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基本的なファイル管理

【学習するコマンド】

touch
指定したファイルやディレクトリのタイム・スタンプを変更する。
オプションを何も付けない場合は現在の時刻にタイム・スタンプが書き換えられる。
存在しないファイル名を指定した場合は新規に空ファイルが作成される。

 ◆オプション
 ・なし:ファイル、ディレクトリが存在する場合は、タイムスタンプを現在の時刻にします。
     ファイルが存在しない場合は、タイムスタンプを現在の時刻で空ファイルを作成します。
 ・-a(--time=access):最終アクセス時刻のみを変更します。
 ・-c(--no-create):ファイルが存在しない場合も新規に空ファイルを作成しません
 ・-m(--time=modify):修正時刻だけを変更します
 ・-t <引数>:引数で指定した時間にタイムスタンプを変更します。引数は「CCYYMMDDhhmm.ss」で表示します。
        CCは西暦年の上2桁,YYは西暦年の下2桁,MMは月,DDは日,hhは時,mmは分,ssは秒を表します。


rm
指定したファイルを削除する。

 ◆オプション
 ・-f(--force):警告メッセージを表示しない
 ・-i(--interactive):ファイルを削除してよいかを問い合わせる
 ・-r、-R(--recursive):ディレクトリ内を再帰的に削除する


mkdir
ディレクトリを作成する。

 ◆オプション
 ・-m(--mode=) <パーミッション>:作成するディレクトリのパーミッションを指定します。(指定は数字指定でも記号指定でも構いません)
 ・-p(--parents):指定したディレクトリをサブディレクトリごと作成します。


rmdir
ディレクトリを削除する。
ただし,ディレクトリ内には何も無いことが前提となる。


ls
ディレクトリやファイルの情報を表示する。

 ◆オプション
 ・-a(--all):隠しファイルであるドット(.)で始まるファイルも表示
 ・-A(--almost-all):隠しファイルであるドット(.)で始まるファイルも表示するが、カレントディレクトリ(.)と上のディレクトリ(..)は表示しない
 ・-d(--directory):ディレクトリの中身を表示する代わりに、ディレクトリ名をリスト表示
 ・-F(--classify):名前の後ろにファイルタイプを表示
    ・通常のファイル:なし
    ・実行可能ファイル:*
    ・ディレクトリ:/
    ・シンボリックリンク:@
 ・-i(--inode):inode番号を表示
 ・-l(--format=long):リスト形式で詳細表示


find
指定したディレクトリ以下(指定しない場合はカレントディレクトリ以下)から、検索条件にマッチするファイルやディレクトリを検索する。

 ◆オプション
 ・-name <ファイル名>:ファイル名で検索します
 ・-atime <日時>:最終アクセス時刻で検索します
 ・-mtime <日時>:最終更新時刻で検索します
 ・-perm <アクセス権>:アクセス権で検索します。アクセス権は8進数または文字による指定が可能です。
 ・-size <サイズ><サイズの単位>:ファイルサイズで検索します。サイズの単位は、c:バイト、k:キロバイト、b:ブロック=512byte、となります。
 ・-type <ファイルの種類>:ファイルの種類で検索します。f:ファイル,d:ディレクトリです。
 ・-user <ユーザ名>:ファイルの所有者で検索します
 ・-group <グループ名>:ファイルの所有グループで検索します。
 ・-print:検索条件にマッチしたファイルを表示します(省略可能)
 ・-exec <コマンド> \;:マッチしたファイルに対してコマンドを実行します(\=バックスラッシュ)
 *なお、検索式は、メタキャラクタ(特殊文字)としてシェルに解釈されないように、適宜引用符("")で囲むなどの処理が必要となります。


file
実行可能ファイルかテキストかその他データかなどの、ファイルのタイプを判定して表示する。

 ◆形式
 file (option) [filename]

