アシストパワー/つけあがる

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更新日:2023/04/23 Sun 00:02:09
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アシストパワー/つけあがるとは、ゲーム「ポケットモンスターに登場する技。

技データ

アシストパワー

初出 第5世代
威力 20+ランク上昇数×20
命中 100
タイプ エスパー
分類 特殊
PP 10
攻撃範囲 単体
直接攻撃 ×
効果 自分の能力ランクが一段階上がる毎に威力が20上がる、ランクが下降していても減算されない

つけあがる

初出 第7世代
威力 20+ランク上昇数×20
命中 100
タイプ あく
分類 物理
PP 10
攻撃範囲 単体
直接攻撃
効果 自分の能力ランクが一段階上がる毎に威力が20上がる、ランクが下降していても減算されない

概要

アシストパワーは第五世代、つけあがるは第七世代で初登場した技。
アシストパワーは蓄積されたパワーで、つけあがるは自分の実力を鼻高々に攻撃する技。

素の状態だと威力20しかなく追加効果もない残念な技に見えるが、この技の真髄はランクが1つ上がるごとに威力が20ずつ上がっていく効果である。
よって、最大威力は20×6(最大ランク)×7(ランクを上げられる能力数)+20(初期威力)=860となる。

さすがにそこまで上げられる状況はドーブルにでもサポートしてもらわないとまずないが、威力100程度なら習得者自身で上げることもそこまで難しくはない。

計4段階ランクを上げることができれば威力100となり、それぞれサイコキネシス/かみくだくや道具所持時のはたきおとすを上回る。

なお、威力が上がるのは技の効果であるため、ランク補正は無効化されてしまうがてんねんでも無効化されない。

対戦でのアシストパワー/つけあがる

やはりそのロマンある効果から、自身で積むかバトンタッチのサポートを受けて超火力をぶち込んでいくのが一般的な使われ方となる。

アシストパワーに関してはエスパー技であるため多くはめいそうを覚えられるので積み技に困ることは少ない。

この技を使うポケモンとして代表的なのはココロモリ。特性たんじゅんと組み合わせることができ、めいそうを1回積むだけでサイコキネシスの威力を上回ることができ、高い素早さも相まって全抜きも夢ではない。

そして第七世代では、新たに同じ系統の技につけあがるが追加され、イーブイ専用Zワザ専用Zワザ「ナインエボルブースト」から「バトンタッチ」をすることで一気に威力220(一致威力330)のアシストパワーやつけあがるをぶっ放せるようになった。
マジックミラーでほえるやふきとばしを無効化できるエーフィネイティオに繋げるのが定番。
決まれば非常に爽快間違いなしのロマンコンボだが、
ちょうはつやくろいきり、イーブイ自体は貧弱なため防御が2段階上がっても貫かれる高火力技や急所など相手側の対策もかなり多く、使うにはプレイヤーの戦略眼が求められる、上級者向けの技だった。
なお、2つの技をZワザにした場合は威力160となる。7段階ランクが上がった相当の威力を出せるが、イーブイバトンと組み合わせることが多いためあまり使われることはない。

剣盾ではZワザが廃止されたためイーブイバトンコンボは出来なくなったが、わざレコード82に収録され、覚えられるポケモンがかなり増えた。

新たに習得したポケモンとしてはゴチルゼルが有名。かげふみで有利対面で相手を捕まえ、コスモパワーやめいそうを積むのが主流で、無策だとガチで積みかねない。

他にはからをやぶると組み合わせられるポットデスも有名。
技欄にある通りランクが下降しても威力は下がらないため、1回からをやぶるを積んだ場合威力は140となる。

ダイマックス技として使った場合は威力130となる。


SVでも技マシン041で続投。
ゴチムやラルトスのおとしもので作成でき、LPも800と割安。

肝心の対戦面だが、SVの対戦環境は相性が良い技のバトンタッチ要員の欠席が多い上に、初手全力を出す戦術がメジャーであるため、積み技自体がが下火である。
初めから高火力が飛んで来やすいため悠長に積み技を使いまくる隙を作りづらく、不意のテラスタルで半減や無効化されてしまうケースも生まれやすい。
ゴチルゼルに関しても不意のゴーストテラスタルで逃げられてしまいやはり悠長に積めなくなることもあるなど、かなり環境的には逆風である。
また、現時点ではたんじゅんと組み合わせられるココロモリは未解禁である。

