[e-words]
1982年にアメリカのEric Allman氏によって開発された電子メールサーバソフトウェア(MTA)。ユーザが送信したメールを受け取って、他のサーバと連携してバケツリレー式に目的地まで配送したり、届いたメールをユーザが受け取るまで保管したりする。ソースコードの公開されたフリーソフトウェアとして元々UNIX用に開発されたが、現在では様々なプラットフォームに移植されている。インターネット上で運用されているほとんどのメールサーバはsendmailであり、事実上の標準ソフトウェアになっている。
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[IT Pro]
最も普及しているSMTP(simple mail transfer protocol)サーバー・ソフト。フリーソフト版と商用化した製品版がある。フリーソフト版は開発者のエリック・オールマンが米カリフォルニア大学バークレイ校時代にリリースした。当時,オールマンがARPANET接続用に開発したdelivermailが原型である。フリーソフト版の最新バージョンは2004年1月時点で8.12。
1998年3月に,オールマンは製品版を開発・販売する会社として「Sendmail」社を設立。「Sendmail Pro」をリリースした。2003年2月に日本法人のセンドメールを設立した。
製品版とフリーウエア版の違いは扱いやすさにある。製品版は,複雑で難解だといわれるフリーソフト版の設定を簡易化するため,GUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)を活用した設定ツールを付属するなど工夫を施してある。オールマンは,Sendmail社の最高技術責任者として開発を担当する一方で,フリーソフト版のsendmailのメンテナンスを続けている。
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[Wikipedia]
設定ファイルの複雑性
設定ファイルが非常に複雑であるため、通常はまず mc ファイルという M4 マクロ言語で記述してから、実際のファイル (cf) を生成する。
設定ファイルの複雑さとセキュリティホールのできやすさを改善するために、いくつか代替のメールサーバも開発されている。
商用版Sendmail
Sendmailにはオープンソース版と商用版があり、商用版ではIMAP/POPサーバを構築することのできる Sendmail Advanced Server という製品がある。
商用版では設定方法にGUIを利用でき、GUI上から設定内容を反映することができる。
柔軟性と引き換えに設定方法の複雑さが増しているため、商用サポートや商用版により複雑さを取り除くオプションが用意されているとも言える。
商用版では、メールの送信速度も改善されている。
次世代Sendmail 新たにまったく構造を作り直した次世代の Sendmail として Sendmail X が開発されていたが、こちらは Postfix とほぼ同じ構造であるため、存在意義が疑問視されている。なお、Sendmail XはMeTA1と改名された[2]。
Milter APIのサポート
SendmailではMilter APIをサポートしているため、Milter APIで作成されたプラグインを容易に利用することができる。
有名なOpenSource Milterとしてはspamassassinがあり、商用Red Hat系の製品では標準的に用意されている。
スパム対策、ウィルス対策、コンプライアンス対策、メールアーカイブなど、Milterによって実現可能な領域が広がっている。
商用の製品としては Mailstream Managerという製品を導入することで商用のMilter プラグインを利用できる。