この街には奇妙な都市伝説がある。
都市伝説の類なのだから奇妙なのは当然だが、所謂主流から外れた説であり、日本には珍しい賭博場に関しての噂だ。
誰が言い始めたかは不明だがこの世界にとある異世界から召喚された大富豪がカジノを開いた。と言うのが概要である。
手始めに異世界なる単語が登場している時点で多くの人間は笑い話だと認識するが、聞き込むと自然と情報に対し身体が前のめりになるという。


大富豪は世界の黄金二割を手中に収めているとされており、最早大富豪の肩書は彼にとって安いものとなっていた。
黄金帝。彼は黄金の帝と呼ばれ始め、その財力を用い世界のあらゆる機関をパイプを持ち自由に行動していたと逸話には残っていた。

何でも彼の許可無しに笑うと殺されるらしいが、なんともふざけた話である。

その逸話とやらも創作の域である可能性が高い。だが、湧き出てくるように金を振る舞う大カジノの存在を裏付ける重要なファクターには違いない。
何でもそのカジノは資金を貸してくれるらしいのだが、億単位で簡単に借りられる。返還時には当然のように利子が発生するのだが、信じられるだろうか。
創作特有の所謂現実離れした盛り上げのために多少は着色していると思われるが、曰くカジノにさえ入場すれば無条件で資金を貸してもらえるらしい。
辿り着けば無一文でも勝利すれば一夜で億万長者へと変貌し、灰色の世界は金色に輝く夢物語――これが導入部分である。


都市伝説なのだから、オチが存在するのは当たり前のことであり、黄金帝の話にも続きがある。
カジノには勝者と敗者が対となっており、前者は金色に、敗者は黒色に人生が染まるのは今更説明する必要も無いだろう。
元々資金に余裕のある参加者ならば問題は無いが、資金を借りた人間が負ければ返金の際にどれだけ知恵を捻りだしても解決策は出ないことなる。
現物が無ければどうしようもないのだ。返すためには金が必要であり、カジノで稼ぐためにもう一度資金を借りて挑戦する。
そしてまた負ければ資金を借り挑戦し、負ければ資金を借り……負のスパイラルに陥った人間は気付けばカジノの中で借金塗れとなっていた。
返す金が無い人間は黄金帝の奴隷となり、その働きを以って借金の返済に当たると言われ、事実上カジノに縛られるという。


黄金帝のカジノは話よると巨大な船と一体化しているらしく、船上でありながらレース場やゴルフ場まで完備している一つの島として完成しているらしい。
そのため働き口に困ることは無く、飲食店から第三次産業まで多くの人間が黄金帝への借金返済のために奴隷となっている。
地道に働いていれば借金はやがて消滅し自由の身となるのだが、奴隷制度を用いているカジノに法律は合ってないようなものである。
警察はどうしたと疑問を投げる聞き手もいたようだが、大富豪らしく裏金を回すことによって認められた不法地帯となっていたらしい。
公には認められていないが暗黙の了解で認識された裏の世界を縛る法律は存在しない。神はただ一人たる黄金帝のみだ。
しかし神は愚民全ての行動に目を通せるかどうかと聞かれれば、多忙である黄金帝であれ不正の一つや二つは見逃してしまうだろう。
借金を返済しようと真面目に働いていた。けれど暴漢に襲われ、損害賠償を請求され更に借金が膨れ上がったとしても、それは珍しい話では無い。


なんでもカジノの地下には黄金のみで構成された牢獄が存在するらしい。
砂金が床に敷き詰められ、壁や建造物など全てが金色に輝いており、欲望を求める人間には相応しい一室だとの噂がある。
全てが黄金であるため、食料はおろか水すら存在せず、金を求めて叩き落とされた亡者は皆、口を揃えて、
「もう金は要らない。助けてくれ、死にたくない」と己の行いを恥じるのだという。

されどもその言葉は届かない。
黄金帝はカジノを支配する神であるが、不正の一つや二つを見逃す時がある。故に亡者の懇願も聞き取れない時があるという。
都市伝説は語り手の着色方法やFOAF――友達の友達から聞いた話によって当初とは全く異なる展開を辿り、別の怪異に変貌することもある。
一説によれば黄金帝の支配が崩れたとされる悪魔の一日は麦わら帽子の男よって引き起こされたらしいが――これは別の話である。


