MUSES8820D / 新日本無線
2回路入りオーディオ用高音質OPAMP
2010年製
タイプ |
Bipolar |
電源電圧 |
±3.5~16V |
GBW |
11MHz |
スルーレート |
5V/us |
開ループ利得 |
110db |
消費電流 |
8mA |
出力電流 |
50mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
○ |
オリジナルベンダー |
新日本無線 |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
MUSES - 新日本無線の音響向け製品「MUSESシリーズ」のICにつけられる記号
8820 - 型番
D - PDIPパッケージ
新日本無線が突如発表したオーディオ用高級OPAMP「MUSES」シリーズの廉価版で、「MUSES02」のダイを左右独立から通常の1チップに、リードフレームをOFCから通常の銅に変えたものとされています。これによって価格は85%も下がっています。
特性から見るに、設計は4558や4580の改良タイプと思われますが、4580のように負荷の具合で激しく音が変わるという現象が見られず、そのような意味では
NJM2043
あたりと良い勝負という気がします。
2043より軽快、繊細な傾向がありいかにもオーディオ用に設計されたという感じがします。
その後MUSES01のマスプロモデルとしてMUSES8920が登場しました(当面レビュー予定はありません)。
(2010/7 未確認情報ですが、MUSESシリーズとは別に高音質オペアンプとしてバイポーラ型のNJM8801,BiFET型のNJM8901,NJM8902が開発中とのことです→8801、8901が発売されました。8902はお蔵入り?)
新日本無線のOPAMP
-
最終更新:2013年02月09日 22:19