NJU7032D / 新日本無線

低電圧動作C-MOSオペアンプ

タイプ CMOS
電源電圧 ±1.5~8V / +3~16V
GBW 1.5MHz
スルーレート 3.5V/us
Vn 16.5nV@1kHz / 80nV@10Hz / Corner:220Hz
開ループ利得 95db
消費電流 2mA
オーディオ向け -
ボルテージフォロア △不向き
オリジナルベンダー 新日本無線
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
NJU - 新日本無線の製品接頭記号で、CMOS ICにつけられる
7032 - 型番(下1桁が回路数を表す)
D - PDIPパッケージ

JRCが開発した単電源低電圧動作用のCMOSオペアンプです。CMOSとしてはややSRが速めですがGBWは狭いです。それにもかかわらず発振しやすい品種でもあります(CMOSの特徴)。
これをヘッドホンアンプに使うと低域のボリューム感がかなり出ます。雑音も、数字から受けるイメージよりは少ないです。ただし切れやスピード感はあまり無いように感じます。あえてオーディオに使うようなものではないでしょう。

(ちなみにこのICは出力段が無く、ドライブ能力が極めて貧弱なため、ChuMoyのようにオペアンプ自体がヘッドホンをドライブするような回路では使えません)


新日本無線のOPAMP



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最終更新:2010年11月10日 11:36