「お支払いはどうなされますか」


実体の掴めない都市伝説――黄金帝はとあるホテルの一室を貸し切っている情報を得た三流ライターが、取材を兼ねてフロントへ通る。
「……テゾーロ・マネーで」
「かしこまりました。こちらの部屋へどうぞ」
チェックインを済ませようとボーイと一見何も可怪しくない会話を繰り広げるのだが、ルーチンの中に親しみのない単語であるテゾーロ・マネーが響く。
これは黄金帝へ辿り着くための合言葉であり、カジノへ入場する資格となっている……とのことだったが、ボーイの対応を見る限り、正解であろう。
都市伝説を記事として取り扱ったところで大した実績にも、収入にも繋がらないが、虚構を待っている読者と何よりも自分の好奇心が満たされる。
危険と隣り合わせである世界であるが、ライターである男性はこの業界を止められないでいた。
時折感じるとてつもない闇の片鱗に魅了されてから、所謂オカルト的な体験を一度味わってしまうと中々抜け出せないのだ。


ボーイに案内されるがままにエレベーターに搭乗し、とある階に辿り着くとなんの変哲も無い一つの客室へ導かれた。
ライターの心は待ち受けているであろう都市伝説に知的好奇心を刺激され、鼓動が通常の何倍もの速度を保っている。
「こちらになります」
それだけ告げるとボーイは何事も無かったかのようにその場を去った。

さて。

色々と抱く感情はあるのだが、やはりというべきか何歳になっても男とは浪漫を追い求める生き物らしい。
危険性など一切考えずに腕は扉に伸びており――開けた先には文字通りの別世界が広がっていた。


「ようこそ! グラン・テゾーロへ!!」


ライターは思う。
過去に一度だけ取材と題しラスベガスへ赴いたことがある。
実際にはとあるネバーランドを取材しに渡米したのだが、結局いいネタが無かったため現地の友人達とカジノへ遊びに行ったのだ。
パチンコやら競馬とは比べ物にならないほどの騒ぎと異様な空気は一度足りとも忘れることは無かったが、この瞬間に全てが忘却の彼方へと消えた。


眩しすぎて見つめることも出来ない天高らかに輝く太陽と見間違えてしまう。
客室にはその外見から想像出来ないほどにまで広く、欲望と駆け引きが渦巻くアンダーシティ……世界から独立を認められたカジノが広がっていた。
次に感性を刺激するのが定番のコードを刻むビックバンドの豪快なサウンドだ。バッキングの打点が埋もれていなく、一瞬で三流のバンドでは無いとわかる。
ラテン調のリズムにアドリブ混じりのサックスが聴く者を陽気にさせ、トロンボーンが下地を構成するハーモニーを響かせ、トランペットが聴覚を支配する。
音を文章で読者に伝えるのは至難な技だとライターが記事を心配する中で、胸元を大胆に露出するドレスを纏った美女がアタッシュケースを差し出してきた。


赤い髪に外人特有の高い鼻、黒いドレスが大人と欲望の空気を醸し出す中で開かれたケースにはざっと見積もり一千万の束。
なるほど、これが都市伝説の中にもあった前借りの資金だと悟ったライターは無言でケースを受け取り、夜の舞台へその身を投げ出した。







「お見事」「やるねお兄さん」「二十一……貴方の勝ちです」「ダブルアップを最後まで勝ち抜くなんて運の強いお客様だ」


その日のライターは人生の中で一番輝いていたと自負することになる。
スロットからブラックジャックを始めとするカードゲーム……全てに挑戦し、全てに勝利しているのだ。
首には黄金のネックレスを掛けており、完全に勝者の気分を満喫している。
一千万円の資金はどうやら二億にまで膨れ上がり、湿気たオカルト雑誌などに記事を投稿する必要が無い程度には稼げてしまった。
口元は筋肉が無くなったかのように緩み、床に肉が蕩け落ちそうだ。笑い声が我慢出来なくっており、まるでそれは天国に導かれた死者のようだ。


