OPA37GP / Texas Instruments

超低雑音・精密OPAMP

1997年製
タイプ Bipolar
電源電圧 ±4~22V
GBW 63MHz
スルーレート 11.9V/us
Vn 3.2nV@1kHz / 3.8nV@10Hz / Corner:7Hz
開ループ利得 124db
消費電流 3.3mA x2
出力電流 25mA
オーディオ向け
ボルテージフォロア ×
オリジナルベンダー Burr-Brown
現行品/廃止品 現行品

型番・記号の意味:
OPA - バーブラウンのオペアンプ製品の接頭記号
37 - 品番
G - PMI社に準じたグレード記号で、精度を犠牲にして動作範囲温度を広くしたものにつけられる
P - PDIPパッケージ

AD/PMIの OP37GPZ の対抗品で、OP37と似た特性を維持しつつ、オフセットの調整をツェナーザップではなくレーザートリムによって行っているというものです。こちらも当然1回路版しかありません。
OP37GPにくらべ少し入力オフセット電圧が下がっていますが、μV単位の話です。OP37の選別品には及びません。スルーレートはOP37の17V/μsより減じられています。

音はOP37とは違っています。OPA37のほうが音が硬く、OP37のほうが音が滑らかです。その分解像感はOPA37のほうが強いですが、立体感は少なくなったように思います。
発振のしやすさはOP37もOPA37も同等で、発振したときの現象もまったく同一です。OP37と高い互換性があると言えます。


テキサスインスツルメンツのOPAMP



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最終更新:2010年10月31日 03:55