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雪が深く降り積もった冬、貧しい少年が、外に出て薪を集めて橇に載せてくるよう言い付かりました。
少年は薪を集めて橇に積み込むと、あまりに寒かったので、すぐには家に帰らず、火をおこして少し暖まろうと思いました。
そこで雪を掻き分け、地面を平らにしていると、小さな金の鍵を見つけました。
鍵があれば、それに合う錠前もあるはずだと思って土を掘ると、鉄の小箱が出てきました。
「鍵が合いますように。箱の中にはきっと高価な物が入っているに違いない」と彼は思いました。
なかなか鍵穴が見つかりませんでしたが、とうとう、ほとんど見えないくらい小さな穴を見つけました。
試してみると、鍵はうまく合いました。そこで一度ぐるりと回しました。
さて、彼がすっかり蓋をあけるまで、私たちは待たねばなりません。
そうしたら、どんなに素晴らしい物が小箱に入っていたかが分かるでしょう。


◆  ◆  ◆


【穴持たず00~59】

●穴持たず00(ルカ)
●穴持たず0(回転怪獣ギロス
○穴持たず1(デビルヒグマ)
●穴持たず2(工藤健介)
○穴持たず3(メロン熊
●穴持たず4 (死熊)
●穴持たず5(命名不詳)
●穴持たず6(命名不詳)
○穴持たず7(ヒグマード)
●穴持たず8(火グマ)
●穴持たず9(命名不詳)
●穴持たず10(ポーラマン)
●穴持たず12(命名不詳)
○穴持たず13(ヒグマン子爵)
●穴持たず14(日本語ペラぺーラ)
●穴持たず15 (穴持たず14)
●穴持たず16 (樋熊さん)
●穴持たず17(野生のヒグマ)
●穴持たず18(隻眼1)
●穴持たず19(ヒグマ・オブ・オーナー)
●穴持たず20(ヒグマ型巨人)
●穴持たず21(エニグマのヒグマ)
●穴持たず22(穴持たずポーク)
○穴持たず23(灰色熊
○穴持たず24(デデンネと仲良くなったヒグマ)
○穴持たず25(隻眼2)
●穴持たず26(ヒリングマ)
●穴持たず27(ヒグマイッチ)
○穴持たず28(クマー
●穴持たず29(ミラーモンスターになったヒグマ)
○穴持たず30(くまモン
●穴持たず31(究極生命体カーズ
●穴持たず32(リラックマ)
●穴持たず33(リュウセイさんと赤屍さんと獣殿を倒したヒグマ)
●穴持たず34(空飛ぶクマ)
●穴持たず35(羅漢樋熊拳伝承獣ヒグマ)
○穴持たず36(ヒグマになった李徴子
●穴持たず37(美来斗利偉・樋熊男)
●穴持たず38(制裁ヒグマ)
○穴持たず39(ミズクマ)
●穴持たず40(孫悟空を瞬殺したヒグマ)
○穴持たず41
○穴持たず42 
○穴持たず43
○穴持たず44
○穴持たず45
○穴持たず46(シロクマ)
○穴持たず47(シーナー)
○穴持たず48(シバ)
○穴持たず49
○穴持たず50
●穴持たず51(クラッシュ)
●穴持たず52(ロス)
●穴持たず53(ノードウィンド)
●穴持たず54(コノップカ)
○穴持たず55
○穴持たず56(ガンダムに乗ったヒグマ)
○穴持たず57(穴持たずサーファー)
●穴持たず58(命名不詳)
○穴持たず59(命名不詳)



「量より質のヒグマは残り24匹。随分減ったなぁ。
 ……はぁ、なんかもう無理っぽい?」

ヒグマ帝国の地下深く。とある管理室のモニターの前で、
卓越した知性と天使のごとき美貌を兼ね備えた天才少女、
四宮ひまわりは暇つぶしに島の中枢コンピューターをハッキングして
入手した実験に参加した穴持たずのリストを眺めていた。
有富に島の発電機に使っている示現エンジンを自由に触らせていいよと言われたので
嬉々としてやって来た彼女であるが、実験中になにかしらトラブルがあったらしく、
数時間前から監禁されているような状態だ。
まあ、牢屋に入れられている筈のヒグマが廊下をうろついているらしいので
此処にいる方が安全だと思うし、いざとなったら変身して自力で脱出すればいいや。
胸の谷間に隠してある鍵を触りながらモニターの前に突っ伏す。

