登録日:20??/??/??(日) ??:??:??
更新日:2022/11/26 Sat 14:19:31
所要時間:約 ? 分で読めます
概要
孫悟空の息子
孫悟天と
ベジータの息子の
トランクスがメタモル星人の編み出したフュージョンで合体した姿。
作中では時間切れであの世に帰らなければならなくなった悟空に代わって
魔人ブウを倒すために悟空とピッコロの指導を受けて誕生した。
髪は逆立っており、中心が悟天の黒髪、左右がトランクスの青髪という2色の髪色を持ち、服装はフュージョンを編み出したメタモル星人の民族衣装に変化する
。
またフュージョンの宿命として姿を維持できるのは30分のみで、フュージョンポーズを少しでも間違えると失敗して肥満体やガリガリな姿になり弱体化してしまう。
名前は、それぞれの「ゴテン」と「トランクス」を合体させたものとなっている。
ちなみに名前に慣れていない頃、ピッコロから「トランテン」と呼ばれたこともある。
ポタラしたらそういう名前になるのだろうか
性格
ぶっちゃけ悟天とトランクスの性格の悪い部分を引き継いでおり、生意気かつ自信過剰で
ピッコロは
キャラ崩壊しつつかなり手を焼いていた。
子供故の経験不足やその性格も相まって変身もせずにブウに向かって行ってボコられて帰って来たり、格好良く勝つためにわざとピンチを演出して勘違いしたピッコロに出入り口を破壊されブウを怒らせて最悪の結果を招いたりと超戦士として弱点も多く、劇場版も含め戦績は良くない。
以上の点を踏まえてピッコロと
クリリンからは「くそ坊主」や「タカピー」、「デカい態度は直ってない」と嘆かれている。
戦闘力
天性の才能を持つ悟天とトランクスのフュージョンであることも相まってその戦闘力は原作でもトップクラスで、
亀仙人は「気の嵐」と評している。
初めは融合前に超サイヤ人に変身しておかないと
超サイヤ人になれないとピッコロが推測していたが、精神と時の部屋での修行後は、ゴテンクスの状態で超サイヤ人に変身している。
またさらにその修行の際に悟空が7年かけてやっとなれた超サイヤ人3にもあっさりとなってみせた。
しかし気の消費が激しいため姿を維持できるのは5分と非常に短い。
また老界王神により潜在能力を解放させたアルティメット悟飯よりは戦闘力が劣る模様。
主な技
指で円を描きリング状のエネルギー波を作り出し、相手に投げつけて拘束する。
ブウに対して使用したもののギラン戦の悟空のようにブウに力ずくで破られている。またゴテンクスを吸収したブウや超の悟飯も使用する。
両手を何度も突き出すと同時にエネルギー弾を連射する。ぶっちゃけグミ撃ちであり、ブウに大ダメージを与えるがすぐに再生されてしまった。だがブウのメンタルにはかなりのダメージを与えたようだ。
超サイヤ人3の状態で使用。
両手の親指と人差し指を合わせて輪をつくり、そこから気の輪を連射して相手を閉じ込める。
上述の連続スーパードーナツでボール状に拘束した相手を文字通りバレーボールのように扱い、なぜかオネエ口調でトス役も同じ口調をしないといけないが...ツッコミは厳禁。
ピッコロがトス役をさせられたが、赤面しながら「オレはやらなくてよかったんじゃないか…?」と後悔していた。
天津飯の排球拳をリスペクトしたものに近く、「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」では実際にゴテンクスが天津飯の技と踏まえた上でほぼ同一の排球拳を使用している。鳥山明氏は「馬鹿馬鹿しくて面白い」とこの技を気に入っている。
口から本人そっくりのオバケのような形をした気の塊を放出する。
オバケは意思を持ち会話することも可能で、作戦会議や発動主が指示を出すこともできる。
オバケはちょっとした刺激でも大爆発を起こし、ブウにも大ダメージを与えられるほどの威力を持つ。
ただしオバケ同士が接触しても爆発するため使用に当たっては注意が必要。後にゴテンクスを吸収したブウも
ベジット相手に使用するも全く通用せず、「子供の考えた技だぞ」と一蹴されていた。またブウのものはアニオリだが
