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2024-01-26 18:09:22 (Fri);

I・O DATA LANDISK(HDL-GT2.0)のHDD容量(500GB×4台→2.0TB×4台)に拡張をしました。


そのままのファームウェア(Ver1.37)では、HDD(2.0TB×4台)にしても、
HDL-GT4.0(1.0TB×4台)の容量しか拡張できません。
ファームウェアを改造しないとだめなので「6/8TB化改造FW作成スクリプト公開」を参考にさせていただきました。

「HDL-GT2.0」(FW:Ver1.37→Ver1.38[最終版])
容量拡張前:HDD 500GB×4台(RAID0:2.0TB、RAID5:1.5TB)
容量拡張後:HDD 2.0TB×4台(RAID0:8.0TB、RAID5:6.0TB)

参考URL
●「いきあたりばったりのおもいつきめも」
 【HDL-GT,HDL4-G 6/8TB化改造FW作成スクリプト公開】
 http://blog.livedoor.jp/nekoshin1/archives/52240476.html

 【HDL-GT,HDL4-G 新しいHDDセットの作成手順】
 http://blog.livedoor.jp/nekoshin1/archives/52240505.html

●「最新(最終)ファームウェア ダウンロード」
 【HDL-GTシリーズ ファームウェア Ver.1.38(2017/11/21掲載)】
 https://www.iodata.jp/support/information/2017/gt_lastfirm/

※LinuxPCが必要なので、以前「REGZAのHDD修復」で「Hyper-V」で「ubuntu-14.04.6」環境を作っていたのを使います。

●「6/8TB化改造FW作成スクリプト」
 HDL-GTのFW最終バージョンが、Ver1.38でしたので、その「update.tgz」を使います。
 (86tb-fw-change.sh)は、Ver1.36までの対応だったので、スクリプトを見直してVer1.38用に修正
 (86tb-fw-change.sh)で、Ver1.38の「update.tgz」から「HDL-GT_fw1.38-update.tgz」を作成します。

●「新しいHDDセットの作成」
 (tane-hdd-data.sh)で、元のHDD(500GB)から種HDDデータを「HDL-GT2.0-tane」フォルダに取得
 (HDL-GT2.0-rest.sh)で、種HDDデータを新しいHDD「HDL-GT2.0の種HDD(2.0TB)」に書き込み
 (sdx-part-del-update.sh)で、「sda-part-del.tgz」,「sdbd-part-del.tgz」(今回未使用)を作成

 HDL-GT2.0のHDD#1に「HDL-GT2.0の種HDD(2.0TB)」をセット後、電源を入れて起動し「RAID崩壊から復旧」させる
 「RAID0」の場合は、RAID崩壊で起動後Web設定画面のボリューム操作からメンテナンスを実行する
 「RAID0」以外の場合は、メンテナンスで復旧させないで、ボリューム設定からRAID0に変更する(エラーでも「RAID0」で構成できるまで繰り返す)
 復旧後は、合計で約1.2TBとなれば良い(500GB+250GB+250GB+250GB)

 HDDパーティション開放アップテータ「sda-part-del.tgz」でファームウエア更新する
 「RAID崩壊」で起動するので、「RAID崩壊から復旧」させる
 復旧後は、合計で約1.0TBとなれば良い(250GB+250GB+250GB+250GB)

 6/8TB化改造FW「HDL-GT_fw1.38-update.tgz」でファームウエア更新する
 FW:1.37→1.38だから通常のファームウエア更新が出来る(うまく更新できなければ、再度「RAID崩壊から復旧」させてみる)

 更新後、再起動したら、
 (tane-hdd-data.sh)で、「HDL-GT2.0の種HDD(2.0TB)」から種HDDデータを「HDL-GT1.0-tane」フォルダに取得
 HDL-GTの残りのHDDを取り外し、4台ともパーティションを全て開放して置く(「HDL-GT1.0の種HDD(2.0TB)」)
 (HDL-GT1.0-rest.sh)内の LENG=1.0 を目的容量の LENG=8.0 に修正する(2.0TB×4台=8.0TB)
 (HDL-GT1.0-rest.sh)で、種HDDデータを新しいHDD「HDL-GT1.0の種HDD(2.0TB)」に書き込み

 HDL-GT2.0のHDD#1に「HDL-GT1.0の種HDD(2.0TB)」をセット後、電源を入れて起動し「RAID崩壊から復旧」させる
 「RAID0」の場合は、RAID崩壊で起動後Web設定画面のボリューム操作からメンテナンスを実行する
 「RAID0」以外の場合は、メンテナンスで復旧させないで、ボリューム設定からRAID0に変更する(エラーでも「RAID0」で構成できるまで繰り返す)
 復旧後は、合計で約6.2TBとなれば良い(250GB+2.0TB+2.0TB+2.0TB)

 HDDパーティション開放アップテータ「sda-part-del.tgz」でファームウエア更新する
 「RAID崩壊」で起動するので、「RAID崩壊から復旧」させる
 復旧後は、合計で約8.0TBとなれば良い(2.0TB+2.0TB+2.0TB+2.0TB)

 そのまま「RAID0」(8.0TB)で運用しても良いが、「RAID5」(6.0TB)で運用するため、ボリューム設定から「RAID0」から「RAID5」に変更する
 現在構築中ですが、RAID5で6.0TBの容量なので、再構築も48時間(2日)ぐらい掛かるようです。
 結局、構築完了するのに55時間かかりました。

※備忘用で作成したので、間違いや不具合があるかもしれませんが、その都度対応してください。


  • 2024年01月26日11時10分〜01月28日06時44分まで掛かって(約43時間)、再構築が終わりました。 - hihiro (2024-01-30 10:56:48)
  • またまた、2番目のHDDの接触が悪いのかアクセスランプが点灯せず、再構築となった - hihiro (2024-01-26 11:10:43)
  • 再構築完了(約50時間) - hihiro (2024-01-18 22:25:53)
  • 2番目のHDDの接触が悪いのかアクセスランプが点灯せず、再構築となった - hihiro (2024-01-16 21:03:39)
  • 無事、RAID0の1.5TBから6TB(500GB×4台→2.0TB×4台)に容量拡大できました。 - hihiro (2023-12-19 11:36:23)


最終更新:2024年01月26日 18:09