チョコボール

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更新日:2024/01/07 Sun 16:47:48
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チョコボール


クエックエックエッチョコボール〜

チョコボールは、森永製菓が販売しているチョコレート菓子のこと。
パッケージにはマスコットキャラクターの大きな嘴が特徴の「キョロちゃん」が描かれている。

概要

おそらく日本でもトップクラスの知名度を誇ると思われるチョコレート菓子の代名詞的存在。

箱の開け口は「くちばし」と呼ばれており、そこから中身を取り出す仕組みとなっている。
この取り出しは二度ほど改良されており、1974年に現在の形になった模様。
このくちばしには低確率で金のエンゼル、または銀のエンゼルが描かれていることがあり、金は1枚、銀は5枚で「おもちゃのカンヅメ」と引き換えることができる。

確率については非公開だが、多くのテレビ番組やYouTuberなどに検証されている。
例としては

  • バラエティ番組「よるこ」における検証では金のエンゼルが出るまでに2100個以上開封しており、その間に出た銀のエンゼルの枚数は60枚。

  • 毎日放送「ロケみつ」の企画「目指せ! 金のエンゼル テク・テク・モグ・モグ! ブログ旅」における検証では、金のエンゼルを引き当たのは3618箱目でその間に出た銀のエンゼルの枚数は69枚。

などかなりの低確率であることは間違いないので無理に金を狙うよりも銀を狙った方が良いかもしれない。

中身は名前通り通常は直径約1cmの丸いチョコレートで、レギュラー3種に加えて様々なフレーバーが販売されている。
また地域や期間限定の味も多種多様に存在しており、毎年少しずつ味が改良されているため、購入者を飽きさせない工夫もふんだんになされている。

マスコットキャラクターは現在ではキョロちゃんとなっているが、1965年に初めて発売された時は当時の人気アニメである『宇宙少年ソラン』のキャラクターのチャッピーというリスが描かれていた。アニメの放送終了と共に販売終了し、1967年にキョロちゃんに近いキャラクターに変更された。
実は当初は名前が付けられておらず、91年に初めて「キョロちゃん」と名付けられた。
99年には公式サイトが開設され、キョロちゃんを主人公にしたアニメも放送開始された。
詳しくは該当項目を参照のこと。

CMにはペギー葉山、田中星児、とんねるず、遠藤憲一などの有名人が多数採用されており、キョロちゃんが巨大化したり冒頭の歌詞でお馴染みのフレーズで踊ったりなど大活躍している。

ウルトラマンティガ』の1999〜2000年の再放送枠において『ティガ』放送直後の1分間にだけ登場したウルトラマンナイスの変身アイテムにもなっている。作中では「シークレット・チョコ」と呼ばれており、これを食べて「ウルトラマン、ナ~イス!」とフルネームを叫んで変身する。

『仮面ノリダー』でもチョコボールがモチーフの『チョコ玉男』が怪人として登場している。



主なフレーバー


  • ピーナッツ
  • キャラメル
  • いちご
言わずと知れた三大メインフレーバー。ピーナッツは最初期から存在する古参フレーバーで、人気も屈指の高さを誇る。キャラメルは1973年、いちごは実は1994年から発売されておりこの中では歴史が浅め。
ピーナッツは新元号記念で「ピーナッツホワイトミルク」が販売されていた。
またいちごは2005年に中身が大きく変わっている。

  • 大玉チョコボール
通常のチョコボールの2.5倍のサイズがある袋タイプ。
フレーバーとしては「白いもちもちチョコ」や「トリュフ塩」などがある。

  • 開かずのチョコボール
2015年に発売された期間限定フレーバー。味はココア。怪盗「ワルキョロちゃん」に開け口が奪われたという設定で「あけくち?」がいくつもあり、正しい開け口を見つけ出さないとならない。間違えた場合は「ざんねん!ほかのあけくちをさがしてね!」というメッセージが出る。しかし当時無理矢理豪快に破いて取り出す者が続出した。
カンヅメはダイヤル錠で、中に入った「謎セット」の問題を解くことで暗証番号が分かる仕組みになっている。