 ◆オプション
 ・-b(--brief):簡易モードで表示する


mv
ファイルやディレクトリの移動を行う。
ファイル名を変更する。

 ◆オプション
 ・-f(--force):移動先に同名のファイル(ディレクトリ)があるときも警告なく上書きをする
 ・-i(interactive):移動先に同名のファイル(ディレクトリ)があるときは警告(問い合わせ)する


cp
ファイルやディレクトリをコピーする。
"-r"オプションを指定した場合は,ディレクトリ以下を再帰的にコピーすることが可能。

 ◆形式
 cp (option) [source file] [target file]

 ◆オプション
 ・-d(--no-dereference):コピー元がリンクファイルの場合、リンクファイルとしてコピーする
 ・-f(--force):同じ名前のファイル,ディレクトリがあっても、強制的にコピーする
 ・-i(--interactive):同じ名前のファイル,ディレクトリがある場合、上書きしてよいか問い合わせる
 ・-p(--preserve):パーミッション,所有者や更新した時間を保持したままコピーする
 ・-r:ディレクトリに対して、子ディレクトリ以下すべてのファイルをコピーする


gzip
gzip形式(拡張子:gz)でファイルを圧縮する。
通常、compressよりも圧縮率が高い。

 ◆オプション
 ・-c(--stdout):元ファイルを変更せずに、出力を標準出力に書き出す
 ・-d(--decompress):圧縮ファイルを展開する
 ・-f(--force):同名のファイルが既に存在するような場合でも強制的に圧縮・展開する
 ・-h(--help):使い方の簡単なヘルプを表示する
 ・-r(--recursive):再帰的にディレクトリ内を圧縮する(ディレクトリ内に対しては子ディレクトリまで圧縮、ファイルに対してはファイルを圧縮)


gunzip
gzファイルの展開のみを行う。


bzip2
bzip2形式(拡張子:bz2)でファイルを圧縮する。
gz形式よりも圧縮率は高いが、処理に時間がかかる。
bzip2にはディレクトリの圧縮を指定するオプションは存在しない。
tarと組み合わせて使用した場合にはディレクトリの圧縮を行える。

 ◆オプション
 ・-c(--stdout):元ファイルを変更せずに、出力を標準出力に書き出す
 ・-d(--decompress):圧縮ファイルを展開する
 ・-k(--keep):伸長・展開の後でも入力ファイルを保存する (通常、bzip2 -dk という形で使用)

bunzip2
bz2ファイルの展開のみを行う。


tar
複数のファイルをまとめたファイルを書庫(アーカイブ)と呼ぶ。
tarコマンドで、この書庫を作成・展開できる。
tar単体では圧縮を行えないため、オプションを利用して同時に圧縮を行う事が多い。

 ◆オプション
 ・-c(--create):新しいアーカイブを作成する
 ・-x(--extract):アーカイブからファイルを取り出す
 ・-t(--list):アーカイブの内容一覧を表示する
 ・-f(--file) <ファイル名>:ファイル名を指定する
 ・-z(--gzip):gzipによる圧縮/展開を行う
 ・-j:bzip2による圧縮/展開を行う
  ※-jオプション使用時はハイフンはいらない?
 ・-v(--verbose):詳細な情報を表示する
 ・--delete:アーカイブからファイルを削除する


cpio
ファイルのバックアップを作成・展開する

 ◆形式
 cpio <flag> (option)

 ◆フラグ
 ・-i(--extract):アーカイブからファイルを取り出す(展開する)
 ・-o(--create):アーカイブを作成する
 ・-p(--pass-through):ファイルを別のディレクトリにコピーする

 ◆オプション
 ・-A(--append):既存のアーカイブにファイルを追加する
 ・-d(--make-directories):必要に応じてディレクトリを作成する
 ・-r(--rename):ファイル名を対話的に変更する
 ・-t(--list):コピーは行わず、入力ファイル名の一覧表示する
 ・-v(--verbose):ファイル名のリストを表示する


dd
ファイルを変換をしながら指定したブロック・サイズでコピーを行う。
デバイスからデバイスへ直接コピーする。

 ◆形式
 dd (option1) (option2) (option3) ...

 ◆オプション
 ・if=入力ファイル:入力側ファイル(デバイス)を指定する
 ・of=出力ファイル:出力側ファイル(デバイス)を指定する
最終更新:2011年08月30日 19:33
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