アットウィキロゴ

ファイルシステムのマウントのコントロール

【よく使われるファイルシステム】

 ・ext2:Linux標準のファイルシステム
 ・ext3:ext2にジャーナリング機能を付加したファイルシステム
 ・ReiserFS:ジャーナリング機能を持ったファイルシステム
 ・xfs:ジャーナリング機能を持ったファイルシステム
 ・msdos:MS-DOSファイルシステム
 ・vfat:Windows95のファイルシステム
 ・viso9660:ISO9660準拠のファイルシステム(一般的なCD-ROMの形式)
 ・udf:ユニバーサルディスクフォーマットファイルシステム(主にDVDに利用される)
 ・nfs:ネットワークファイルシステム
 ・samba:Windowsのネットワーク共有のファイルシステム


【fstab(/etc/fstab)】

ファイルシステムのマウント情報を記載したファイル。
起動時、またはmount-aコマンド実行時に読み込まれ、記載された情報をもとにマウントするようカーネルに指示を出す。

 ◆書式の読み方
 LABEL=/   /   ext3   defaults   1   1
 (1)     (2)   (3)    (4)    (5)   (6)

 (1):マウントするためのデバイスファイルを指定する。
 (2):マウントポイントを指定する。
 (3):ファイルシステムの種類を指定する。ファイルシステムが不明な場合は「auto」を指定して自動判別させる。
 (4):どのような形でマウントするかを指定する。※詳細は下記参照
 (5):ext2、ext3の場合は「1」を、その他の場合は「0」を指定する。1であればdumpコマンドによるバックアップの対象となる。
 (6):ブート時にfsckがチェックする順番を指定する。0を指定するとチェックを行わない。

 ◆マウントオプション
 ・async:ファイルシステムの非同期入出力を設定します。
 ・auto:-aオプションでmountコマンドを実行したときにマウントします。
 ・noauto:-aオプションでmountコマンドを実行してもマウントされません。
 ・defaultsv:デフォルトでのオプション(async,auto,dev,exec,nouser,rw,suid)を設定します。
 ・dev:ファイルシステム上のデバイスを利用できるようにします。
 ・exec:バイナリの実行を許可します。
 ・noexec:バイナリの実行を許可しません。
 ・ro:読み取り専用でマウントします。
 ・rw:読み書きを許可してマウントします。
 ・unhide:隠しファイルも表示します。
 ・suid:SUIDとSGID(Lv1-101 主題104)を有効にします。
 ・user:一般ユーザでもマウントを可能します。
 ・users:ユーザであれば誰でもアンマウントをできるようにします。
 ・nouser:一般ユーザでのマウントを許可しません


【mtab(/etc/mtab)】

mount、umountコマンド、およびautomount(autofs)によってマウントされた全てのデバイスを表示、設定するファイル。
mount系コマンドの実行時に利用・編集される。また、swapのマウント状況は表示されない。



【コマンド】

mount

ファイルシステムをマウントする。
Linuxでは、マウント作業をしない限りデバイス上のファイルシステムを使用することは原則的にできない。
マウント作業を実施することにより、デバイス上のファイルシステムをディレクトリの1つとして使用できるようになる。

 ◆書式1
 mount <option>

 ◆オプション1
 ・オプションなし:現在のマウント状況を表示します。
 ・-a:/etc/fstabに記載されているファイルシステムをすべてマウントします。(ただし、noautoオプションが付いているものはマウントしません。)
 ・-t <ファイルシステム名>:ファイルシステムの種類を指定します。
 ・-V:mountコマンドのバージョンを表示します。
 ・-l:ボリュームラベルを含めてマウント状況を表示します。

 ◆書式2
 mount <option> <device_name> <mountpoint>

 ◆オプション2
 ・-t <ファイルシステム名>:ファイルシステムの種類を指定します。
 ・-n:マウントをする際、/etc/mtab(マウント情報設定ファイル)に情報を書き込みません。
 ・-r:ファイルシステムを読み込み専用でマウントします。
 ・-w:ファイルシステムを読み書き可能な状態でマウントします。
 ・-v:マウントの詳細を表示します。

 ◆書式3
 mount <device_name or mountpoint>

 ◆オプション3
 ・なし:/etc/fstabに記述されているデバイス名ないしはマウントポイントであるならば、/etc/fstabファイルを参照し、設定通りにマウントします。

====================================================================================================

umount

ファイルシステムをアンマウントする。
FDやCD-ROMのイジェクトなど、デバイスを切り離す前には必ず実施する必要がある。

 ◆書式
 umount <option> <device_name or mountpoint>

 ◆オプション
 ・オプションなし:指定されたデバイス名、ないしはマウントポイントをアンマウントします。
 ・-a:/etc/mtabに記述されているすべてのファイルシステムをアンマウントします。
 ・-n:アンマウントをする際,/etc/mtabに情報を書き込まずにアンマウントします。
 ・-r:アンマウントが失敗した場合は,読み込み専用で再マウントを試みます。
 ・-v:マウントの詳細を表示します。
 ・-t <ファイルシステム名>:対象を指定したファイルシステムのみにします。
              カンマで区切ることで複数のファイルシステムを指定できるようになっています。
最終更新:2011年09月09日 18:44
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。