Wicket - (2009/04/05 (日) 17:02:54) の編集履歴(バックアップ)
Wicketのすばらしいところ
Wicket以前
Servlet
- HTTPはステートレスなプロトコル。
- Servletはこれを処理するための、状態を持たない手続き。
- オブジェクト指向の利用が限定される。
- 状態の管理はSessionを使ってプログラマが行う必要がある。
- これは「ガベージ・コレクタ」を持たない環境における「メモリ管理」そのものだ。
Struts
- StrutsはServletのプログラミングを改善したが、ただの手続きでしかない。
- Servletの持つ上記の欠点は引き継がれている。
- 設定ファイルはオブジェクト指向ではない。拡張性も汎用性も再利用性もない。
- 修正内容が少しでも複雑になると、奇妙な迂回方法をとらねば対応できなくなる。
- プログラムの修正だけならすぐにすむものを。
Wicket
- ページをひとつのオブジェクトと考え、状態をWicketが管理する。
- 値の変更をバージョン管理する。
- セッションの古いデータをディスクに書き出す。
- リクエストに応じて状態を復元する。
- 不要になったデータは消去する。
- 動的な動作は全てプログラムで行う。
- 設定ファイルはweb.xmlのみ。
- 柔軟な設定が可能。
- IDEによるサポートが可能。