リダイレクション



パイプ


あるコマンドの出力を,別のコマンドで処理したいことがある場合に用いる.
これを実現するには,例えばリダイレクションを使用して一時ファイルを作成し,そのファイルを別のコマンドで処理すれば可能となる.
しかし,異端ファイルを作成するのは面倒だし,間違いも起こし易い.

このような場合,標準出力と標準入力を結びつけられれば便利!
これを実現する昨日をパイプという.

パイプは,コマンドAの標準出力をコマンドBの標準入力に繋ぐ.
複数のコマンドを繋ぐことも可能である.

例えば, ls -l の出力コマンドから,ディレクトリだけのgrepコマンドで丶出するには,以下のように,実行する.

ls- l | grep ^d


標準出力

cat や ls コマンドの結果は,標準出力として画面に表示される.
これを > や >> を用いることにより,ファイルに出力可能

 > 指定されたファイルを上書きする

 >> ファイル最後尾から追加する

  • 以上を応用すると,ファイルの連結が可能となる.
cat FILE_A FILE_B > FILE_C
最終更新:2007年07月06日 14:01