M5219FP / 三菱電機
低雑音OPAMP
2000年製
タイプ |
Bipolar |
電源電圧 |
±2~25V |
GBW |
24MHz |
スルーレート |
6.5V/us |
開ループ利得 |
110db |
消費電流 |
3.5mA |
出力電流 |
50mA |
オーディオ向け |
○ |
ボルテージフォロア |
○ |
オリジナルベンダー |
三菱電機 |
現行品/廃止品 |
廃止品 |
型番・記号の意味:
M - 三菱電機のIC製品接頭記号
5219 - 型番
FP - フラットパッケージ(SOIC類似) この他PDIP、SIPがある
三菱電機の4558系列オーディオ用広帯域オペアンプです。最大の特徴は±25Vの高電圧電源に対応することで、オーディオ用OPAMPとしては貴重な石です(アナログ回路のダイナミックレンジは電圧振幅に依存し、その電圧振幅は更に電源電圧に依存するので、高級オーディオ用のOPAMPは耐圧が高いのですが、
OP275
やLME49860等で±22V、OPA2604でも±24Vまでで、±25Vまでというのはこの品種くらいのものです)。
さらにS/N比を向上させたM5220という品種もありました。
音は低域までスピード感があり、高域がJFET系オペアンプのように響きます。NJM2068や
NJM4580
よりあたりと良い勝負です。エネルギッシュなOP275に対しM5219はすこしクールな音ですが、NJM4580よりは暖かいです。
M5219と電気的特性の近い品種
- NJM2068(JRC)
- NJM8068(JRC)
- TSH22(STM)
三菱電機のOPAMP
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最終更新:2014年02月20日 08:47