2SC1010,2SA578,2SC1006,2SA579 / 日本電気


2SC1010と2SA578は特に低雑音を目指して作られたトランジスタで高級オーディオ用に使われていましたがずいぶん前に製造中止となっています。昔なつかしのTO-18メタルカンパッケージです(と言っても海外ではまだまだメタルカンパッケージのトランジスタが生産され続けている)。
右上の2SC1006と2SA579は雑音特性が少し劣るのみで代用品として使えますがどちらにせよディスコンです。

TO-18パッケージのトランジスタは今日普及しているTO-92かまぼこ型パッケージとはリードの配列が違います。同じソケットに取り付けるにはリードを複雑に曲げて加工する必要があります。

(この品種はコレクタ電流をあまり流せないので、本来はバッファ用には適しません。)

最終更新:2010年07月26日 00:25