☆SCENE20:罪☆
■バオールの記憶■
私の名前はバオール
(バオールが村を追われる)
(子供が追いかけてくるが女性に引き留められる)
私は約束の国を追われた。
幼いロックよ!
もうお前の父はいない・・・
私に残されたのは
見る者すべてを石にする
メデューサの首と、私の野心。
(ベスビオの街でテュポーンを倒し、人々によろこばれるバオール)
こんな小さな島で英雄
扱されても、私は
満足できなかった。
(トランティアの都を出、南西の岬で海を見つめるバオール)
この海峡を陸続きに
すれば私の名声が・・。
(ラバドの街で船を買うバオール)
私の計画は始まった。
(船でオケアノスの子供を追いかけるバオール)
私はオケアノスの子供に
槍を突き刺した。
オケアノスの子供を船に
つなぎあの海峡を
目指した。
奴が逃げようとするたび
何度も槍を突き刺した。
(トランティア南西の海峡)
私は待った。
こいつの親が来るのを。
こいつの血がきっと
オケアノスをここへ呼ぶ。
(オケアノスが現れる)
(オケアノスが海峡に差し掛かった時、光に包まれる)
私はメデューサの首で
オケアノスを石にした。
この土地が陸続きになれば
我々人間はもっと
栄えることができる!
(トランティア城の寝室)
いやな噂を耳にした。
アトラスの子孫達が
石になったオケアノスを
元に戻そうとしていると・・
馬鹿なことを!
(アトラシアの人々を次々と石に変えるバオール)
彼らは私のいうことを
聞こうとはしなかった。
そんなやつらは石にされて
当然だ。
しかし彼らの宝である
復活の血がみつからない。
石になったものを戻す
復活の血・・。
(3隻の船を追うバオール。しかし、逃げられる)
(バオールの船に雷が落ちる)
復活の血を私から
守るために彼らは旅立った。
もちろん私は後を追った。
しかしその時に天罰が
下った。
私は死んだ・・・。
冥界で罪人として
虚しく過ごすことになった。
(ハデスと謁見するバオール。若返る)
冥界の王ハデスが私を
呼び出した。
ハデスは私を若者に
変身させ、さらに不死身の
肉体を与えてくれた。
私は新しい人間として
地上に送り出されることに
なったのだ。
(地上に魔物を送り込むバオール)
ハデスが私に与えた
命令は魔物達を指揮して
人間を殺すことだった。
私は喜んでハデスの
命令に従った。
(ゴルテの村の近くを歩くバオール。雷に打たれる)
雷が私を襲った
私は記憶を・・。
(ゴルテの村・ベッドの上)
(女性)
目が覚めたのね?
気分は? 歩いても平気?▼
ひとりで外に出ても大丈夫?▼
(外に出る)
(女性)
あなたまだなにも
思い出せない?
名前くらい
思い出したんじゃないの?▼
(はい)
(女性)
よかったわね!
教えてくれる?▼
(ウィン)
(回想シーン終了)
■アトラス山麓■
ステイア:
どうしたの、ウィン?▼
ぼうっとしちゃって?▼
みんな思い出したんでしょう?▼
ロック:
私も思い出したのだが・・▼
ステイア:
みんな変よ!▼
ヘラクレス:
さーて、みなどうするのだ?
これからどこへいく?▼
ステイア:
私、わからないわ▼
ロック:
いや、ウィン殿▼
あなたならどうすべきか
ご存じのはず▼
我々を導いてください▼
みなはどうかな?▼
ステイア:
私は賛成▼
レイオン:
ヘ、ヘラクレスがいいなら▼
ヘラクレス:
ふむ
私もそれが良いと思う▼
ではウィン殿!▼
大いなる時間の中から
何かが飛び出してきた!▼
(光)
再び何かが飛び出してきた!▼
(パーティーのレベルが戻る)
(レイオンの日記)
ウィンへ
お前が時々俺の日記を
読んでいたことは気がついていた
別に気にしてないけど
さあ行こうぜ!
復活の時だ
でも何を復活させる?
アトラスでないことくらい
オレにもわかってるぜ!▼
最終更新:2009年08月25日 23:55