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クォータ
リミット
| 制限 |
機能 |
| ハードリミット |
物理的に利用できるディスク容量の最大値。これを超えてディスクスペースにアクセスすることはできない |
| ソフトリミット |
論理的なディスク容量の制限。使用容量の警告領域のようなもので、これを超えた場合はハード制限または設定された期限に達するまで警告メッセージが出るが利用は可能 |
クォータ制限の種類
| 種類 |
機能 |
| ユーザ単位のハードリミット |
1人のユーザが利用できる容量の最大値 |
| ユーザ単位のソフトリミット |
ユーザの利用する容量に論理的な警告領域を設ける |
| グループ単位のハードリミット |
グループのユーザが利用できる容量の最大値 |
| グループ単位のソフトリミット |
グループのユーザが利用する容量に論理的な警告領域を設ける |
| 猶予期間(Grace Period) |
ソフトリミットに対して設けれられる有効期限。ソフトリミットの状態で設定期間を超えるとハードリミットに移行 |
クォータの設定
クォータモードでのマウント
パーティションのファイルシステムに対して設定する。
/etc/fstabに定義する。
定義方法は、usrquota、grpquotaのオプションをクォータ設定するファイリスステムのオプションに追加する。
LABEL=/home /home ext3 defaults,usrquota,grpquota 1 2
/etc/fstabは起動時に読み込まれるため、再マウントしないと設定が有効化しない。
クォータデータベースの作成
クォータを有効化したファイルシステムのトップディレクトリにクォータデータベースを作成する。
- データベースのファイル名は、aquota.user、aquota.group
- クォータデータベースファイルは、root所有者でrootのみ読み書きできる権限
- クォータデータベースの初期化
quotacheckコマンドで初期化を実施
quotacheck -avug
ユーザクォータ、グループクォータの設定
各ユーザ、グループクォータの設定は、edquotaコマンドによって実施。
-uオプションの指定でユーザクォータ
-gオプションの指定でグループクォータ
edquota -u ユーザ
コマンドを実行すろと各クォータのソフト・ハードリミットの設定する画面が開き、これを設定することで各種クォータの設定ができる。
-tオプションは、ソフト制限の猶予期間の設定となる。
以下の2コマンドで状況確認ができる。
| repquotaコマンド |
rootユーザがすべてのユーザのクォータ状況を確認する場合に利用 |
| quotaコマンドで実施 |
一般ユーザがクォータ状況を確認する場合に利用 |
クォータの有効化
設定完了後、quotaonコマンドでクォータ設定を有効化する。
quotaon -a
- aオプションにより、/etc/fstabでクォータ指定されているすべてのファイルシステムに対しての指定となる。
クォータシステムはシステム停止で停止し、再起動時は無効となっている。このため、システム起動時に独自スクリプトなどを用意して、再起動毎にquotaonコマンドを実行する必要がある。
コマンド
| コマンド |
機能 |
| quota |
指定したユーザ、グループのクォータリミットを表示 |
| quotaon |
設定したクォータを有効化 |
| quotaoff |
設定したクォータを無効化 |
| quotacheck |
ファイルしてステムを調べ、クォータデータベースを編集 |
| edquota |
エディタでクォータを変更 |
| repquota |
クォータの状況を表示 |
最終更新:2010年02月21日 12:33