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硫黄

硫黄


硫黄は原子番号16、元素記号Sの元素である。                                                


性質 

硫黄は周期表において、16族3周期に分類される元素である。

硫黄は、固体の非金属である。

沸点は115℃、融点は445℃である。

融点

115.21℃

沸点

444.6℃

密度

2070kg/m3(α)

原子量

32.065

電気陰性度

2.58

酸化数

-2,-1,+1,+2

+3,+4,+5,+6

硫黄は酸素族元素に属する非金属である。

硫黄には多くの同素体が知られており、有名な斜方硫黄(α硫黄)や

単斜硫黄(β硫黄,γ硫黄)、ゴム状硫黄のほかに、種々の環状硫黄分子、

S2やS3、S4などがある。最も一般的な同素体である斜方硫黄は、

S8で表される環状分子であり、常温常圧下において、黄色の結晶である。

一般的に無臭であるが、量が多くなったり、粉末状であるといわゆる

「硫黄のにおい」がする。これは、結晶の表面の硫黄がごくわずかに

空気中の酸素と反応して、二酸化硫黄を生成しているためと考えられる。

硫黄を融点まで熱すると、黄色の液体となる。この状態では、S8の環状

分子の形を保持しているが、159.4℃以上になると、赤褐色の液体と

なる。このとき、S8分子は開裂しS16やS24といった直鎖状オリゴマーを形成

し、液体の粘度は著しく上昇する。やがて、これはSnであらわされる

直鎖硫黄となり、この状態で水に入れるなどして急冷すると、ゴム状硫黄

が形成する。

しかし、さらに熱すると、硫黄同士の結合が切れ、再び流動性を取り戻す。

硫黄の反応性は、16族に属するため、単体としては高い。特に液体の

硫黄は種々の金属と激しく反応し、硫化物をつくる。

水には溶けないが、トルエンなどの有機溶媒には多少溶け、二硫化炭素

にはよく溶ける。アルカリ水溶液と加熱すると、多硫化物やチオ硫酸塩

をあたえて溶解する。


反応

硫黄は反応性が高く、さまざまな金属と直接反応する。

硫黄が空気中で完全燃焼すると、二酸化硫黄(SO2)が生成する。

S+O2→SO2   

  

熱して液体となった硫黄と鉄(Fe)を反応させると硫化鉄(Ⅱ)(FeS)が生ずる。

Fe+S→FeS

 

赤熱した炭素に硫黄上記を反応させると、二硫化炭素(CS2)が発生する。

C+2S→CS2

 

濃水酸化ナトリウム水溶液の中に硫黄を投じ、熱すると、チオ硫酸ナトリウム

(Na2S2O3)と、二硫化ナトリウム(Na2S2)が生じる。

6S+6NaOH→Na2S2O3+2Na2S2+3H2O   


製法

 


化合物

ハロゲン化物

硫化物

酸化物系

硫黄のオキソ酸塩


同位体

同位体

 中性子数

半減期 

 崩壊モード

天然存在比(%)

26S

10

 

 

 

27S

11

 

 

 

28S

12

 

 

 

29S

13

 

 

 

30S

14

 

 

 

31S

15

 

 

 

32S

16

 

 

 

33S

17

 

 

 

34S

18

 

 

 

35S

19

 

 

 

36S

20

 

 

 

37S

21

 

 

 

38S

22

   

 

39S

23

   

 

40S

24

   

 

41S

25

   

 

42S

26

   

 

43S

27

   

 

43mS

27

   

 

44S

28

   

 

45S

29

 

 

 

46S

30

 

 

 

47S

31

 

 

 

48S

32

     

49S

33

     

    


 

歴史

 


存在

 


リンク

 

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最終更新:2012年04月15日 17:06