NJM2114DD / 新日本無線

ハイファイ・オーディオ用2回路入り低雑音オペアンプ

タイプ Bipolar
電源電圧 ±3~22V
GBW 13MHz
スルーレート 15V/us
Vn 3.3nV@1kHz / 9.6nV@10Hz / Corner:24Hz
開ループ利得 104db
消費電流 9mA
出力電流 28mA
オーディオ向け
ボルテージフォロア △ダイオード保護あり
オリジナルベンダー 新日本無線
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
NJM - 新日本無線の製品接頭記号で、バイポーラ系ICにつけられる
2114 - 型番
D - PDIPパッケージ
D - 低雑音選別品

JRCが NJM5532 を改良する形で開発し、中級・高級オーディオ機器用として非常に高く評価されたバイポーラ入力オペアンプです。入力オフセット電圧・雑音の低減、AC特性の向上が図られていますが入力バイアス電流がNJM5532の倍以上(200nA→500nA)に増大しています。

高音から低音まで豊かな音が特徴的です。歪感もなくクリアで、とりあえず全ての点で文句なしの音と言えます。ここから先は「欲を言えば・・・」の世界です。これを OPA2134 等に取り替えても、2114以上に音質が向上したようには感じられず、音の性格の違いとしか聴き取れません。

NE5532ファミリですので差動入力の電圧・電流制限(±0.5V,10mA)やポップノイズはそのまま残っています。

NJM2114と電気的特性の近い品種

  • BA15532(ROHM)
  • NJM5532(JRC)
  • NE5532/SA5532/SE5532(SIG)
  • NE5532/SA5532/SE5532(PHI)
  • NE5532/SA5532/SE5532(NXP)
  • NE5532(ON)
  • RC5532(RAY)
  • RC5532(FCS)
  • NE5532(FCS)
  • KA5532(FCS)
  • TL4581(TI)


新日本無線のOPAMP



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最終更新:2014年02月18日 01:34