「てかクラッシュちゃん達もやられてるし……。
 せっかく造ったのに無駄になっちゃったかな?」

突っ伏したディスクの端の方に、彼女が持っているオペレーションキーと
酷似した鍵が山積みされている。この研究所の示現エンジンを利用して
作りだした秘密兵器であり、ヒグマの中でも特にチームワークに優れている
あの4匹に支給される予定だったのだが先走って出て行ってしまったらしい。

「有富って、結局何がしたいんだろ?……ん?誰?」

部屋がノックされているのに気が付いたひまわりちゃんは、
めんどくさそうに椅子から立ち上がりドアのロックを外した。
そこに居たのは、二本足で立って珈琲とお菓子を乗せたトレーを持ったヒグマだった。

「やあ四宮殿、お仕事頑張っているかい?コーヒーはいかが?」
「うん、ありがと。……えっと、誰?」
「ああ、番号と名前は気にしなくていいよ。私は沢山いる穴持たずの一匹に過ぎないからね」
「ふぅん」

頭に王冠のようなものを乗っているのが気になるが本人がそう言っているのだから仕方がない。
何匹か知能の高い穴持たずも作っていたみたいだし普通に喋っているのも気にならなかった。

「苦かったら蜂蜜をいれて下さいね。それで、本題ですが。
 疑似オペレーションキーは完成したのですか?」
「ああ、あれ?うん、デキはまあまあだけど」

トレーをディスクまで持っていったひまわりちゃんは机に無造作に置かれた鍵、
疑似オペレーションキーを両手で鷲掴みにして再び扉の前に戻り、ヒグマに渡した。

「ありがとうございます」
「誰か使うの?」
「まだ候補は決めておりませんが、緊急を要するもので」
「試作品だからどうなっても知らないからね」

大量の鍵を肩にぶら下げている鞄に詰めたヒグマは、
部屋の床をじっと見つめて彼女に告げた。

「そこらへんに転がっているペットボトルも回収しておきましょうか?」
「ん、ありがと」




「ふぅ、良かった、生きていたか。あの娘はまだ喰われては困るからな」

無事、日雇い技術者の四宮ひまわりから疑似オペレーションキーを
入手することに成功したキングヒグマはホッと胸を撫で下ろす。

「初期ナンバーは13番以外ほぼ全滅……人間にやられるのはまだしも寝返るとは何事だ?
 これで60番以降の使い物にならん奴らも少しは働けるようになるといいのだが。」

それはそうと片手にぶら下げたビニール袋に入っているペットボトルを見て首を傾げる。

「おかしいな、確かエナジードリンクじゃなくて
 紫色のジュースが入っていた筈だが?まあどうでもいいか」

ヒグマは知能に問題がある奴が多いので重要な仕事は自ら動かねばならない。
どうにかならないものかと思いながらキングヒグマは廊下の向こうへと消えていった。




【ヒグマ帝国内:示現エンジン管理室前/昼】

穴持たず204(キングヒグマ)】
状態:健康
装備:なし
道具:疑似オペレーションキー×20 、燃えないゴミ
[思考・状況]
基本思考:前主催の代わりに主催として振る舞う。
0:島内の情報収集
1:キングとしてヒグマの繁栄を目指す
2:穴持たず59に連絡して島へ呼び戻す
3:灰色熊に、現在の情報を伝達したいんだが何処へ行った?
4:疑似オペレーションキーを60番以降のヒグマに渡す
5:ゴミを捨てる

【四宮ひまわり@ビビッドレッド・オペレーション】
状態:健康
装備:なし
道具:オペレーションキー
[思考・状況]
基本思考:示現エンジンの管理
0:暇つぶしに島内の情報収集をする
[備考]
※疑似オペレーションキーを使うとドッキングオペレーションが出来るようになります
※以下のヒグマは穴持たず以外の番外のようです

穴持たずではないヒグマ(プニキ)・アメリカクロクマです
自動羆人形・研究員が趣味で造ったからくり人形です
HIGUMA・MUSASHIをベースにしたアトラクションです
クマ吉君・不法侵入者です
モノクマ・いつの間にか紛れ込んでいました
パッチール・捨てられていたのを拾ってきました

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最終更新:2014年05月08日 03:53