【クライアントサーバシステム】
サービスを要求する側の「クライアント」と、サービスを提供する側の「サーバ」を分離したコンピュータネットワークの形態。
★2層クライアントサーバシステム
クライアント側がユーザへの入出力とデータ加工を担当し、クライアントから
データベースに直接接続する。
★3層クライアントサーバシステム
2層クライアントサーバシステムのデータ加工部分をアプリケーション層が担当する。
プレゼンテーション層、アプリケーション(ファンクション)層、データ層の3層に分離したシステム。
プレゼンテーション層
クライアントからデータを入力を受け付けたり、問合せ結果を表示するなどユーザの入出力を担当する層
アプリケーション(ファンクション)層
サーバ側でクライアントの問合せを中継したり、データ層から取得したデータを加工してクライアントに送ったりとデータの変換処理を行う層
データベースアクセス層
データベースへのアクセス・保管などデータベース処理を集中的に行う層
【モデル・ビュー・コントローラ(MVC)】
コンピュータ内部のデータをユーザに提示し、それに対してユーザが何らかの指示出すタイプのアプリケーションにおいて、そのアプリケーションを3つの部分に分割して設計・実装する技法。
ビュー層
モデル層のデータを取り出してユーザが見るのに適した形で表示する要素。
WebシステムではHTMLを生成して、動的にデータを表示するためのプログラムなどが、この層に該当する。
コントローラ層
ユーザの入力に対して応答し、それを処理する要素。
受け取った入力に応じてモデル層やビュー層に処理を依頼する。
モデル層
そのアプリケーションが扱う領域のデータと手続きを表現する要素。
多くのアプリケーションにおいてはデータベースの機能が、この層に該当する。
【システムの構成】
★疎結合マルチプロセッサシステム
複数のコンピュータを高速な通信システムで結合し、マルチプロセッサシステムとして利用できるようにしたもの。
「クラスタシステム」とも呼ばれる。
★密結合マルチプロセッサシステム
複数のCPUがメモリを共有する。単一のOSで制御されている。
複数のCPUが同じ主記憶(メモリ)を共有するため、プロセッサ数が増えると主記憶へのアクセス競合が発生し、勝利効率が悪くなる。
★デュアルブート
1台のコンピュータに複数のOSを組み込んでいる。
★デュアルシステム
同じ処理を2組のコンピュータで来ない、その結果を照合機でチェックしながら処理を進行していく。
【システムの構成】
★ストアドプロシージャ(Stored Procedure)
データベースに対する一連の処理手順を1つのプログラムにまとめ、データベース管理システムに保存したもの。
通常のようにクライアントからSQL文を1つずつ送るのに比べ、
ネットワークのトラフィックを削減できる。
【フェールオーバーとフェールバック】
★フェールオーバー(Fail Over)
主系のシステムで障害が発生したときに、自動的に副系のシステムに切り替えを行う処理。
実行中の処理を継ぎ目なく続行することができる。
★フェールバック(Fail Back)
システム障害時にフェールオーバー機能などにより副系に切り替わったシステムを、障害復旧後に主系に切り戻す処理。
【フラッディング】
ピアツーピア環境でデータの所在を管理しているインデックスサーバが存在しない。
そのため、データ検索を行う場合は自身が把握しているピアツーピア環境に接続されている全てのノードに対して探索クエリを発行する。
探索クエリを受け取ったノードは、対象のデータがあればそのデータを返すが、ない場合はそのノードが把握している全てのノードに対して探索クエリを発行する。
このように、探索クエリがネズミ算式に増加し、フラッディング(洪水・氾濫)が発生する。
【RPC(Remote Procedure Call】
実行中のプログラムと別のアドレス空間(通常は共有ネットワーク上の別のコンピュータ)にあるサブルーチンや手続きを実行することを可能にする技術。
クライアントサーバシステムのクライアントにおいて、遠隔サーバ内の手続きをクライアントにある手続きと同様の方法で呼び出すことが出来る。
【垂直分散システム】
大きな仕事を小さな仕事に分けて複数のコンピュータで処理するシステム。
コンピュータ間にはクライアントサーバシステムのような従属関係がある。
【システムの性能評価】
★TCO(Total Cost Ownership)とは
ある設備やシステムに関する、購入から廃棄までに必要な時間と支出の総計金額をあらわしたもの。
初期投資額である「イニシャルコストと、維持管理費用であるランニングコストに分類される。
★RASIS
RASISとは、システムの信頼性を評価する5つの概念の頭文字をとった造語の事。
R(Reliability)・・・信頼性(システム全体が故障せずに連続動作することを表す特性)
A(Availability)・・・可用性(システムが利用できる機関の割合を表す特性)
S(Serviceability)・・・保守性(システムの故障時に容易に修理できる保守のし易さを表す特性)
I(Integrity)・・・保全性(コンピュータに記録されているデータの完全性・一貫性を表す特性)
S(Security)・・・安全性(データ災害・障害・コンピュータ犯罪に対する耐性を表す特性)
【システムの性能評価】
★システムの性能評価のための指数
スループット
コンピュータシステムが単位時間当たりに処理できる仕事量
レスポンスタイム(応答時間)
コンピュータシステムに対して処理要求を出してから、利用者側に最初の処理結果が返ってくるまでの時間
ターンアラウンドタイム
ジョブを投入してからその結果がすべて出力されるまでの時間
MIPS・・・1秒間に実行可能な命令数を100万単位で表したもの
FLOPS・・・1秒間に実行可能な浮動小数点演算回数
★システムの性能評価の技法
命令ミックス
命令を分離し、それぞれの使用頻度を重みとした加重平均によって全命令の平均実行速度を求める手法
ベンチマーク
典型的なプログラムを実行し、入出力や制御プログラムを含めたシステムの総合的な処理性能を測定する手法
モニタリング
各プログラムの実行状態や資源へのアクセス状況を測定することで、システムの構成や応答性能を測定する手法
カタログ性能
システムの各構成要素に関するカタログ性能データを収集し、それらのデータからシステム全体の性能を算出する手法
最終更新:2013年10月01日 16:00