郎が本当に殺し合いに乗ったかどうかは、再会したときにとっちめればいいだけの話だ。もしも本当に乗っていたのならぶっ潰すし、そうでないのなら純一を問い詰める。 最初から悩んだりなどせず、そうすればいいだけだった。 ◆ (やれやれ……世話の焼ける奴だ) 秋山蓮は心の中で溜息を吐く。 ロビーに備えられたソファーに腰掛けて休んでいたら、葦原涼が一人で廊下に突っ立っているのを見つける。そして奴の元に駆けつけてみれば、野上良太郎達に裏切られたせいで腑抜けになっていたようだった。 別に他世界の人間がどうなろうと知ったことではないが、一応今は共闘関係にある。それにライジングアルティメットとなった五代雄介の相手をするのを考えると、手札は一枚でも多い方が良かった。精神面で不調を持たせたままでは、抵抗することなど出来ない。 だから今は活を入れる必要があった。その甲斐があってか、涼は何とか立ち直ったように見える。 (そして志村、その笑顔の下でお前が何を考えているのかは俺は知らない。だが、お前が俺達を裏切るつもりなら俺は容赦はしない) そして蓮は志村純一がいるであろう部屋を見ながら、そう告げた。 一見すると奴は城戸真司のような救いようの無いお人好しだったが、考えてみればあんな人間がそうそういるわけがない。無論、絶対とは言い切れないがそんな性根じゃ生き残るなど不可能だ。 乃木怜治の言うように、草加雅人と同じで腹に何かを抱えている人物の可能性だってある。だがそうであっても、雄介達との戦いを手伝うならば一応は仲間として見るつもりだ。 しかし、もしも雅人のようにこちらを出し抜くつもりならば斬る。この戦いはそういうルールなのだから文句は言わせないし、裏切った純一の自業自得なだけだ。 (葦原、これ以上悩んだりするなよ……お前がそんなでは願いを叶えられないどころか、何度も騙されることになるからな) ◆ 「まさかお前が生きていたとはな……」 「私は不死身だ。お前達ライダーに倒されようと、何度でも蘇る」 「地獄から這い上がってきたのか、いいよなぁ……」 矢車想はロビーの冷たい壁に背中を預けながら、乃木怜治と睨み合っている。 かつて弟達と共に何度も叩き潰した憎むべき相手、ワーム。そのボスである男が今、目の前にいた。 しかし、何もすることはできない。憎いことは確かだが、一人で立ち向かったって返り討ちにされるだけだ。死ぬこと自体は恐ろしくないが、妹を一人にするわけにもいかない。 本音を言うなら、怜治と共に戦うなんて反吐が出るが我慢するしかなかった。 「皮肉なものだな。まさかかつて私に牙を向いた君と、共に戦うことになるとは」 「フン……」 だが、共闘はするものの馴れ合うつもりは毛頭ない。相手は弟を絶望に追いやった連中など、見るだけで嫌気が刺す。 だから想は、怜治に背を向けて去っていった。奴の呼び止める声が聞こえるが、構いはしない。奴も大ショッカーを潰すと考えている以上、自分のことも利用しようと企んでいるはずだから喧嘩を売りはしないだろう。 シャドウの隊長を勤めていたせいか、そう推測できた。 (究極の闇……か) そして、今の想はある事に関心を向けていた。 フィリップや海東大樹と共にいたという、五代雄介という男。聞いた話によると奴は金居という男によって己の意思を奪われてしまい、あの天道総司を殺してしまったようだ。 総司が死んでしまったことに多少の驚きはあるも、それ以上に想は雄介という男に興味を持っていた。他人の為に戦う男が、無意識の内に人殺しをしてしまったことを知ったらどうなるか? 恐らく極上の闇を見せてくれるだろう。それも、二度と立ち直ることのできない罪悪感という名の闇を。しかし雄介を一人にさせたりなんかはしない。例え彼が絶望したとしても、弟にすればいいだけだ。 そこから彼の中に宿る闇を、より強い物にしてしまいたい。その果てには大ショッカーの連中も闇に突き落とし、全ての世界を地獄へと変える。 一切の光が差し込まない、とっても暗い闇へと―― ◆ (地の石……そんなに凄いのがあるんだ) そしてまた、矢車想と同じように鳴海亜樹子は五代雄介という男に期待を寄せている。もっとも彼女の場合は、雄介ではなく彼を縛る地の石についてだが。 