「ハハハ……もう働かなくて済むのか……俺は、金を手に入れた……ッ!」



前金を返却したとしても手元には一億と九千万が残る。
ここから更に攻めることより資金を莫大な富へと昇華させる事も可能だが、博打を行う必要は無い。
グラン・テゾーロの記事を最後にライターを引退し、あとはゆっくり株で過ごそうか。などとこれからの人生設計を考えている彼は現実を見ていた。
調子に乗り大金を全て無駄に、無一文になるような馬鹿な真似はしない。近くにいたバニーに一千万を偉そうに投げ付けると、出口へ向かう。
カジノで勝ち抜いたことにより、虚勢の自信と安いプライドが芽生えたようだ。歩く仕草が何処か他者を威圧するように大股であった。


「……ん?」


ライターを止めるように現れたのは首輪を嵌められた犬だ。
詳しくは無いが大型犬なのだろう。成人男性と同等の体積を持った肌色の犬が息を漏らしながら舌を出している。
まるで金をくれ、と訴えているようで見ていると不快な感情が人間を支配する。
たかが一匹の駄犬に昂ぶった感情を奈落の底へ叩き落とされたライターは苛立ち混じりからか、首を蹴り上げしようとしたが動作を止める。
「……犬?」
犬は犬でも負け犬だ。肌色は当然、裸になり首輪を嵌められた男性が狂気の瞳とネジが外れた表情で金を求めているのだから。


「人間……!?
 この裸になって、性器をぶらぶらさせて、金を求めているのは人間……まさか、大敗し全てを失った負け犬……ッ!!」


「へへぇ、靴でも旦那の旦那でもしゃぶりますからあっしに金を恵んでくだせぇ……へへっ……へへっ」


サングラスの先に狂った瞳を持つ負け犬は人語を発しながら勝者であるライターに金をせがむ。
カジノで裸なのだから、当然のように彼は有り金全てを擦ったのだろう。返す金が無ければ奴隷へとなるため、必死に資金を集めているところだろうか。
ビックバンドのサウンドが余計に負け犬の駄目さを演出しており、軽快で重厚な調和の中で、一人の犯罪者が誕生してしまった。


金を渡せばきっと喜ぶのだろう。
だが、渡す必要は無い。ライターは勝者へとなったのだ。もう、こんな負け犬に関わる必要は無い。
寧ろ、何故、金を渡すという選択肢が生まれるのか。一人の他人が地獄に落ちようと、天国行きの切符を持つ彼には関係の無い話である。
そうだ……考えれば考えるほど、救いの手を差し伸ばす必要はなくなる。
誰かが負け犬に成り下がろうと、廃棄物を漁る生活を送ろうと、黄金帝の奴隷になろうと。


「その汚い姿をよくも俺の前に……し、死ねッ……ッッ!!」


「ひでぶっ!?」


知ったことか、とライターは負け犬の顎元を蹴り飛ばした。
靴には吐血がへばり付くが新しく買えばいい。何せ手元には大金があるのだから。
倒れこみ身体を震わせる負け犬は瞳から涙を流しているのだが、負けたお前が悪いとライターは見下すように笑っている。
負けていれば自分もあんな姿になっていたのだが、生憎現在の彼にそんな思考回路は存在しない。
己が絶対的な勝者だと思い込んでいるのだ、ならば最悪の未来など可能性すら捨て切っている。


もうこの場に用はない。
百万円の束を負け犬へ投げ捨てると、再度出口へ向かう。
「金……金だぁ!!へへっ旦那ぁ、あんた、あんた……うへへ」
這い蹲りながら出血に対し何も処置しないで負け犬は恵みの雨である金を舐める。
人間、堕落すればあのような俗物になるとは恐ろしい者だとライターは考える。都市伝説を彩る登場人物としては十分なインパクトなのだが。


「いやぁ……これはこれはカジノでの勝利、おめでとうございます」



出口へ辿り着いたライターへ声を掛けたのはピンクのスーツを纏い、黄金の指輪を始めとする装飾品を纏った男性だった。
一目見ただけで気付く大物感と勝者の風格、周りの客や従業員の反応と都市伝説を照らし合わせると彼の正体は簡単に判明した。
「まさか黄金帝……?」
「ハッハ……私のグラン・テゾーロはお楽しみいただけたかな?
 支配人であるギルト・テゾーロと申します……最高のエンタテイメンツ、どうでしたかな?」
「エンタテイメンツ……ッ! あぁ、最高でしたよMr.テゾーロ」
黄金帝の正体は三十代後半若しくは四十代前半の男性だ。正体としては面白味もない男性だが、都市伝説の記事にとっては打って付けだ。
ライターは勝者へとなり、記事を書くにも最高の材料を手に入れた。黄金帝の素顔と負け犬、表に出回れば一躍世間を騒がせるだろう。


