LF353N / National Semiconductor

広帯域JFET入力デュアル・オペアンプ

2006年製
タイプ BiFET
電源電圧 ±5~18V
GBW 4MHz
スルーレート 13V/us
Vn 16nV@1kHz / 53nV@10Hz / Corner:110Hz
開ループ利得 100db
消費電流 3.6mA
出力電流 28mA
オーディオ向け -
ボルテージフォロア
オリジナルベンダー National Semiconductor
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
LF - ナショナルセミコンダクター社の製品接頭記号で、JFETを使用したモノリシックICにつけられる
353 - 型番(百の位の3は商用温度範囲を表す - 1が軍用、2が工業用)
N - PDIPパッケージ

TL082/ 072 、LF412と並ぶ代表的なJFET入力のオペアンプです。
古い品種ですが、同じく古典的品種であるμA741やLM318あたりが使われなくなってきているのに対してLF353はまだまだ現役です。
理由は不明ですがLF412より高価なことが多いです(原価はLF412のほうが高い)。
LF356のデュアル版なので当然ですが、オフセット電圧が大きいので単純なDC直結はやめたほうが良いです。

LF356の消費電流が5mAなのに対し、そのデュアル版であるLF353はなぜか両チャンネル合わせても3.6mAです。
(LF353の1回路版は正しくはLF351だそうです。なるほどそれならつじつまが合いますね。LF356にはデュアル版は無いそうです。)


ナショナルセミコンダクタのOPAMP



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最終更新:2010年10月31日 04:04