フィリップ達の話を聞いてから、亜樹子はずっとそれに興味を持っていた。何でもその石によって生まれたライジングアルティメットという仮面ライダーはとても強く、数人で立ち向かっても返り討ちにしてしまう程らしい。 しかも地の石の効果はそれだけでなく、ライジングアルティメットとなった雄介を思いのままに操れるようだ。もしもそんなのが自分の手に渡ったなら、ここにいる馬鹿な男達を皆殺しにできるかもしれない。 金居という男が持っているらしいが、自分一人では到底奪うことなどできない。自分一人ならば。 (みんな、頑張って金居って奴らをやっつけてよね……あたし、応援してるから) しかしここには、自分を信頼している男達が何人もいる。彼らに戦いを任せて消耗した所を狙って変身アイテムを奪えば、勝機はあるかもしれない。 思えばフィリップ達が現れてから、良いことが次々に起こる。志村純一という男が東京タワー爆発の原因は、殺し合いに乗っていた野上良太郎と村上峡児にあると言っていた。あの良太郎が本当は殺し合いに乗っていたことは少し驚いたが、むしろ都合が良い。 東京タワーで犯した罪を少しだけ誤魔化せた上に、天美あきらや園咲冴子の二人を一気に始末できたのだから一石二鳥だ。同じ世界の住民の冴子が死んだのは痛いが、地の石さえあれば減った戦力はすぐに取り戻せる。 そしてフィリップの持っている、T-2ガイアメモリの一種であるエターナルもできるなら手に入れたい。かつて風都を絶望のどん底にまで叩き落としたエターナルメモリとロストドライバーが揃えば、もう向かうところ敵なしだ。 ここにいる誰もロストドライバーを持ってないのは痛いが、聞いた話によるともうこの世にいない草加雅人という男が持っていたらしい。ならば今は、彼を殺した金居がロストドライバーを所持しているのだから、地の石のついでに奪えばいいだけだ。 チャンスを待つ亜樹子は笑っていた。 ◆ 乾巧を諭した門矢士は病院のロビーに備わった椅子に座り、軽く息を吐く。 巧が立ち直ったのかはわからないが、やれることはやった。後は彼自身が今にどう向き合うかだけだから、答えを導き出すのを待つしかない。 「お疲れ様、門矢」 そんな士の前に、ヒビキがにこやかな笑みを浮かべながら現れた。 「何だか、お前に任せちゃって悪いな……俺も行った方が良かったかな?」 「別に良い……あんまりゾロゾロ現れたら、ややこしくなるだけだ」 「そっか」 そうヒビキは納得すると、素っ気なく答えた士の隣にゆっくりと座る。その態度からすると巧の秘密を知ったようだが、いつかは嫌でも知ってしまう。 巧には悪いが、ヒビキに知られたのはむしろよかったかもしれない。 「……みんなの夢、俺は背負うよ。そうじゃないとザンキさんやあきら達が報われないから」 「なら、俺はあんたの夢を背負うか……例えあんたに何かあったとしてもだ」 「ありがとな、でも大丈夫! 俺はまだまだ倒れる気はないからさ!」 「そうか」 力強く答えるヒビキを見て士は改めて思った。ここにいるみんな、誰一人として死なせるわけにはいかないと。怜治のような例外はいるが、奴との決着は全てが終わってから付けるつもりだ。 でも、この世界はキバーラが言っていたようにかつてない程の地獄だ。救いたかったみんなを、全員守りきることができないかもしれない。そもそも、自分自身が生きていられるかどうかもまるでわからなかった。 それでも、挫けるわけにはいかない。最悪の未来はいくらでも思い浮かぶが、それに怖じ気づいていては前に進むなんてできなかった。 ここにはみんながいる。今は彼らと共に、迫り来る究極を超えた闇を立ち向かうことだけを考えればいい。今までだって、そうしながら困難を乗り越えたのだから。 【1日目 夜中】 【E-4 病院】 【門矢士@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】MOVIE大戦終了後 【状態】健康、決意 【装備】ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド、ライダーカード一式@仮面ライダーディケイド 【道具】支給品一式×2、不明支給品×2、ケータッチ@仮面ライダーディケイド、キバーラ@仮面ライダーディケイド 【思考・状況】 基本行動方針:大ショッカーは、俺が潰す! 0:どんな状況だろうと、自分の信じる仮面ライダーとして戦う。 