「エンタテイメンツ……良い言葉だ……ッ!
 そこの負け犬は残念だが、勝者となった俺は最高の気分だ!
 ハハハ……ッ! あのような負け犬は一生、金に溺れているのがお似合いだ!
 それも憧れだけに溺れる姿が……ッ!! だが俺は違う……そうだろ、Mr.テゾーロ!
 貴方のおかげで俺の人生は金色の輝きを手に入れた……ハハッ、ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」


カジノに男の笑い声が響く。
最高の気分だ、今日が世界最後の日だろうと後悔は無い。
一生分の「……貴様、誰の許可を得て笑っている」運を使い果たしたのだろう。
此処が引き際だろう。支配人である黄金帝に一つ挨拶をするとその場を後に――することは出来なかった。


ライターの首に掛かっていた黄金のネックレスが突如――意思を持っているかのように動き出す。
突然の出来事に反応することすら出来ない彼は、気付けば己の首を締め付けられていることになっていた。声も出ない。
ネックレスはゲームの世界で例えるとスライムのような形状へと変化し、即座に彼の首を締め付けていたのだ。


酸素の供給が足りなくなる彼の脳裏に一つ、都市伝説のとある噂が思い浮かぶ。
『黄金帝の許可なく彼の前で笑うと、殺される』
思い出した時には全てが遅い。まさか、たったそれだけの事で殺害されるなど、最初から考えるワケもない。
FOAF――所詮は噂の一人歩きだ。黄金帝のカジノへ辿り着いた時点で全てを忘れており、目の前の金に目が眩んでしまった。
正気を保っていれば今頃は外に出れたのだろうが、どちらにせよ聖杯戦争に参加する黄金帝が記事を許す筈は無いだろう。
無論、ライターは聖杯戦争の都市伝説として取材へ来ていないのだがか、そもそも脳内で黄金帝と聖杯は繋がらないのだが。


(やべえええええええええええええええええええ!
 本当に笑っただけで人が死んじゃったよ!なにこれぇ!!大晦日の特番十八禁番かなあ!?)


ライターが死んだ。
その光景に負け犬は金を狂気の表情で舐めながらも、内心で大きく叫ぶ。
(俺のサーヴァントこれ絶対ヤバい奴だ!エンタテイメンツとか言いながら人殺しなんてバトロワにもいねーよ!!)
マスターである負け犬はどれだけカジノで負けようと、殺されることは無い。
少なくとも黄金帝が新しいマスターを見つけるまでは、彼の現界のために殺されることは無い。
早々に切られる可能性もあったが、負け犬は崖っぷちの精神魂だけは強者のそれであり、魔術師としての素質を持っていないが、何故か固有結界を発動するだけの貯蓄を持っていた。
このからくりは後ほど明かされることになるのだが、黄金帝を彩る都市伝説には必要が無いため、割愛とさせていただく。


「さぁみなさん! 私のエンタテイメンツはいかかでしたかな!
 勿論、彼は死んでいません! 一流のスタントマンを雇っていますから……これぞエンタテイメンツ!
 誰がこのカジノで勝者になるのか……私はみなさん全員がその資格を持っていると信じているッ! さぁ――夜はまだまだこれからだ!」


(いやいやいや!死んでる!こいつ死んでるよなあ!?客は盛り上がってるけど俺のテンションはキングボンビーだっつーの!!)


黄金帝の一言により鎮まり帰っていた会場は大いに湧き上がる。
客は口々に「演技か」「だよな」「本当に死んだかと思っていた」「そんなわけないか」などと。
エンタテイメンツだ。これはエンタテイメンツだと脳内が考える事を放棄してしまった。
狂気に飲まれた会場で――黄金帝は一人、不敵な笑みを浮かべる。