つけあがるにしても習得者の耐久力が微妙なためやはり厳しい。

対戦面では逆風が強まってしまったが、ある戦いで注目されることになる。














テラレイドバトルでのアシストパワー/つけあがる


剣盾」にあったマックスレイドバトルを「SV」の新システム・テラスタルに合わせてリニューアルされた、野生ポケモンとの特殊な戦闘のこと。

このバトルでは野生ポケモンのHPが膨大なものとなっており、生半可な火力では満足にダメージが与えられず快適に周回するのが難しい。そこで積み技と併用することで超威力を叩き出せるこの技を使ってワンパンする戦術が考案された。

主な使い手となるのは、ヤドランヤドキングノココッチ

三者ともに耐久面の種族値が高水準な上、
前者はわるだくみやてっぺき、ドわすれ、後者はめいそうやとぐろをまく、こうそくいどうと積み技が豊富。
さらになまけるやはねやすめと回復技も完備しており、回復を入れつつ積み技を極限まで積み切ったアシストパワーは、等倍以上であれば多くのレイドボスをワンパンできる威力となる。
さらに特性も三者ともに優秀で、ヤドランとヤドキングはちょうはつを無効化するどんかん、ノココッチはゴースト、あく、むし技やいかくを受けると素早さが上がるびびりを持つ。
これにより、どくやかくとうはもちろん、あくやはがね、エスパーテラスタルやハピナス以外なら概ね等倍でもある程度ゴリ押しが効いてしまう。

最強のエースバーンゲッコウガのレイドではこの戦術が猛威を振るうこととなった。

欠点としては火力が積み技と「アシストパワー」の威力に頼りきりなので遂行速度が遅く、不意の急所で落とされたり強化解除を受けると手も足も出なくなってしまう事が挙げられる。
また状態異常にも弱い。おにびならあまり問題はないがでんじはやあくび、キノコのほうし持ちにはお世辞にも向いているとは言えない。
追加効果はおんみつマントで防ぐことが可能なので持ち物としておすすめ。


レイドボスの強化解除の行動は、時間トリガーのものとHPトリガーのものに大別され、両方持つレイドボスも存在する。

★6のテラレイドバトルを例に挙げると、エルレイドドラミドロブロロローム以外は必ず一度は使って来る。
使ってくるタイミングはボスによって若干異なるが、概ね残り時間60%で使用する(カイリューのみ50%で使用)。
テラレイドバトルの制限時間は450秒なので、450×0.6=180秒以内に積み切ってワンパンするか、それを凌いでから270秒以内に倒し切るかの2択となる。

また、間違ってもメタモンレイドに出してはいけない。積み技を使われ一瞬で能力が上がってしまいあくタイプ以外はワンパンで蹂躙され、かつ耐久力が高すぎて全然削れない地獄絵図と化すため絶対にやらないように

総じて、
  • あくびやキノコのほうし、でんじはを使わない
  • 特殊耐久が高すぎない
  • 半減や無効化されてしまうタイプでない
  • メタモンではない
の4つの条件を満たせば概ねどのレイドボスともある程度渡り合うことができるだろう。

そして催眠技やまひ対策ができるやるきコノヨザルサーフゴー、エスパーを半減できるタイプの弱点を突けるタイプ、そしてはねるコイキングも育てれば大体の★6レイドで苦戦することはほとんどなくなる。敵のコノヨザルは知らん

+ HPトリガーで使用する★6レイドボス
単位:%
ポケモン名 タイミング
ガブリアス 時間60、HP30
クレベース 時間60、HP30
ゲンガー HP45
ゼグレイブ HP20
ドラパルト HP40
ブロスター HP45
マフィティフ HP20
ムクホーク HP75、50
ルガルガン黄昏 HP75
※強化解除を使わない3体とハピナス、メタモン、でんじはやあくび、キノコのほうしを使うポケモンは記載しない


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最終更新:2023年04月23日 00:02