1:今は金居達の襲撃に備える。 2:仲間との合流。 3:友好的な仮面ライダーと協力する。 4:ユウスケを見つけたらとっちめる。 5:ガドルから必ずブレイバックルを取り戻す。 6:ダグバへの強い関心。 7:音也への借りがあるので、紅渡や(殺し合いに乗っていたら)鳴海亜樹子を元に戻す。 8:野上良太郎は本当に殺し合いに乗っているのか? 【備考】 ※現在、ライダーカードはディケイド、ブレイドの物以外、力を使う事が出来ません。 ※該当するライダーと出会い、互いに信頼を得ればカードは力を取り戻します。 ※ライダーカード(G3)はディエンド用です。 ※参戦時期のズレに気づきました。 ※仮面ライダーキバーラへの変身は光夏海以外には出来ないようです。 ※亜樹子のスタンスについては半信半疑です。 【乾巧@仮面ライダー555】 【時間軸】原作終了後 【状態】疲労(小)、ダメージ(小)、深い悲しみと罪悪感、決意、仮面ライダーファイズに10分変身不可、自身の灰化開始に伴う激しい精神的ショック(少しは和らいでいる)。 【装備】ファイズギア+ファイズポインター+ファイズショット+ファイズアクセル+オートバジン+ファイズエッジ@仮面ライダー555、カイザポインター@仮面ライダー555、 【道具】支給品一式×3、首輪探知機、霧彦のスカーフ@仮面ライダーW 【思考・状況】 基本行動方針:打倒大ショッカー。世界を守る。 0:天道の遺志を継ぎ、今度こそ誰も死なせない。 1:天道達との約束を果たせないだろう自分への絶望。 2:園咲夫妻の仇を討つ。 3:仲間を探して協力を呼びかける。 4:霧彦のスカーフを洗濯する。 5:後でまた霧彦のいた場所に戻り、綺麗になった世界を見せたい。 6:橘朔也、日高仁志、小野寺ユウスケに伝言を伝える。 7:仲間達を失った事による悲しみ、罪悪感。それに負けない決意。 8:乃木怜治を敵視、秋山蓮に若干の警戒。 【備考】 ※天道の世界、音也の世界、霧彦の世界、志村の世界の大まかな情報を得ました。 ※参加者達の時間軸に差異が出る可能性に気付きました。 ※志村の血の匂いに気づいていますが、それはすべて村上たちのせいだと信じています。 ※オルフェノクの寿命による灰化現象が始まりました。巧の寿命がどの程度続くのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※士に胡散臭さを感じていますが、嫌ってはいません。 【日高仁志@仮面ライダー響鬼】 【時間軸】本編第41話終了後 【状態】全身に小程度の火傷(手当済み)、罪悪感 【装備】変身音叉・音角@仮面ライダー響鬼 【道具】支給品一式、着替え(残り1着) 【思考・状況】 0:仮面ライダーとして、人々を護る。 1:葦原涼を鍛えてやりたい(支えてやりたい) 2:打倒大ショッカー 3:殺し合いはさせない 4:小野寺を心配。 5:小沢さんに会ったら、北條の遺言を伝える。 6:仮面ライダーの一員として、ダグバを倒す。そのためにももっと鍛えないと。 7:みんなの果たせなかった夢を受け継いで、果たしたい。 【備考】 ※アギトの世界についての基本的な情報を得ました。アギト世界での『第四号』関連の情報を得ました。 ※『Wの世界万能説』が誤解であることに気づきました。 ※天美あきらの死を知ってしまいました。 【葦原涼@仮面ライダーアギト】 【時間軸】本編36話終了後 【状態】胸元に小ダメージ 、仲間を得た喜び、ザンキの死に対する罪悪感 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品×2(確認済) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いに乗ってる奴らはブッ潰す! 1:剣崎の意志を継いでみんなの為に戦う。 2:人を護る。 3:亜樹子を信じる。 4:ガドルから絶対にブレイバックルを取り返す 5:良太郎達と再会したら、本当に殺し合いに乗っているのか問う。 