かめはめ波や魔閃光を使用可能。
「初めて技が意思を持っているのが変わっている」とこちらも鳥山明氏のお気に入りの技である。
活躍
上述の通りあの世に帰らなければならなくなった悟空に代わりブウを倒すために、ピッコロが指導を行い2度の失敗を経つつも3度目でようやく成功。
成功後は自信過剰な性格からピッコロの忠告を聞かず通常形態で無邪気ブウに挑むがあっさりボコられて帰って来てしまう。その後超サイヤ人の状態で再びブウに挑むが、ブウの家に着いたところで時間切れで合体が解けてしまい慌てて退散する。
その後
愚かな地球人によりブウは無邪気から純粋悪、そして悪ブウに変異し、神の神殿へと乗り込まれてしまう。その姿を見て今のゴテンクスでは敵わないと判断したピッコロにより悟天とトランクスは精神と時の部屋にへと入れられる。ピッコロの時間稼ぎで1週間修行した悟天とトランクスは大幅に強化されていた。
ブウとの再戦では遊び半分で挑んでいたため最初は劣勢となり、奥の手でカッコよく勝つためにわざとピンチを演出し、それで勘違いしたピッコロにより部屋の出入口を破壊されてしまう。外に出られないことに激昂したブウは凄まじい気で次元に穴を開けて脱出し、ここで奥の手を発動して超サイヤ人3に変身し少し遅れてブウと似たような技能で脱出に成功。しかし時はすでに遅く、ブウは神殿に避難していた仲間たちをチョコにして食べてしまっていた。
ベジータは自爆前に「ブルマを……ママを大切にしろよ」とトランクスに語っているが、彼が調子に乗った結果ブルマが死んだ事にベジータがどう思ったかは永遠の謎である
かんっぜんに おこった!!!!
ゴテンクスは怒りで終始優位にバトルを初め、トドメを刺す直前まで行くが5分の制限時間が切れて通常形態へと戻り、合体も解けてしまう。
その後、潜在能力を解放してアルティメット化し界王神界から駆け付けた悟飯に救われるが、1時間後の再戦の際ゴテンクスの戦闘力とピッコロの知能に目を付けたブウによって背後を突かれて吸収されてしまった。ブウに吸収されてからは30分後ブウの体内で合体が解けわざとブウに吸収されたベジットの手により悟飯やピッコロの手により救出される。しかし純粋ブウに変異したブウにより救出直後で気絶している際に地球にエネルギー弾を放たれ地球を破壊されたために死亡。その後ポルンガより蘇り、悟空の元気玉に協力した。
アニメ版のエンディングでは悟空と風呂に入った際にゴテンクスに変身して遊んでいた。
GTでは
ベビーとの戦いで合体しようとするが勝てないと判断した悟空により止められたため登場しない。後に
ドラゴンボールヒーローズでゴテンクス:青年期として登場を果たす。片割れのトランクスが未来に近い礼儀正しい性格になっているため少年の頃のような傲慢さはないが、スペシャルムービーにて
六星龍に油断するなど相変わらずなところもある。
劇場版・外伝での活躍
「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」の次元ではゴテンクスが魔人ブウ(無邪気)を倒し平和を勝ち取った世界線ということになっている。
「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」では復活した幻魔人
ヒルデガーンとの決戦でヒルデガーンと互換以上に渡り合うが、脱皮して強化されたヒルデガーンには敵わず尻尾の一撃で気絶し合体も解除されてしまった。
ブウ編後に描かれた「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」ではベジータの実弟ターブルを追って地球に来襲したアボ・カド兄弟との戦いで彼らが合体(合体アカ)したためそれに対抗してゴテンクスとなり超サイヤ人の状態で優勢となり、
ヤムチャや天津飯の狼牙風風拳や排球拳も繰り出しつつ激戦を繰り広げる。しかし怒った合体アカが闇雲に攻撃し始めたことにより収拾がつかなくなり悟空が1発で相手を黙らせたことで終息した。