  • カラーボール
初期にあったフレーバー。1973年にレギュラーフレーバーとしてピーナッツやキャラメルが選ばれて以降は姿を消していたが、1994年に復刻している。

  • 大人のチョコボール
定価は150円のやや値が張るタイプ。
他のお菓子でも見られる典型的な贅沢仕様である。

  • アイス
1992年9月より発売されたアイス版。

  • 金のきなこもち
2022年11月より期間限定発売。
金のエンゼルが2倍になるというまるでソシャールゲームのガチャを意識したかのようなキャンペーンだが、森永製菓によると「全く意識しておりません」とのこと。またこの間に銀のエンゼルは出現しない。
上記のような低確率なのではっきり言って2倍でもかなり厳しい面がある。

  • チョコビス
  • アーモンド
  • 夕張メロン
  • パチパチ
  • ブルーベリー
  • ピーチ
  • メロン
  • ラズベリー
  • 北海道ミルク
  • 抹茶ミルク
  • 宇治抹茶
  • でかチョコボールさくさくミルク
  • チョコバナナ
  • カフェモカ
  • クッキー&クリーム
  • ココア&ホワイト
  • パンプキン
  • かおるカフェラテ
  • グランデ ジャンドゥーヤ
  • 爽快コーラ
  • カスタード
  • 塩バター
  • 甘酒
  • スイートコーン
  • カフェオレ
  • バナナ
  • ヨーグルト
  • 牛乳プリン
  • 桔梗信玄餅

など多種多様なフレーバーが存在する。

ゲーム化

チョコレート菓子として人気を博しているため、ゲームもいくつか作られている。

キョロちゃんランド

発売日はGB版が1992年10月30日、FC版が1992年12月11日。発売元はヒロ。
おそらく初のキョロちゃんを題材にしたゲーム...。なのだが、その実態は海外版FC NESで発売された『Castelian』の主人公をキョロちゃんに変更しただけのトレースもの。

ゲーム自体も開始時に不気味な音楽と共に黒背景にやや濃いピンク色の筆記体表記の英文「ENTERING THE TOWER OF EYES」が出てくる。というキョロちゃんには全くそぐわないもの。
塔を登って行って頂上を目指すのがゲーム目標となっているが、制限時間ギリギリで操作性が悪く、攻撃で倒せるのはボールのような敵のみで、無敵の原子のような敵がジャンプでも避けられず非常に厄介、消える床と通常床の見た目が全く同じで見分け方も存在しないなど可愛いキョロちゃんからは想像もつかないほどの理不尽ゲームである。
これらのことから基本クソゲー扱いで、ほとんど売れなかったためプレミア化し値段は数万円にまで高騰している。
BGMもONにすると効果音が消えてしまい攻略に支障をきたすため実質BGMがない。なぜかボーナスステージは両方普通に鳴る。

ポケットキョロちゃん

発売日は1998年2月27日、発売元はトミー。

上記のキョロちゃんランドとは異なり普通に対象年齢向けのキョロちゃんとコミュニケーションをとっていくシュミレーションゲーム。

キョロちゃんレース、ブロックくずし、占い、タマランチなどのミニゲームをこなしながらイベントを達成していくと「達成率」が上がっていき、一定以上になるとエンディング。

キョロちゃんのプリクラ大作戦

発売日は1999年2月11日。こちらの発売元もトミー。
ジャンルは横スクロールアクションでお菓子の国を舞台にステージを進んでいきプリクラ台を見つけて撮影し、プリクラを集めていくゲーム。
あとパッケージ裏には栄養成分表示(笑)が書かれている。
エネルギー 150キョロカロリー わんぱく質 ほどほど
キョロミンC たしょう 闘質 たくさん
缶味料 ふつう 満幅度 無限大

これら3つのゲームに登場するキョロちゃんは、1972年~2004年まで採用されていた第二代デザインのものであるため、現在のものよりも体が細長く目も小さい。

コラボ




  • チロルチョコ

  • ブラックサンダー





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最終更新:2024年01月07日 16:47