【備考】 ※変身制限について、大まかに知りました。 ※現状では、亜樹子の事を信じています。 ※聞き逃していた放送の内容について知りました。 ※自分がザンキの死を招いたことに気づきました。 ※ダグバの戦力について、ヒビキが体験した限りのことを知りました。 【秋山蓮@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】第34話終了後 【状態】健康、甘いことを言う乾への苛立ち(無自覚)、クウガへの強い警戒 【装備】ナイトのデッキ+サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎 【道具】支給品一式 【思考・状況】 1:自分の世界のために他世界の人間を倒す。 2:まずはこの集団に潜み、金居達の襲撃に備える。 3:協力できるなら、同じ世界の人間(城戸)と協力したい。浅倉とは会いたくない。 4:協力者と決着をつけるのは元の世界に帰ってから。 5:もしも地の石を手に入れたら……? 6:志村純一は御人好しだが、もしも裏切るのなら容赦しない。 【備考】 ※首輪の考案について纏めたファイルを見ました。 ※園咲冴子と天美あきらを殺したのは村上峡児と野上良太郎だと考えています。 【橘朔也@仮面ライダー剣】 【時間軸】第42話終了後 【状態】疲労(小)、全身に中程度の火傷(手当済み)、罪悪感、クウガとダグバ及びに大ショッカーに対する恐怖 、決意 【装備】ギャレンバックル@仮面ライダー剣、ラウズカード(ダイヤA~6、9、J)@仮面ライダー剣、ラウズアブゾーバー@仮面ライダー剣、ガイアメモリ(ライアー)@仮面ライダーW 【道具】支給品一式×3、ゼクトルーパースーツ&ヘルメット(マシンガンブレードは付いてません)@仮面ライダーカブト、ザビーブレス@仮面ライダーカブト 【思考・状況】 0:仮面ライダーとして、人々を護る。 1:今は金居達の襲撃に備える。 2:首輪の解析は、事態が落ち着いてから取りかかる。 3:志村純一と共にみんなを守る。 4:小野寺が心配。 5:キング(@仮面ライダー剣)は自分が封印する。 6:出来るなら、亜樹子を信じたい。 【備考】 ※『Wの世界万能説』が誤解であると気づきました。 ※現状では、亜樹子の事を信じています。 ※参戦時期のズレに気づきました。 【志村純一@仮面ライダー剣MISSING ACE】 【時間軸】不明 【状態】軽い全身打撲、乃木と海東への苛立ち 【装備】グレイブバックル@仮面ライダー剣MISSING ACE、オルタナティブ・ゼロのデッキ@仮面ライダー龍騎、ラウズカード(クラブのJ~K)@仮面ライダー剣 【道具】支給品一式×3(ただし必要な物のみ入れてます)、ZECT-GUN(分離中)@仮面ライダーカブト、ファンガイアスレイヤー@仮面ライダーキバ 、アドベントカード(SEAL)@仮面ライダー龍騎、G3の武器セット(GM-01スコーピオン、GG-02サラマンダー、GK-06ユニコーン)@仮面ライダーアギト 【思考・状況】 基本行動方針:自分が支配する世界を守る為、剣の世界を勝利へ導く。 0:この連中を利用し、金居から地の石を奪う。 1:バットショットに映ったアルビノジョーカーを見た参加者は皆殺しにする。 2:人前では仮面ライダーグレイブとしての善良な自分を演じる。 3:誰も見て居なければアルビノジョーカーとなって少しずつ参加者を間引いていく。 4:野上と村上の悪評を広め、いずれは二人を確実に潰したい。 5:フィリップを懐柔し、自身の首輪を外させたい。 6:首輪を外させたらすぐにフィリップを殺す。正体発覚などで自分の首輪を解除させるのが困難になっても最優先で殺害。 7:乃木と海東を警戒。こいつらも何とか潰したい。 8:ライジングアルティメットを支配し、首輪を解除したら殺し合いに積極的になるのもいいかもしれない。 【備考】 ※555の世界、カブトの世界、キバの世界の大まかな情報を得ました。 ※電王世界の大まかな情報を得ました。 ただし、野上良太郎の仲間や電王の具体的な戦闘スタイルは、意図的に伏せられています。 ※冴子から、ガイアメモリと『Wの世界』の人物に関する情報を得ました。 ただし、ガイアメモリの毒性に関しては伏せられており、ミュージアムは『人類の繁栄のために動く組織』と嘘を流されています。 ※放送を行ったキングがアンデッドである事に気付いているのかどうかは不明です。 ※封印のカードの効果に気づいていません。 ※オルタナティブ・ゼロのデッキは極力秘匿するつもりです。 【矢車想@仮面ライダーカブト】 【時間軸】48話終了後 【状態】全身に傷(手当て済)、闇の中に一人ではなくなったことへの喜び 【装備】ゼクトバックル+ホッパーゼクター@仮面ライダーカブト、ゼクトマイザー@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式 基本行動方針:弟を殺した大ショッカーを潰す。 1:士の中の闇を見極めたい。 2:殺し合いも戦いの褒美もどうでもいいが、大ショッカーは許さない。 3:亜樹子の思惑がどうであれ、妹として接する。またその闇を見極める。 4:乃木に対して不快感。 5:音也の言葉が、少しだけ気がかり。 6:五代雄介に興味。可能なら弟にしたい。 7:自分にだけ掴める光を探してみるか……? 【備考】 ※ディケイド世界の参加者と大ショッカーについて、大まかに把握しました。 ※10分間の変身制限を把握しました。 ※黒いカブト(ダークカブト)の正体は、天道に擬態したワームだと思っています。 ※鳴海亜樹子を妹にしました。 ※亜樹子のスタンスについては半信半疑ですが、殺し合いに乗っていても彼女が実行するまでは放置するつもりです。 【乃木怜司@仮面ライダーカブト】 【時間軸】第44話 エリアZ進撃直前 【状態】健康 【装備】パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式、木製ガイアメモリ(疾風、切札)@仮面ライダーW、参加者の解説付きルールブック@現実 【思考・状況】 0:他の参加者を利用し、金居を潰す。 1:大ショッカーを潰すために戦力を集める。使えない奴は、餌にする。 2:状況次第では、ZECTのマスクドライダー資格者も利用する。 3:最終的には大ショッカーの技術を奪い、自分の世界を支配する。 4:首輪を解除するため、フィリップを懐柔したい。 5:志村純一を警戒。まったく信用していないため、証拠を掴めばすぐに始末したい。 6:鳴海亜樹子がまた裏切るのなら、容赦はしない。 7:乾と秋山は使い捨ての駒。海東は面倒だが、今後も使えるか? 8:どこかで一度変身後の能力を見ておくべきだったか? 【備考】 ※カッシスワーム グラディウスの状態から参戦しました。 ※現在覚えている技は、ライダーキック(ガタック)、ライダースラッシュの二つです。 ※現時点では、解説付きルールブックを他人と共有する気はありません。 ※東京タワーから発せられた、亜樹子の放送を聞きました。 ※村上と野上ではなく、志村があきらと冴子を殺したのではと疑っています。 ※もし乃木が地の石を手に入れた場合破壊するかどうかは後続の書き手さんにお任せします。 【海東大樹@仮面ライダーディケイド】 【時間軸】最終話終了後 【状態】健康 【装備】ディエンドライバー@仮面ライダーディケイド、ライダーカード(G3、サイガ、コーカサス) @仮面ライダーディケイド、ディエンド用ケータッチ@仮面ライダー電王トリロジー 【道具】支給品一式、ブラッディローズ@仮面ライダーキバ 【思考・状況】 0:お宝を守る。 1:金居達の襲撃に備える。 2:殺し合いに乗った奴の邪魔をする。 3:知らない世界はまだあるようだ。 4:蓮、乃木、純一を警戒。 【備考】 ※クウガの世界が別にあることを知りました。 ※首輪の考案について纏めたファイルを見ました。 ※志村純一について、自覚していませんが彼を信じたいと思っています。 ※五代の言う『笑顔』、ブラッディローズ、自身の『仲間』をお宝だと思っています。 ※ディエンド用ケータッチについては、今のディエンドの所有カードだけで使用可能なのかは後続の書き手さんにお任せします。 