EUNOS ROADSTER S-SPECIAL TYPE-Ⅱ


スペック※ノーマル


形式:NA8C
全長:3955(mm
全幅:1675(mm)
全高:1235(mm)
車重:990(kg)
ホイールベース:2265(mm)
トレッド(F):1405(mm)
トレッド(R):1420(mm)
駆動形式:FR
エンジン形式:L4 NA
排気量:1839 cc
最高出力:130 PS / 6500 rpm
最大トルク:16.0kg/m / 4500 rpm
価格:1,480,000CP
購入可能条件:最初から購入可能

解説

時として素晴らしい商品や発明は、世界の人々の考え方すら変えてしまうこともある。
このユーノスロードスターというクルマは、まさに世界のスポーツカーの考え方を変えてしまう程の魅力を持っていた。

スポーツカーの個性ともいえる搭載ユニットは、決してパワフルとは呼べないNA吸気エンジンであった。
では何がそれほど魅力を持っていたのであろうか。
それは当時、より高出力、高性能に向けて一辺倒となってしまった感のあったスポーツカー界において、軽量オープンボディやフロントミッドシップがもたらす絶妙な前後バランスにより走りそのものをもっとシンプルに楽しむという「ライトウェイトスポーツ」が新鮮に映ったからではないだろうか。
そしてそれことドライビングの楽しさの原点であることに気付かされたからであろう。

確かにそのようなコンセプトのクルマはかつて存在していた。しかしオープンカーという特性上、大量生産には不向きで結果コストが跳ね上がってしまう。
ユーノスロードスターの素晴らしいところはその問題を最新の生産技術で乗り越えてしまったことであった。

誰にもスポーツマインドを提供してくれる上、走り出せば「人馬一体」となれるユーノスロードスターは一般の人々にスポーツカーの楽しさを広く知らしめるのに大きく貢献した歴史的名車なのである。

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最終更新:2022年05月11日 19:19