RPMコマンド


rpmはかなり複雑なコマンド体系を持っている.詳しくは jman rpm参照

パッケージのインストールやリビルド時には「AはBに必要とされています」などというメッセージが表示されてうまくいかない場合がある.これは各パッケージ間の依存関係のチェックにひっかかっていることを示している.一応,依存関係を無視するオプション(--nodeps)もあるがパッケージ管理の利点が半減するためお勧めできない.
インストールに必要なほかのパッケージをいれてから(もしくはバージョンをあげてから)再度インストールする必要がある.



以下で必要最小限抑えておきたいコマンドについて記述する


パッケージ確認コマンド


  • パッケージがインストールされているかどうかの確認
$ rpm -qa | grep パッケージ名

  • インストールされているパッケージの概要説明表示
$ rpm -qi パッケージ名

  • インストールされていないパッケージの概要説明表示
$ rpm -qip パッケージ名

  • インストールされているパッケージの内容一覧表示
$ rpm -ql パッケージ名

  • インストールされていないパッケージの内容一覧表示
$ rpm -qlp パッケージ名



インストール,アンインストールコマンド


  • パッケージのインストール
# rpm -Uvh パッケージ名

  • インストールされているパッケージの削除
# rpm -e パッケージ名

  • ソースをリビルド(再コンパイル)してバイナリパッケージを作成する
# rpm --rebuild ソースパッケージ名
リビルドの場合,正常終了すると,/usr/src.redhat/PRMS/i386の灰化にバイナリパッケージが生成される.それらを rpm -Uvhでインストールしてみてもいいかも.
最終更新:2007年05月08日 16:23