NJM2746M / 新日本無線

2回路入り出力フルスイング・単電源オペアンプ

タイプ Bipolar
電源電圧 ±1.25~7V / +2.5V~14V
GBW 10MHz
スルーレート 3.5V/us
Vn 10nV@1kHz / 16nV@10Hz / Corner:13Hz
開ループ利得 85db
消費電流 4mA
出力電流 30mA
オーディオ向け
ボルテージフォロア
オリジナルベンダー 新日本無線
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
NJM - 新日本無線の製品接頭記号で、バイポーラ系ICにつけられる
2746 - 型番
M - DMPパッケージ(広幅SOICパッケージ)

新日本無線が2004年に新たに一から開発した低電圧向けの単電源動作可能・RtR出力デュアルローノイズオペアンプです。新製品にもかかわらず非常に入手の難しい品種です。DIPパッケージのものはありません。

新しいだけあってか、音がとてもクリアです。単電源低電圧RtR出力でこれはかなり優秀と言えます。ただ、ポータブルオーディオのアンプは現在はほとんどデジタルアンプなので、オーディオ用としては需要があまり無いのかもしれません。

この品種に高周波ノイズ対策を施した、携帯電話・車載機器向けのNJM8202も登場しました。
※驚いたことに最近秋月電子でNJM8202が発売になりました。この石は一般に流通するようになるとは思っていませんでした。これでこのICが簡単に手に入るようになったことになります。


新日本無線のOPAMP



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最終更新:2011年06月08日 14:27