このため戦闘はゴテンクス、トドメの一発は悟空という風に分担される運びとなっている。
「神と神」ではブウにプリンを独り占めされたことにキレて暴走した
破壊神ビルスに戦いを挑むも何度も尻を叩かれて敗北し、漫画版では超サイヤ人3になっているがこちらでも敗北している。
復活したフリーザとの戦いではアニメ版のみ出番があり、超サイヤ人になった状態でタゴマの股間めがけて頭突きをし悶絶させるが、フリーザ軍を相手にしようとしたところで合体が解けてしまいやむなく後ろへ下がった。
「
スーパーヒーロー」では失敗してデブになった姿ではあるものの正式に青年期のゴテンクスが登場し、ガンマにより判明した
セルマックスの弱点の頭部へめがけて突撃をかまし頭部にひびを入れる活躍を見せた。
ゲームでの活躍
初登場は「ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22」。27人のキャラの内の1人として登場。形態は超サイヤ人のみの登場だが、必殺技を撃つ時のみ超サイヤ人3にも変身する。
「ドラゴンボールZ2」以降は悟天かトランクスの状態からゴテンクスに合体できる作品も増えた。
「ドラゴンボールZ 舞空闘劇」では次元に穴を開けて逃走したブウを追って様々なパラレルワールドを渡り歩くIFストーリーが用意されている。
過去の世界で
フリーザや
セルを倒し、さらに未来トランクスの世界では17号と18号を撃破するなど大暴れ。
その後ようやく本来の世界へ戻れたと思いきやそこもパラレルワールドで、ゴテンクスと交戦する前のブウを撃破してその世界のゴテンクスと戦うことになる。
戦闘後なんとか元の世界に戻り、さまざまな交戦を得て成長した実力でブウを完全に消滅させた。フュージョンの時間制限は様々なパラレルワールドを超えたことによりめちゃくちゃになったせいなのかずっと姿を維持することができた。
「ドラゴンボールヒーローズ」では初期から登場するが、ぶっちゃけるとやや不遇。初URのアビリティは確率で与えるダメージが超アップするという運任せのもので、合体は超サイヤ人3のものが与えダメージ2.5倍&気力ダメージ超アップというものだが、倍率こそ高いものの必殺技の威力が弱くダメージがあまり出ない。
JM1弾ではゴテンクス:青年期がUR化し2ラウンド目のみパワーと戦闘力3倍とかなり強力な効果を提げて登場したが、本編のゴテンクスは相変わらず弱いままだった。
GDM7弾では2ラウンド目に高い戦闘力が稼げるゴテンクス:ゼノ3として登場。自分とパワーとガードの合計値分アップするもので、GM5弾のURスーパーウーブと同じ性能だが、こちらはユニットフェイズ前に発動するためステータスアップ系のユニットの恩恵を受けることができない。フリーズは敵の被ダメを永続で1.5倍と優秀だがアビリティとの相性は悪い。
だがそれを踏まえても汎用性は抜群なのでかなりの人気カードとなっている。
その後も長らく本編のゴテンクスには吉報が入らなかったが、稼働から約11年後のUGM4弾にて念願のシークレット化を果たす。
アビリティの「ハチャメチャな救世主」は自分チームのヒーローエナジーが敵チームより少なければそのラウンド中はユニット発動時以外は減らなくなり、さらにアタッカーにした戦闘力バトル終了時に敵チームのアタッカーの人数×1000与えるダメージがアップし、さらに3ラウンド目以降は超サイヤ人3に変身でき、変身すると自分チームのヒーローエナジーの数×1000アップでき合計で最大17000ダメージと固定の鬼のような性能をしている。
ただし固定ダメージを無効にするフルパワージレンや支配者の領域には弱いため注意が必要。
余談
ポーズを間違えたことにより1度目はデブに、2度目はガリガリの姿になってしまったが、原作ではコピー機能を多用したためクリリンが「さっきから作者はずいぶんラクをしていないか?」「このページの原稿料タダでいいですホントに……」と
メタ発言をかましている。
スーパーゴーストカミカゼアタ――――――――ック。オバケまとめて追記・修正!!!!」
最終更新:2022年11月26日 14:19