TL4581P / Texas Instruments

低雑音・高出力デュアルOPAMP

2007年製
タイプ Bipolar
電源電圧 ±3~20V
GBW 10MHz
スルーレート 9V/us
Vn 5nV@1kHz
開ループ利得 100db
消費電流 8mA
出力電流 38mA
オーディオ向け
ボルテージフォロア △ダイオード保護あり
オリジナルベンダー Texas Instruments
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
TL - テキサスインスツルメンツ社の製品接頭記号
4581 - 品番
P - PDIPパッケージ

TL4581という、とてもマイナーなICです。まず使用例を見たことはありません。
4581という数字を見ると4558や4580の進化系のようなイメージを持ってしまいますが、スペックデータを見る限りは、NE5532そのものです。
1回路版はありません。
データーシートの記述では、オーディオ機器というよりはあまり音質を重視しない家電向けのような説明がされています。

SA5532AP と聞き比べてみましたが、音に違いが見られます。傾向は変わりませんが、こちらのほうが音の出方がやさしいような気がします。5532が少しとげとげしいと感じた私にはこちらのほうが好ましく聞こえました。電源を入れたときのポップノイズは5532の欠点ですが、これもTL4581Pのほうが少なかったです。
ただ、私は5532と4581は同じ石だと思ってます。個体差かもしれません。

TL4581と電気的特性の近い品種

  • NE5532/SA5532(TI)
  • NE5532/SA5532/SE5532(SIG)
  • NE5532/SA5532/SE5532(PHI)
  • NE5532/SA5532/SE5532(NXP)
  • NE5532(ON)
  • RC5532(RAY)
  • RC5532(FCS)
  • NE5532(FCS)
  • KA5532(FCS)
  • NJM5532(JRC)
  • NJM2114(JRC)
  • BA15532(ROHM)


テキサスインスツルメンツのOPAMP



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最終更新:2014年02月18日 01:33