SPRINTER TRUENO 3door GT APEX


スペック※ノーマル


形式:AE86T
全長:4205(mm)
全幅:1625(mm)
全高:1335(mm)
車重:950(kg)
ホイールベース:2400(mm)
トレッド(F):1355(mm)
トレッド(R):1345(mm)
駆動形式:FR
エンジン形式:L4 NA
排気量:1587 cc
最高出力:130 PS / 6600 rpm
最大トルク:15.2kg/m / 5200 rpm
価格:1,440,000CP
購入可能条件:最初から購入可能

解説

1980年代、スモール&コンパクトという大きな流れに起因したFF化の波はカローラシリーズにも押し寄せていた。多種多様に広がっていたカローラシリーズはモデルチェンジの際、全グレードを同時にFF化することが事実上難しいと判断された。そのため最もマイナーな存在、すなわちスポーツ系ブランドである「トレノ」のFF化は次回モデルチェンジに持ち越すという決定が下された。

しかしその決定こそが後に「ハチロク」人気を作る原因になるとは当時誰が思ったであろうか。スターレットもFF化され、トヨタのラインナップで事実上最小のFR車となってしまったハチロクに、コンパクトFRカーを望むドライバー達の視線が集中したのだった。昨今のハチロク人気を最も意外と思い、苦笑しているのはもしかしたらトヨタ自身かもしれない。

全長4200mm、重量は1tを切るという小柄なボディに1600ccのエンジンを搭載する。そのエンジンことハチロク人気の影の立て役者である名機「4A-G」であった。7000rpmまで軽く吹き上がる様は現在のエンジンと比べても決して見劣りすることはない。

しかし当然であるが、低回転域は後に登場してくるエンジンと比べると力不足を隠せない。このエンジンを常に前線で使い続けるには、それなりのクルマへの愛情と腕が必要だったのだ。それがハチロクへの愛着を増強させ今日のハチロク人気を支えていることになったのであった。


備考

  • 前作に収録されていた2ドアモデルは未収録。

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最終更新:2020年02月07日 09:45