RX-8 Type S


スペック※ノーマル


形式:SE3P
全長:4435(mm)
全幅:1770(mm)
全高:1340(mm)
車重:1310(kg)
ホイールベース:2700(mm)
トレッド(F):1500(mm)
トレッド(R):1505(mm)
駆動形式:FR
エンジン形式:RE NA
排気量:654×2 cc
最高出力:250 PS / 8500 rpm
最大トルク:22.0kg/m / 5500 rpm
価格:3,790,000CP
購入可能条件:ライバルNo.280を倒す


解説

2003年、世にも稀な4シータースポーツカー「RX-8」が誕生した。特徴的な観音開き形式の4ドアを持つこのクルマは、大人4人分の空間を確保するパッケージングを実現するために新しいレイアウトを採用した。アドバンスドミッドシップレイアウトと呼ばれるものである。重量物を車体の真ん中に集めてZ軸回りの慣性モーメントを減少させるという手法で、エンジンはフロントミッドシップに置かれ、オイルパンの薄型化、燃料タンクをホイールベース間に配置している。このレイアウトは更に前後重量配分にも好影響を与え、なんと1人乗りから4人乗りまであらゆるシーンで50:50近辺をキープするから驚嘆である。レシプロエンジンではこのレイアウトは不可能であったという。このクルマはまずコンパクトなロータリーエンジンありきであったのだ。第3世代となるロータリーエンジン「RENESIS」はNA吸気で、FDのロータリーターボと比較してしまうと物足りなく感じる人もいるかもしれない。しかし実際に走らせてみるとそのフィーリングは期待以上。低回転域からトルクフルでありロータリーエンジンならではの高回転域での振動の少なさも手伝って9000rpmまで実用域なのだ。NAならではの高レスポンスも特筆すべき点である。様々な魅力を持ったRX-8は再びスポーツカー人気復活の口火役になるのであろうか。その真価が問われる。

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最終更新:2019年05月28日 22:09