NJM4565M / 新日本無線
2回路入り汎用オペアンプ
タイプ |
Bipolar |
電源電圧 |
±4~18V |
GBW |
10MHz |
スルーレート |
4V/us |
Vn |
10nV@1kHz / 14.5nV@10Hz / Corner:25Hz |
開ループ利得 |
100db |
消費電流 |
4.5mA |
出力電流 |
35mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
○ |
オリジナルベンダー |
新日本無線 |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
NJM - 新日本無線の製品接頭記号で、バイポーラ系ICにつけられる
4565 - 型番
M - DMPパッケージ(広幅SOICパッケージ)
JRC製RC4560セカンドソースの
NJM4560
の集積密度を上げてダイサイズを小型化し、価格を30%ほど下げたものです。少し雑音特性も改良されています。
一定以上の性能があり、価格が極めて安いので市販のオーディオ機器でも広く使用されています。しかしあくまで汎用オペアンプであり
NJM4580
などと比べて優れた品種ではありません。ただし、4558・4559等よりは明らかに高性能です。
音は
NJM4556A
に近く、汎用品種としては良い部類に入りますが、あえて使うようなものではないと思います。NJM4556Aのほうが低電圧でも動きますし、出力電流も優れていますからね。ただし消費電流がNJM4565の倍になりますが。
新日本無線のOPAMP
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最終更新:2010年10月31日 04:10