(1)3通りの条件
ヒト喰イ…すなわちH10-ki被検体が形成する精神世界、通称“巣”については、これまでに3通りの崩壊方法が存在することが確認されている。
- 巣内の人間が最後の一人になり、巣の主であるヒト喰イが捕食を終える
田笠木と組んだ強盗・斉藤の死。捕食された人間は全て心停止して死亡する。
- 巣の主であるヒト喰イが捕食を諦める
佐々木やシズクの活躍により、捕食を諦めたヒト喰イはこの方法で自ら巣を解除する
- 巣の主あるヒト喰イが死ぬ
ヒト喰イを食うヒト喰イ、喰人の仕事。
巣を張ったヒト喰イは諦める間もなく処分される。
(2)4種ノヒト喰イ
ヒト喰イには、その能力や作成過程により、おおよそ4種の個体が存在すると推定される。
- H9-ki被検体
未完成の試薬を投与されたヒト喰イ。
バリアが張れない、変身できないなどの欠陥が見られる。
例:田笠木シズク
- 花岡が作ったH10-ki被検体
来栖教授の元協力者である花岡が、盗み出した薬を投与したことによって生まれたヒト喰イ。
巷の突然死事件を起こしているのは、通常このタイプ。
例:波多江、相模、ハチ、田笠木ほか
- 喰人
来栖教授が世にはびこるヒト喰イを処分するために生み出した、ヒト喰イを喰うヒト喰イ。
例:橘、須藤ほか?
- ???
現実でもヒト喰イの特異な能力を発揮できるヒト喰イ。
作ったのは一体……??
例:佐々木、シュウ
(3)5ツノギ問
この調書をまとめるにあたり、いまだ解明に至らなかった疑問点を以下に記す。一刻も早い解明を切に願う。
- 佐々木アキラはいつ、どのようにヒト喰イになったのか?
・もう1人の自分:過去の佐々木と名乗る黒マントの男と何度か遭遇。これは幻か、それとも……
・記憶:「喰人」という単語に聞き覚えが。いつ、どこでの記憶なのか。
・イレギュラー:なぜか現実でも巣内と同様に、ヒト喰イの持つ異常身体能力を発揮できる。
- 来栖シュウは一体何者なのか?
・電話:何者かと度々電話にてコンタクトを取っている。その相手とは…?
・祖父:祖父はヒト喰イの生みの親、来栖大樹教授。だが、その関わりについては佐々木に話さなかった。
・イレギュラー:なぜか現実でも、巣内のヒト喰イと同様にバリアが張れる。
- 「未来」とは何か?
・カトレシア:未来予知ができる彼女。その種明かしは「自分が未来人だ」という驚くべきものだった。
・同じ:シュウは花岡の行動をあらかじめ知っていたようだった。これも「未来」と関係あり?
・失うもの:「佐々木が全てを失うことこそが、“未来”だ」……謎の発言の意味は?
- 田笠木シズクの秘密
・兄:妹思いだった兄の変貌。そこには何か理由がありそうだが…?
・ターゲット:大した能力もない、出来損ないのヒト喰イであるシズク。なのになぜ、抹殺命令が出ているのか?
・昏睡:シズクには長い昏睡期間があった。それは一体…??
- 本家「ヒトクイ」との相違
・友人:来栖シュウと佐々木アキラは学生時代からの親友だった。だが、「ヒト喰イ」での佐々木はシュウのことをまったく覚えていない?
・バリアルール:「ヒトクイ」にはなくて、「ヒト喰イ」にはあるルール……それはヒト喰イが人間状態の時に発動するバリア。
・性格:来栖シュウは寡黙だが、優等生タイプのはず。「ヒト喰イ」での冷酷、執拗な姿には違和感が…?
全ての謎が明かされる、喰人対決篇…2013/9/3より連載再開!!!!
最終更新:2013年09月03日 03:12