型番・記号の意味:
CA - RCAのアナログICに付けられる製品接頭記号
3140 - 型番(2桁目の「1」が回路数を表す)
E - DIPパッケージ
CA3140はBiMOSプロセスによるOPAMPのうちごく初期に設計されたものでBiMOSオペアンプとしては今でも定番の品種です。単電源で動作可能です。オリジナルベンダーはRCA端子でおなじみのRCA(Radio Company of America)社で現在は半導体部門はHarris社と合併、そのHarris社も現在はIntersil社と合併し、2017年には日本のルネサスエレクトロニクスに買収されています。入手したものはHarris社時代のものです。RCA社はCD4000シリーズCMOSロジックICを開発したことからも分かるようにCMOS-ICを得意としていたメーカーでした。
CA3140は1回路タイプで、2回路のものはCA3240です。入力オフセット電圧の小さい選別品(Aグレード)も存在します。