TL972IDR / Texas Instruments
Rail-To-Rail出力 超低雑音OPAMP
2007年製
タイプ |
Bipolar |
電源電圧 |
±1.35~6V |
GBW |
12MHz |
スルーレート |
5V/us |
Vn |
4nV@1kHz / 55nV@10Hz / Corner:770Hz |
開ループ利得 |
81db |
消費電流 |
4mA |
出力電流 |
80mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
△ダイオード保護あり |
オリジナルベンダー |
Texas Instruments |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
TL - テキサスインスツルメンツ社の製品接頭記号
972 - 品番(下1桁が回路数を表す。また下2桁の「7」はテキサスインスツルメンツ社のオペアンプでは低雑音のものに割り当てられることが多い)
I - (拡張)工業用温度範囲(摂氏-40~125度)
D - SOICパッケージ
R - テープアンドリール
TL972はTIが2007年に開発したマイナーなバイポーラRtR出力オペアンプで±6Vまでの低電圧用です。1回路版はTL971です。
このオペアンプは出力電流が80mAもとれます(ただし、シンク電流のみ。ソース電流は1mAしかない)。車載機器用を意識しているようで動作温度範囲が非常に広く取られています。
少しドンシャリ気味ですが、きつくなく聴きやすい音です。曇り感が少なく普通に聴いていい音だと実感できます。
価格は非常に安いですが、一般にはほぼ流通していないようです。
なお、DIPパッケージのものはかつてはありましたがすでに生産は終了しています。
テキサスインスツルメンツのOPAMP
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最終更新:2012年11月18日 04:37