【フィリップ@仮面ライダーW】 【時間軸】原作第44話及び劇場版(A to Z)以降 【状態】健康、照井の死による悲しみ 【装備】なし 【道具】支給品一式×2、ガイアメモリ(ヒート)@仮面ライダーW、ファングメモリ@仮面ライダーW、ルナメモリ@仮面ライダーW、バットショット@仮面ライダーW、スパイダーショック+スパイダーメモリ@仮面ライダーW、ツッコミ用のスリッパ@仮面ライダーW、エクストリームメモリ@仮面ライダーW、ダブルドライバー+ガイアメモリ(サイクロン)@仮面ライダーW、首輪(北岡)、首輪の考案について纏めたファイル、工具箱@現実 、ガイアメモリ(タブー)+ガイアドライバー@仮面ライダーW、エターナルメモリ@仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 【思考・状況】 0:亜樹子が殺し合いに乗っているのなら何としてでも止める。 1:大ショッカーは信用しない。 2:友好的な人物と出会い、情報を集めたい。 3:真理を殺したのは白い化け物。 4:首輪の解除は、状況が落ち着いてもっと情報と人数が揃ってから取りかかる。 5:出来るなら亜樹子や蓮を信じたいが…… 6:乃木怜治への罪悪感と少しだけの信用。志村純一は信用できる。 【備考】 ※バットショットにアルビノジョーカーの鮮明な画像を保存しています。 ※今のところは亜樹子を信じています。 ※園咲冴子と天美あきらを殺したのは村上峡児と野上良太郎だと考えています。 ※ガイアメモリ(タブー)を使ってドーパントとして戦うつもりがあるのかどうかは後続の書き手さんにお任せします。 【鳴海亜樹子@仮面ライダーW】 【時間軸】番組後半(劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』直後) 【状態】ダメージ(小)、極めて強い覚悟 、自分の甘さへの反省 【装備】無し 【道具】無し 【思考・状況】 基本行動方針:風都を護るため、殺し合いに乗る。 0:例え仲間を犠牲にしてでも優勝し、照井や父を生き返らせて悲しみの無い風都を勝ち取る。 1:まずはこの連中を利用する。 2:他の参加者を利用して潰し合わせ、その間に自分の戦力を整える。 3:できるなら、地の石やエターナルのメモリが欲しい。 4:当面は殺し合いにはもう乗ってないと嘘を吐く。 5:東京タワーのことは全て霧島美穂に脅され、アポロガイストに利用されていたことにする。 6:首輪の解除は大ショッカーの機嫌を損ねるからうまく行って欲しくない。 【備考】 ※良太郎について、職業:芸人、憑依は芸と誤認しています。 ※放送で照井竜の死を知ってしまいました。 【病院施設について】 ※一階廊下の壁と、診察室の天井と壁が破壊されています。 ※二階の廊下が破壊され、一階診察室と繋がっています。 ※二階の病室の壁が破壊されています。 【共通事項】 ※病院でもう少し協力者を集まるのを待ってから、改めて行動方針を決める。 ※ゴ・ガドル・バ、黒いカブト(擬態天道)、紅渡、アポロガイストを警戒。ン・ダグバ・ゼバに特に強い警戒。また村上峡児にも若干の警戒。 ※できれば津上翔一、小沢澄子、城戸真司、天美あきら、桐谷京介、野上良太郎、紅音也、名護啓介、小野寺ユウスケ、海東大樹、左翔太郎、そして特にフィリップと合流したい。 ※野上良太郎と村上狭児は殺し合いに乗っていると志村純一から告げられました。 【共通事項】 ※友好的な参加者を探す。 ※金居と彼に操られた五代雄介を強く警戒。また乃木との待ち合わせ時間にやって来ると仮定して、金居から地の石を奪い五代を奪還するために戦う。そのための準備をする。 ※キング(名前は知らない)、ゴ・ガドル・バ、ン・ダグバ・ゼバ(名前は知らない)、相川始、アポロガイストを警戒。 ※できれば一条薫、津上翔一、城戸真司、三原修二、擬態天道、名護啓介、紅音也、小野寺ユウスケ、左翔太郎と合流したい。 ※首輪解除のためにガイアメモリのある世界以外の技術を調べる。 ※草加雅人は死んだと思っています。 ※変身制限について、強化フォーム以外の制限を知りました。 ※クロックアップも制限が課されていることを知りました。 ※首輪の考案について纏めたファイルを見ました。 ※園田真理を殺したのはアルビノジョーカーだと知りました。またバットショットが撮影した写真でアルビノジョーカーの姿を知りました。 ※首輪の解体は金居達との戦いが終わってからにする予定です。 【首輪の考案について纏めたファイルの内容】 ※首輪の内部構造、それに関する考案が書かれています。 ※首輪とこの殺し合いについて、以下の考案を立てました。 1:首輪には、Wの世界には無い未知の技術が使われている可能性がある。 2:無闇に解体しようとすれば、最悪その参加者の世界の住民が全滅させられるかもしれない。 3:解体自体は可能だが、それには異世界の知識も必要。 4:大ショッカーは参加者の生きる世界を、一瞬で滅ぼせるほどの兵器を持っている。 【全体備考】 ※ゼール軍団は志村を狙っていますが、封印のカードにより今は攻撃できません。 ※ゼール軍団が何が何匹死んだのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※ゼール軍団の現在位置については後続の書き手さんにお任せします(蓮が気づくほど近くではありませんが、病院を目指しています)。 ※Gトレーラー内にはG4の充電装置があります。 ※G4は説明書には連続でおよそ15分使えるとありますが、実際どのくらいの間使えるのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※G4を再度使用するのにどれくらい充電すればいいのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※トライチェイサー2000A、及びG4システムはデイパック内ではなくGトレーラー内に置かれています。 ※F-4エリア病院前にGトレーラーとオートバジンが停車されています。 ◆ 時間はひたすら流れ続ける。殺し合いを打ち破ろうと思う者達と殺し合いに勝ち残ろうとする者達の思いを、交錯させて。 夜の闇は次第に強くなっていく中、彼らの元に新たなる脅威が迫っていく。世界の破壊者を打ち破り、己の世界を優勝させるために。 そんな彼らが衝突したとき何が起こるのか、まだ誰にもわからない。 |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|投下順|106:[[君のままで変われば良い(前篇)]]| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|時系列順|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[葦原涼]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[秋山蓮]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[乾巧]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[橘朔也]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[志村純一]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[日高仁志]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[矢車想]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[乃木怜治]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[門矢士]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[海東大樹]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[フィリップ]]|| |105:[[やがて訪れる始まりへ]]|[[鳴海亜樹子]]|| ----