USBメモリ上から起動することができるブラウザ Firefox Portable 2.0 のインストール方法を解説します。この記事を編集している2006年12月9日の時点では、Firefox Portable は英語版しか提供されていないようなので、日本語化の方法についても説明します。

尚、この記事では Firefox 2.0 について説明します。 Firefox 1.5.0.7 については次の記事をご覧ください。 「Firefox Portable 1.5.0.7 の日本語化」で検索


1.まず、下記のアドレスから Firefox Portable をダウンロードします。


「Download Now」と書かれている場所をクリックすると、どこのミラーサーバからダウンロードするかを選択するページになるので、日本のサーバを選んで「Download」をクリックし、任意の場所にダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを実行すると、Firefox Portable を展開する場所を指定するダイアログが出るので、USBメモリなどを指定して「Extract」をクリックします。

この時、日本語で名前が付いてるフォルダには入れないようにしてください。絶対パスに日本語が含まれると正常に動作しません。

2. 次に、言語切り替え用の拡張機能をダウンロードします。


上記のアドレスから、 Firefox 2.0 用の Locale-Switcher をダウンロードします。

 switch-locales-2.0.xpi

3. 日本語ランゲージパックをダウンロードします。


 上記のアドレスから「ja.xpi」をダウンロードしてください。

4. Firefox Portable を日本語化します。

 Firefox Porrtable を起動します。

 FirefoxPortable.exe

初回起動時には、ライセンス使用許諾のダイアログが表示されるので『I accept the terms in the License Agreement』をチェックして、『Continue』をクリックします。

「Tools」→「Add-ons」「Extensions」から、拡張機能(Extensions)のダイアログを開き、先程ダウンロードした「switch-locales-1.5.1.xpi」をドラッグ&ドロップします。拡張機能をインストールするためのダイアログが開くので、「Install Now」をクリックします。
続いて、「ja.xpi」も同様にしてインストールします。

 インストールが完了したら「Restart Firefox」をクリックして、Firefox Portable を再起動してください。

「Tools」→「Langueages」→「Japanese」で、使用する言語を日本語に切り替えることができます。もう一度 Firefox Portable を再起動すると、日本語化は完了です。

5. 備考

 同じようなソフトとして、携帯FOXというのがあります。これは、あらかじめインストールされていた Firefox と Thunderbird を USB メモリなどのリムーバブルメディアに転送するソフトです。
最終更新:2008年01月15日 02:43