「そうだ――いざとなればお前ら全員は俺の糧となる。
 勝者となる素質は持っている……クク、最高のエンタテイメンツを演出してくれよ」


「さ、さすがテゾーロ様……いや、ライダー様でげす……へへっ。
 貴方様こそグランドなんちゃらに相応しいと私は常に思っていましたてゲス……ゲスゲスゲス」


「服を着ろ負け犬が……二度と俺の前にその醜い裸体を晒すな」


「ひぃぃぃぃぃ!着ます、着ますとも! これじゃあ実写化に迷惑ですものね!
  バリアジャケットだろうが強化外骨格だろうが極制服だろうが喜んで着ますともぉ!!」


黄金帝、ギルト・テゾーロ。
ゴルゴルの実を食べた覚醒の能力者が聖杯を求め――最悪最高のエンタテイメンツを。




【マスター】
長谷川泰三@銀魂

【能力・技能】
絶望を知っている男の魂は如何なる時でも希望を秘めている。
※つまり、何も持っていません。

【weapon】
無職。

【ロール】
無職。

【人物背景】
まるでダメなおっさん。

【令呪の形・位置】
猥褻物のような令呪が右肩に。

【聖杯にかける願い】
億万長者→ライダーを発見する→もう早く帰りたい……。

【方針】
ライダーに全てを任せるが、彼を許すつもりはない。
止めるつもりで、殺すつもりでいるが、金の前ではあっしなんて無力でゲスよ。

【参戦時期】
少なくとも天人に啖呵を切る前でないと……。


【把握資料】

原作は漫画。準レギュラーなため、適当な巻を取れば出ていると思います。彼が出ているエピソードを読めば大体掴めると思います。
また、実写化の予定あり。アニメと映画(二つ目)に出ていますので、そちらでの把握もありだと思います。


【クラス】
ライダー

【真名】
ギルト・テゾーロ@ONE PIECE FILM GOLD

【ステータス】
筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運C+ 宝具B+

【属性】
混沌・悪

【クラススキル】
対魔力:B

騎乗:C

【保有スキル】
悪魔の実の能力者:A
カナヅチと引き換えに異形の能力を手に入れた者を表すスキル。
ゴルゴルの実を食べたライダーは触れた黄金を自由に操ることが出来る。
ライダーは覚醒者であるため、宝具の行使に補正が掛かり同ランクの魔力放出(黄金)を担う。

黄金帝:EX
黄金を操るライダーの異名。
同ランクの黄金率と戦闘続行を兼ね備えたスキルである。
後者は元々、奴隷だったが最後まで人生を諦めなかった故に付与された。

武装色の覇気:B
覇気と呼ばれる気を纏うことにより戦闘能力を向上させるスキル。
発動することによりいかなる状況であろうと、本来の力を発揮する。

【宝具】

『神に抗いし黄金帝』(ゴルゴルの実)
ランク:C
触れた黄金を操る悪魔の実の能力。
自分をコーティングしたり、武器にしたりと多種多様な扱いを見せる。
弱点は海水であり、海水を浴びた黄金を操れない。

『この世全ての特別無法地帯』(グラン・テゾーロ)
ランク:B
全長10kmにもなる巨大カジノ船を召喚、或いは固有結界として現界させる力。
従業員及び部下も召喚するため大掛かりな術式となるが、悪魔の実である程度補えるため、見た目に反しある程度の連発は可能。
黄金を自在に操れる能力の関係からかグラン・テゾーロ内でのライダーは実質的な数値よりも実力を発揮することが出来る。

【weapon】
宝具

【人物背景】
かつては天竜人の奴隷だったがフィッシャータイガーの解放戦争を機に脱走し、ドンキホーテファミリーから悪魔の実を奪い取った男。
金に異常なまでの執着心を見せるのはとある恋が原因らしいが、この世でそれを知る人間はもう、いない。
ONE PIECE世界における財産の20%を保有し、それを政府や天竜人に献上することで、絶対的な権力を保有している。
常に黄金の装飾を身に纏っているのは能力を如何なる状況でも発動させるため。

【サーヴァントとしての願い】
全てを殺し、優勝。

【運用法】
基本的に全てを殺す。同盟も視野に入れるが、最後は裏切り自分だけが勝者になる。
表へ出るのも、裏へ潜むか気分次第。

【把握資料】

絶賛公開中の映画のため、書いてしまいましたが大変厳しい状況だと思います。

【その他】
公開中の映画のため、ネタバレは一切ありません。公開情報のみで書きました。
そのため、仮に当選いたしましら、ネタバレ用の状態表をwikiに載せたいと思います。

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最終更新:2016年09月04日 02:15