【マスター】
SCP-155-JP-1@SCP Foundation 日本支部

【マスターとしての願い】
???

【weapon】
「彼女自体は」全くの無力。武器を仮に持っていたとしても、彼女ではまともに扱えないだろう。

【能力・技能】
こちらも同じく、「彼女自体は」極めて無力な存在。
しかし彼女はSCP-155-jp-2と称される海星目の棘皮動物とテレパシーでコンタクトを取ることが可能である。
SCP-155-jp-2は上空350km付近の低軌道上に住むヒトデ型の生物で、SCP-155-JP-1に今からそちらへ向かうという旨の情報を発信後、体積を増やしながら彼女の周辺へ向けて音速に近い速度と、誤差を50m以内に抑える程の正確さで降下する。
着地後1、2時間でこれらは数倍のサイズに成長し、彼女へ秒速50cmほどの速度で接近を試み始める。
降下後には既にテレパシー能力は失われているが、SCP-155-JP-1の居場所は感知出来る模様。一方で、彼女の方は彼らを感知出来ない。

また彼らは彼女と一定期間テレパシーによる連絡が取れない場合や極度の心理的動揺が見られた場合にも大気圏へ突入し、数十匹もの個体数で降下する。
言わずもがな降下してくる彼らは極めて高い物理的破壊力を有しており、容易に建造物を破壊し、人命を奪い去る。
降下後の彼らがSCP-155-JP-1に対して何をしようとしているのかは不明だが、彼女を収容していた財団の調査により、あることが分かっている。

――――降下後、彼女へと向かっていく彼ら。その精巣は、ほとんどの場合肥大化しているのだ。

【人物背景】
小学生の少女。見た目も人格も人間の歳相応だが、腹部の臍があるべき部分にヒトデのそれによく似たもう一つの開口部が存在する。
彼女は自分を目掛けて飛来してくる「彼ら」のことを、自分を星の世界へ連れ帰ろうと迎えに来てくれていると信じ込んでいる。
しかし彼女の両親は彼らの降下で家ごと破壊され、彼女を収容し、守っていた財団の職員にさえも彼らは多大な犠牲を出している。
もしかすると本当に彼女は星の世界の王族で、本当に彼らはただ連れ帰ろうとしているのかもしれない。
ただ一つ確かなのは、迎えに来る彼らに、ロマンチックなものなど何一つない。そう、何一つ。

【把握媒体】

SCP-155-JP-1:ttp://ja.scp-wiki.net/scp-155-jp

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最終更新:2016年09月30日 18:19