NJM5532DD / 新日本無線
2回路入り低雑音オペアンプ
タイプ |
Bipolar |
電源電圧 |
±3~22V |
GBW |
10MHz |
スルーレート |
8V/us |
Vn |
5nV@1kHz / 11nV@10Hz / Corner:10Hz |
開ループ利得 |
95db |
消費電流 |
9mA |
出力電流 |
38mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
△ダイオード保護あり |
オリジナルベンダー |
Signetics |
現行品/廃止品 |
現行品 |
型番・記号の意味:
NJM - 新日本無線の製品接頭記号で、バイポーラ系ICにつけられる
5532 - 型番
D - PDIPパッケージ
D - 低雑音選別品
新日本無線の5532で低雑音選別品です。正式なセカンドソースではなくあくまで互換品(回路は同一だが配線パターンは異なると思われる)ですが、はっきりとわかるような差はありません。
あえて言うならTI製と比べると少しだけ音が柔らかい気がします。それ以外はほとんど差が無いと思いました。個人的にTIの5532(
SA5532AP
)の尖った音は聴き疲れすると感じているのでその点NJM5532は良いと感じます。しかしちょっと騒音環境に持っていったらほとんど区別不能でしょう。
ちょっと本題からずれますが、サウンドカードなどによく使われている4558系オペアンプ(各社4558/4559/4560、
NJM4565
/
4580
/
4556A
など)を5532系(各社5532および
NJM2114
等)に安易に載せかえるのはやめましょう。オフセット電圧の方向が逆転し、カップリング用の電解コンデンサが損傷する可能性があります。
新日本無線のOPAMP
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最終更新:2010年10月31日 04:11